美術 ジャポニスム
今日は暑いなか高速を飛ばし、世田谷美術館へ出かけました。 せいぜい40キロに満たない都心部と違い、片道65キロ。 少々疲れました。 砧公園の中にある美術館なので、格安で砧公園の大駐車場に停められるのはありがたいですねぇ。 お目当ては、「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム」展です。 日頃、印象派の絵画を好まない私ですが、幕末から明治にかけて、流行と言うより狂乱、とまで、欧米の美術評論家に言わしめた日本美術への欧米人の熱狂振りが、彼ら自身の美術にどう影響を与えたのか、見てやろうと考えたわけです。 想像以上に影響を与えたようでした。 まんま浮世絵を模写したような絵画から、モチーフだけをパクッて油絵にしたのまで。 ただ、日本人の目から見ると、やはりどうしてもどこか滑稽な、架空の日本が描かれていたような気がします。 まぁ、無理もありませんが。 またしても和装で出かけ、私自身が展示物と化してしまいました。 帰りは車をとめて、そのまま近所の魚屋に行き、活ヒラメの刺身と魚屋自家製の中落ちを手に入れました。 ここにも何度も和装で出かけていますが、大将、いつもでっかい声で「粋だねぇ」と叫ぶので、少々辟易...