国旗を間違えてはいけません

社会・政治

 今朝、新聞を読んでいたら、信じられないお粗末というか、外交的非礼というかを、お隣、韓国がしでかしたという記事を見つけました。

 なんでも韓国の文大統領、英国で行われたサミットの帰りに、オーストリアに寄って、かの地の大統領と会談したそうなのですが、それを広報するため、インスタグラムに写真をアップしたのはよいとして、なんと韓国国旗とオーストリア国旗を掲載すべきところ、間違えてドイツ国旗を並べてしまったとか。

 オーストリア政府は呆れるばかりだとか。

 オーストリアは第二次大戦の少し前にナチス・ドイツに併合されて、終戦までドイツの一員でした。
 オーストリア人の多くが、ナチの親衛隊(SS)に入隊したりして、大いにドイツ国民としての務めを果たしたと言います。

 いつだったか、元SSの隊員がオーストリア大統領に就き、諸外国から批判を受けながら、オーストリア政府はそれら批判になびくことはありませんでした。

 で、韓国。
 韓国は第二次大戦のはるか前にわが国に併合され、半島の人々は日本人ということになりました。
 第二次大戦においても、当然、大日本帝國臣民として働きました。
 無理やり働かされたという半島人もいますが、それならなぜ、戦後何十年も黙っていたのでしょうね。

 不思議です。

 ドイツに併合されたオーストリアと、大日本帝國に併合された朝鮮。
 どちらも敗戦国なのですが、韓国人はどういう理屈か知りませんが、自らを戦勝国の一員と自称しているそうですね。

 もちろん、英米支ソ等の、我が国とガチンコで、血で血を洗う戦闘を繰り広げた本当の戦勝国は、韓国は戦勝国の一員などという馬鹿げた主張を、無視しているだけです。

 大日本帝國に属していた地方が、なぜ戦勝国なのでしょうか。
 解せません。

 オーストリア国旗を掲げるべきところ、ドイツ国旗を掲げるということは、韓国国旗を掲げるべきところ、間違えて日の丸を掲げるようなもの。
 もしオーストリア政府がそのような写真をSNSにアップしたならば、韓国の人々はどういう反応を示すでしょうね。

 これまでの態度から、推して知るべしといったところです。

 そもそも同じ大日本帝國に支配された台湾は、なぜそのことをもってわが国を責めないのでしょうね。
 李元総統などは、京都帝国大学を卒業し、かつて日本人であったことを誇りにし、日本人が失ってしまった日本精神は、台湾でこそ生き残っている、と述べたそうです。

 韓国と台湾、同じ国の統治を受けたとは思えません。

 韓国はわが国のお隣。
 面倒ですが、良好な関係を築くに越したことはありません。

 それには、かつて大日本帝國に併合されたことを、いつまでも恨みがましく言い立てるのを止めるのが前提でしょうね。
 西洋列強に国土を蹂躙された、アジア・アフリカの国々は、今さら旧宗主国を責め立てたりしていません。
 そんなことをしても何の得にもならないし、なんだか馬鹿げているからでしょうね。


 韓国はもはや先進国並みの国家に育ったと言ってよいと思います。
 振る舞いを改めないと、国際社会から、先進国としての待遇は受けられないと思います。

 もったいない話です。

 頑張れ、韓国人。