映画 真 累が淵
真 累が淵 夏生ゆうなアートポート 紛らわしいタイトルですねぇ。 「真 累が淵」。 明治の大落語家、三遊亭円朝師匠が大成させた古典落語、「真景累が淵」の現代版かと思って借りてしまいましたよ。 「真景累が淵」と多少だぶるのは沼が重要な舞台背景になっていることくらいでしょうか。 自殺で妻を亡くした男に嫁いだ女。 幼稚園児の前妻の娘がなつかなくて、少々神経症気味です。 どうも娘には死んだ母親の幽霊だか幻影だかが見えているらしく、女をいらつかせます。 そんな中、女は妊娠。 喜びとともに、義理の娘への憎しみに捕らわれ、夫が徹夜仕事で家を空けている夜中、発作的に義理の娘を風呂場で殺してしまいます。 遺体を遠く離れた場所に捨てる女。 しかし警察が遺体を発見した場所は、家から歩いていける距離にある公園の沼だったのです。 しかもその沼は自殺した前妻が入水自殺を遂げた場所。 上がるはずのない沼から遺体が上がった事実に狂乱状態になる女。 そこから先はくどくどしいうらみつらみの描写。 いかにも絵が安っぽく、しかもタイトルで怪談好きを惹きつけるあざとさはいただけません。 亡き円朝師匠に失礼ですよ。真景累ケ淵 (...