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ホムンクルス

今朝は7時に起きました。 平日より1時間遅いだけですが、それでも休日の喜びを感じます。 朝飯は納豆と白飯だけ。 それでも腹が膨れて、ソファで二度寝。 外は見事に晴れ渡っていましたが、関東名物からっ風が吹いて、ひどく寒い一日となりました。 昼は蕎麦屋。 熱燗を二合、やりました。 寒い日には熱燗が体に沁みわたります。 帰りにDVDを借りました。 「ホムンクルス」です。 もともとの意味は、錬金術師が生み出す人造人間のことだそうです。 記憶喪失の男に、頭蓋骨に少しだけ穴をあけるという実験を行う研修医にしてマッドサイエンティストの青年。 一歳半くらいまで、頭蓋骨は完全にはふさがれておらず、頭蓋骨がふさがることによって脳が圧迫され、完全な能力を発揮できなくなる、というのが研修医の考え。 で、穴をあけるとどうなるか、というお話。予告編  着想は良いと思いますが、なんだか退屈な映画でした。 Jホラーの名作「呪怨」で有名な清水崇監督の作品ということで、期待していたのですが、作りすぎというか、説得力がないのです。 たくさん映画を観ていると、そんなこともあります。呪怨 (ビデオオリジナル版)三輪明日美 その...
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約束のネバーランド

午睡から目覚めて、肩の凝らない映画でも観ようと、DVDを借りました。 借りたのは、「約束のネバーランド」。 子供向けのダークファンタジーです。 ヨーロッパの古城を思わせる森の奥に建つ孤児院。 孤児院の主はママと呼ばれ、孤児たちから慕われています。 森の奥には柵があり、そこから出ていくことは固く禁じられています。 しかしこの孤児院には秘密が隠されていました。約束のネバーランド浜辺美波 孤児たちは、16歳になるまでに、必ず里親を見つけ、孤児院を卒業していきます。 しかし、卒業というのは名ばかりで、実は人肉として出荷されるのです。 地球は人肉が大好きな鬼と人間が激しい戦いの末、妥協のうえ、戦いは終わります。 人間は人肉の農場を作り、鬼に売りつけるので、一般の人間は襲わない、という妥協。 あまりにもむごい妥協です。 その真実を知った子供たちがママを出し抜いて脱出する、というお話。 古城、森林、白い服を身にまとった孤児たち。 孤児たちはいずれも美少年、美少女です。 寄宿舎のような孤児院。 美的な要素が満載です。 美的ではありますが、映画としては破綻しています。 私が思ったのは、ノーベル賞作家、カ...
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サイレント・トーキョー

良く晴れた勤労感謝の日。 同居人は休日出勤です。 最近、忙しいようです。 同居人に依存している私は、一人の休日を持て余して、昼まで寝ていました。 昼に起きて、何も食う気が起きず、ビールを飲んで良い気持ちになりました。 つまみはなし。 空きっ腹に効きます。 体重は昨日の晩より1キロ落ちてしまいました。 その後、DVDを借りに出かけ、「サイレント・トーキョー」という爆弾テロを描いたサスペンスを借りました。 DVDを借りるのは、じつに久しぶりです。サイレント・トーキョー佐藤浩市 爆弾テロの犯人は、「日本を戦争ができる国にする」と言い放つ時の総理大臣との直接会談を要求。 受け入れなければ渋谷のハチ公口を爆破すると予告します。 そしてそれは不幸にも実現してしまいます。 大規模な爆弾で、多くの人が死傷します。 時あたかもクリスマス・イブ。 悲惨な事件です。 犯人は何者か。 警察は爆弾に精通した警察官や自衛官を疑います。 しかし一向に犯人は浮かび上がってきません。 焦る警察。 焦るがゆえに誤認逮捕を繰り返し、爆弾魔は、次は東京のいずこかに爆弾を仕掛けた、と予告します。 東京のいずこかでは、探しようも...
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きのう何食べた?

よく晴れた土曜日。 昨日、仕事でミスを犯し、その解決に一か月かかるとあって、気分が沈んでいます。 そんな気分を晴らそうと、映画を観に出かけました。 私が大好きなテレビドラマを映画化した、「きのう何食べた?」です。 中年のゲイカップルが主人公の作品。 西島秀俊が弁護士役を、内野聖陽がオネエの美容師役を演じています。 じつに豪華です。 で、弁護士、料理好きで、やたらと調理シーンや食事シーンが出てきます。 しかもこの二人、非常に旨そうに食うのです。 それがタイトルの理由でしょうね。  この映画の良い点は、同性愛を扱った作品によくみられる、激しい濡れ場やキスシーンが全く無いことです。 ゲイカップルの日常が、淡々と綴られます。 美的な同性愛映画を期待すると、肩透かしをくらいます。 この映画、これといった事件は起きません。  だからこそ、この映画は静謐で、ややコミカルな面を持っています。 中年のゲイカップルは互いを思いやり、静かで、深い愛情を感じさせます。 冒頭の京都旅行のシーンから、ラストのお花見で桜吹雪が舞う中ビール片手にお弁当を食べるシーンにいたるまで、すべてが愛おしく感じられます。 それに...
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台風

関東地方に台風が接近中。 明日の朝は直撃だとか。 悪いことに、明日、休日出勤を命じられています。 運が悪い。 車通勤なので、電車よりは楽ですが、それでも台風の中、車を走らせるのは不安です。 途中、水が出る道もあるし。 不謹慎なようですが、子供の頃、私は台風が来るとワクワクしていました。 報道が騒がしくなり、徐々に暴風雨が近づくと、何やらこの世の終わりが近づいたような、スペクタクルのような感じがして。 高校生の頃でしたか、台風クラブという映画が上映されました。 台風が直撃した町の中学を舞台に、様々な、あまり道徳的とは言えないエピソードが語られ、台風とともに乱痴気騒ぎをする作品です。 中学生たちの鬱屈した思いや、少年少女の妄念とでもいうべき姿が描かれた、青春映画です。台風クラブ (HDリマスター版) 三上祐一オデッサ・エンタテインメント それを観た高校生の私は、深い感銘を受けました。 台風に浮かれるというのは、子供にはよくある感情なのかもしれません。  明日の出勤がなければ、もしかしたら、中年オヤジになり果てた今の私も、浮かれた気分になったかもしれません。
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