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サバイバル・イン・ザ・ルーム

昨夜は「サバイバル・イン・ザ・ルーム」を鑑賞しました。 味も素っ気もないタイトルからは想像できない、濃い内容のショッキング・ホラーでした。 ある女が、車の事故で田舎道で立ち往生してしまいます。 通りかかったトラックに助けられますが、その運転手がとんでもないやつだったのです。 納屋に閉じ込められ、あと30日の命と告げられます。 納屋には女の死体がごろごろしています。 食事に呼ばれていくと、そこには口を縫い付けられ、ジュースを飲む女の姿が。 あんなことをされてはたまらないと、30日目、ついに女は決死の抵抗を試みるのです。 出色なのは、殺人鬼はトラック運転手だけではなかったこと。 監禁された女もまた、邪悪な殺人鬼だったのです。 持ち前の邪悪さで、女はトラック運転手に復讐し、ついでに口を縫い付けられた女にも非道を働きます。 この手の映画で、被害者も邪悪な存在だった、というのは少ないと思います。 観て損はない作品です。         ⇒ 「サバイバル・イン・ザ・ルーム」のホームページです。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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ワルキューレ

昨夜は戦争映画を観ました。 トム・クルーズ主演の「ワルキューレ」です。 北アフリカ戦線で片手と片目を失ったシュタウフェンベルク大佐はベルリンの予備軍司令部に配属されます。 そこは反ヒトラーの将校や将軍の巣窟で、シュタウフェンベルク大佐も祖国ドイツを救うため、ヒトラー暗殺計画に加わります。 大佐は総統の隠れ家、狼の巣で開かれる作戦会議に総統とヒムラーSS長官が出席すると聞き、自ら会議出席者として爆弾を持ち込み、ヒトラーとヒムラーの爆殺を試みます。 同時に、ベルリンの予備軍司令部では、反乱が起きたときにこれを鎮圧するためのワルキューレ作戦を発動、事件をSS(親衛隊)の不満分子による仕業とし、SS、ゲシュタポ、SA(突撃隊)などの幹部を一斉に逮捕し、通信手段を遮断して各官庁や放送局を占拠し、一気に新政権を樹立し、連合国との和平交渉に入る予定でした。 しかし予備軍の司令官がヒトラーが確実に死んでいるとの確認がとれないことを理由にワルキューレ作戦の発動をためらいます。 結局大佐がベルリンに戻り、確かに爆発した、という証言を得て、やっとワルキューレ作戦を発動します。 狼の巣ではヒトラーはかすり傷で...
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ナイン・ライブス

雨の午後、心霊ホラーを楽しみました。 「ナイン・ライブス」です。 スコットランドの人里離れた山奥に建つ豪邸。 ここで9人の男女が、豪邸の主である青年の誕生日パーティーに集まります。 雪が降り出し、車を動かすこともままならず、電話も通じなくなってしまいます。 書斎でウィスキーを飲んでいた男が、古い書物を見つけます。 そこには、スコットランド人を征服するために悪逆非道を繰り返したイングランド人の様子が描かれ、最期に、「私は帰ってくる」とあります。 そしてスコットランド人の霊が男に憑依し、仲間を襲い始めます。 憑依されれば殺人鬼になり、その殺人鬼を殺せば殺した者に乗り移り、殺戮を始めます。 死にたくなければ殺人鬼を殺さなければばらず、しかし殺せば自分が殺人鬼になってしまう。 この絶望的なルールのなか、深夜の殺人パーティーは続くのです。 孤立した豪邸、豪雪、閉じ込められた男女9人。 サスペンスであれば最高の舞台装置なのですが、心霊ホラーであるためか、なんとなく緊張感がなく、ゲームでも観ているような感覚に襲われます。 残念な作品と言わざるを得ません。ナイン・ライブス アメリア・ワーナーARC ↓...
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ROOM-H6

スペインのショッキング・ホラー「ROOM-H6」を鑑賞しました。 ヨーロッパ映画らしい、暗くて雰囲気のある映画でした。 恋人を殺害した罪で14年の刑をくらい、無事出所したアントニオ。 叔母の遺産である廃業したホテルで生活を始めます。 看護婦で夜勤がちの妻を娶り、順風満帆に見えます。 しかし彼には、抑えられないサディスティックな欲望があったのです。 妻が夜勤なのをいいことに、次々と売春婦をホテルに招きいれては監禁し、犯し、最期は生きたままチェーンソーでばらばらにして、脳みそや肉を調理しては妻に食べさせます。 人肉とは知らない妻は、喜んで食すのです。 しかしその妻も、妻子持ちの医師と結婚前から不倫関係を続けています。 アントニオは監禁・レイプ・殺害を救いであると考え、罪深い者として売春婦を選んでいるようです。 それが証拠にかばんから聖母マリア像の絵が何枚も出てきた売春婦が深い信仰を持っていると知り、金を与えて返してしまいます。 魅力的な題材だとは思うのですが、ホラーとしての魅力も、悪の哲学を語る文芸映画としての魅力も中途半端で、もったいないように思います。 題材の良さだけで、私は観ちゃいま...
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46億年の恋

男同士の異色ラブロマンス、「46億年の恋」を鑑賞しました。 偶然同じ日に同じ刑務所に入ることになった二人の殺人犯。 安藤正信が凶暴な青年を、松田龍平がとらえどころのない妖しい色気をたたえた青年を演じて、不気味な存在感を示しています。 ラブロマンスとはいっても直接的な描写は全くなく、抑えた演出で静かに物語は進みます。 舞台装置がまた奇抜です。 黄色い囚人服、ナチ親衛隊のようなスタイリッシュな看守の制服、なぜか荒野でしかない外には打ち上げを待つロケットと、隣にはマヤ文明に見られるようなピラミッド。 そこで、美青年ばかりの囚人たちと、青白い顔をした刑務所長、黒ずくめの看守が、非日常的な日常を送ります。 ストーリーはといえば、刑務所内で安藤正信演じる凶暴な囚人が殺され、松田龍平演じる囚人が自首したことが、謎として与えられますが、それはこの映画の重要なポイントではありません。 二人の美青年の間に流れる妖しい空気、エロティックともプラトニックともいえるその空気こそが、この映画の醍醐味でしょう。 事件は解決し、物語はきちんと起承転結を持っています。 しかしそこに、この映画の破綻が隠されています。 美...
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