
チャイルドコール 呼声
昨夜はノルウェーのサイコ・サスペンスを鑑賞しました。 「チャイルドコール 呼声」です。 夫の暴力から逃れ、オスロ郊外のアパートに8歳の息子とともに逃れてきたアンナ。 行政の支援を受け、夫が知らない場所に逃れたのですが、いつ夫が現れるかもしれないという恐怖におびえ続けます。 いざという時のため、音声監視のためのチャイルドコールを購入し、息子の部屋に置きます。 これがあれば、息子の部屋の音が離れた部屋にいても聞き取れるのです。 ある夜、チャイルドコールから激しい泣き声が。 慌てて息子の部屋に飛び込みますが、息子はすやすや眠っています。 チャイルドコールを購入した電器屋に抗議すると、混線により、別のチャイルドコールの音声を拾ったのだろうということで、周波数を変換。 これがきっかけで、電気店の店員の中年男と親しくなります。 暗い過去を持つ中年男との淡い恋が、物語にアクセントを与えつつ、アンナの精神に悪影響をも及ぼすという残酷さに好感が持てます。 しかしそれでも謎の悲鳴がたびたびチャイルドコールから聞こえ、少しずつ、アンナは正気を失っていきます。 名作「シャッター・アイランド」を彷彿とさせる、現...