就職したばかりの頃はバブルの終わりのほうで、目に見えて給料が上がっていきました。
しかしバブルが弾けるや突如として給料の上り幅は小さくなり、ある年など1年間で1月あたり2千円しか上がらないこともありました。
今日は目出度さも中くらいの給料日です。
給料は大手企業の新人と大して違わない水準です。
34年、よく薄給に耐え、転職もせずにやってきました。
国民民主党のみなさんは手取りを増やすとありがたいことを言ってくれちゃってます。
どうやって増やすのか不思議ですが、頑張ってもらいたいものです。
もはや年齢的に転職は不可能でしょう。
むしろ高齢者向きのマンションの管理人とか警備員とか清掃業とかのほうが雇ってくれるかもしれません。
しかしそれだと、給料は半額以下に下がってしまうでしょう。
多少の蓄えがありますから、これに退職金を足せば働かなくても生きていけるかもしれません。
そうは言っても収入が無くなるというのは怖いし、年金など貰えるのかどうかすら怪しいものです。
取り合えず60歳までは頑張って、肉体的・精神的に余裕があるようなら65歳まで働くことになろうかと思います。
65歳まで働くとすると10年弱。
10年は長いですねぇ。
過ぎてしまった10年は短く感じますが、これからの10年はとてつもなく長い時間に感じます。
10年の間にはあちこちガタが来るでしょう。
一番怖いのは目です。
左目が緑内障でよく見えません。
右目は何ともないので日常生活に支障はありませんが、医師から車の運転は通勤路などのごく慣れた道だけにしてくださいと言われています。
これ以上目が悪化したら運転免許証を返納せざるを得ず、電車通勤に変えなければなりません。
ただし私の職場、駅から遠いうえ、バスの本数が少なく、電車通勤はかなりのストレスです。
先のことを考えて心配しても仕方ありませんが、生活にかかわることなので暢気に構えてもいられません。
60歳で辞めて贅沢せずに細々と暮らす以外に無いかもしれません。
サラリーマンの一生なんてつまらないものです。