昨日は朝の内科と夕方の精神科の間をぬって、千葉県立美術館に足を運びました。
「民藝」展を観るためです。
民藝とは実際に使用する道具に美を見出そうという運動です。
茶碗であったり、着物であったり、家具だったり、普段何気なく使っているもののことです。
世の中では、文学や芸術を指して、無用の用という言い方をします。
実際の役には立たないけど必要なものである、ということかと思います。
一方、民藝では用の美と言います。
実際に使っている物に美を観るということかと思います。




ほとんどは撮影禁止でしたが、上の家具だけは撮影が許されていました。
折角だから上がってみたいと思ったのですが、それは駄目でした。
無用の用とは異なる用の美を追求した優れた展覧会だったと思います。