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となり町戦争

「となり町戦争」を観ました。 サスペンスのコーナーにありましたが、コメディですね。それもあまり出来の良くない。  田舎の隣接する町が戦争を始め、それにまつわる悲喜劇を描こうとして、それが陳腐になってしまった、というところでしょうか。 筒井康隆の小説、「東海道戦争」と設定がやや似ていますが、「東海道戦争」は関西と関東の戦争を描いてスラプスティック・コメディに徹しているのに対して、「となり町戦争」は安い反戦思想みたいなものが見えて楽しめませんでした。 ただ、主人公の上司(砂漠の国で戦争経験あり)が、「戦争って、ハリウッドのスターがやるんじゃなくて、そこらのおっさんや若造が女子供を巻き込んでやるんだよね。殺し合いじゃなくて、ひょいっと死んじゃうの」と言っていたのが印象的でした。となり町戦争 江口洋介.原田知世.瑛太.菅田俊.飯田孝男.余貴美子.岩松了.小林麻子角川エンタテインメント東海道戦争 (中公文庫)筒井 康隆中央公論社
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チェアーズ

昨夜はDVDで「チェアーズ」を観ました。 最近流行りのシチュエーション・スリラーです。 オーディションと称して集められた6名の男女が密室に閉じ込められ、そこにいたひどく不潔な男が言うままに、10分おきに流れる童謡を合図に椅子取りゲームを始めます。 そして、椅子に座れなかった者は椅子を一つ持って密室から出ていくのです。 外で何がおきているのか 雰囲気はダークな感じで良いのですが、あまりにも想像どおりの展開に、突っ込みたくなりました。 わりと気楽なシチュエーション・スリラーです。チェアーズ リン・グエラタキ・コーポレーション↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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アンチボディ

連日の猛暑、今日は部屋を寒いくらいに冷房を効かせ、サスペンス・スリラーを楽しみました。 「アンチボディ」です。 連続殺人鬼の逮捕から物語は始まります。 被害者の下着に付着した精液が、犯人のものの他、もう一人発見されたのです。 ドイツののどかな村を舞台に疑心暗鬼のサスペンス劇が始まります。 善人そのものの警官とその家族、警官の義理の父、連邦警察、村人たち、いったい誰が共犯者なのか? 犯人は語ろうとしません。 「ダーク・ナイト」のジョーカーのように、彼の目的は悪の存在をこの世に知らしめることなのです。 キリスト教徒の善悪の意識というのは狂信的でさえあります。 この世に絶対悪も絶対善も存在しないのに。 この世にあるのは、善でも悪でもない、自然の法だけなのに。 それでもこの映画は、重層的で魅力的でした。ANTIBODIES-アンチボディ- (死への駆け引き) ヴォータン・ヴィルケ・メーリング,アンドレ・ヘンニック,ハインツ・ホーニヒ,クリスチャン・フォン・アスター,ノーマン・リーダス株式会社アネックダークナイト 特別版 クリスチャン・ベイル,マイケル・ケイン,ヒース・レジャー,ゲーリー・オール...
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ヘル・ドライブ

DVDで「ヘル・ドライブ」を観ました。 とらえどころのないホラーでした。 深夜帰宅途中に、若い女が運転する四駆が、何者かを避けようとして、歩道に乗り上げます。帰宅してバンパーを見ると、血まみれの男が乗り上げていました。男は女を襲い、女は近くにあったゴルフクラブで男を撲り、森に埋めてしまいます。しかし男は死んでおらず、女に復讐を開始する、というストーリーです。 怖くないし、カメラワークも恐怖シーンも平凡だし、駄作と言っていいでしょうね。  一つ気になったことは、男が躁鬱病だということです。 躁鬱病なのに薬を飲むことを怠ったことが、凶暴な事件を起こしたきっかけ、というふうにほのめかされています。 私は、躁鬱病を患って障害者自立支援法の適用を受け、病状は「重度かつ継続」と認定されています。 躁状態のときに攻撃的になったことはありますが、せいぜい八つ当たり程度です。残虐な事件を起こした躁鬱病患者というのは聞いたことがありません。 なんだか差別的。 躁鬱病に限らず、精神疾患の患者が重大事件を起こす比率は、むしろ健常者より低いくらいです。 キチガイに刃物、と言いますが、精神病患者に刃物を持たせたら...
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クライモリ デッドリターン 

クライモリ デラックス版 エリザ・デュシュク,エマニュエル・シューキー,リンディ・ブース,デズモンド・ハリントン,ジェレミー・シストジェネオン エンタテインメントクライモリ デッド・エンド エリカ・リーセン20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンクライモリ デッド・リターン トム・フレデリック,ジャネット・モンゴメリー,テイマー・ハッサン20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 「クライモリ」の第三作「デッドリターン」を観ました。 正直、退屈でした。 前二作が秀逸だっただけに、残念です。 こうやってホラーはお笑いになっていくのですね。
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