お彼岸にはちょっと早いですが、墓参りに行きました。
同居人の実家の墓です。
私の実家へは、父の命日しか行きません。
3月5日。
10年ちかく経っても、悲しい日です。
で、重要なイベントには参加しません。
お盆も、お彼岸も、お施餓鬼も、お会式も。
そういうイベントの時は、寺は多くの参拝客でにぎわい、静かに墓参りができないからです。
同居人は信心深いのか、慣習を重んじるのか、よく分かりませんが、イベントごとに墓参りに行きます。
私も付いて行って一緒に手を合わせるのですが、自分の実家に行かず、ここでお参りしていて良いのかな、と疑問に思いますが、都道府県をまたぐ移動はしてはいけないからと、自分に言い聞かせます。
もっとも、コロナ騒ぎが起きる前からそうなのですが。
コロナのせいで、今年の父の命日には墓参に行きませんでした。
不孝な倅です。
今日の墓参り、道が混むと嫌なので、朝8時には出発し、8時20分に霊園に到着しました。
道は混んでいませんでしたが、霊園に着いてみると、結構多くの車が駐車していました。
墓には、一昨年、81歳で亡くなった義父と、30数年前、わずか18歳で難病のため亡くなった同居人の妹の二人が入っています。
生きている頃はあまり感じませんでしたが、亡くなって後、義父は結構インテリだったのだなと気づかされました。
それは義父の蔵書を見て感じたことです。
文系頭の私には理解不能な物理学の本が並んでいたり、そうかと思うと三島由紀夫全集があったり。
婿の私に、終始敬語で話したりして、紳士的な人でした。
義妹のことは聞いた話でしか分かりません。
同居人に出会う前に亡くなっていましたから。
やや神妙な気分になって、帰宅しました。
お昼は中華屋で麻婆豆腐定食を食い、食後、隣接するドトールで熱い珈琲を頂きました。
その後魚屋に寄って平目の刺身と半生に茹でた蛸を買いました。
晩のつまみです。
三連休の最後ですが、不思議なことに落ちていません。
今週の木曜日がお休みだからでしょうか。