意識を機械に移植する? 

思想・学問

 私はかつて、「人工とびお」という記事で、私の思考パターンや興味関心、性格等を人工知能に覚えさせ、それに折々の社会情勢や事件を自動的に入力することで、人工とびおが出来上がり、私の死後もこのブログを更新させ続けたい、と書きました。  

    下の記事です。
      ↓
     

人工とびお – ブログ うつと酒と小説な日々 (goo.ne.jp)

 私としては思考の遊びのつもりだったのですが、同じようなことを考える人はいるもので、すでに研究は進み、東大の脳神経科学者によると、20年以内に実用化できるんだそうです。
 昨日の新聞を読んで、本当かいなと思いました。

 びっくり仰天。

 新聞によると、
 脳は一千億個を超える神経細胞が電気信号をやり取りして情報処理を行う一種の電気回路だ。ということは、脳を十分に模した回路を作れば、そこに意識がやどらないはずはない
 と言うのです。

 これにより、人の意識を機械に移植することが可能だ、とも。

 これが本当なら、意識のうえだけでは、一種の不老不死ということになります。
 機械に移植された意識が、本当に自分の意識と言えるかは疑問ですが。
 この技術は、人の死生観や倫理観に大きな衝撃を与えることでしょう。

 しかし私は、この技術に魅かれずにはいられません。
 人工とびおとして半永久的に生き残り、この世の行く末を見届けたいと思います。
 そしてこのブログも、半永久的に更新を続けたいという欲求にかられます。