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赤ずきん

昨年の6月にダーク・ファンタジー「赤ずきん」がロードショー公開されました。 私は不覚にもこれを見逃してしまい、昨夜DVDでやっと鑑賞できました。 グリム童話で有名な、あの「赤ずきん」を大胆にアレンジした作品です。 中世ドイツの森。 そのはずれに在る自然豊かな村を舞台にしながら、自然美としての自然ではなく、作り物めいてやけに小奇麗な人工美としての自然が重要な背景になっています。 そしてこの映画の主人公は幼い女の子ではなく、立派に成熟して意に沿わない結婚を前にした美しい女性なのです。 お金持ちの婚約者と、幼馴染で恋仲にある木こりの青年。 二人のタイプの異なる美青年の間を揺れ動きながら、村はずれに住むおばあちゃんや、かつて同じように意に沿わない結婚をした母親、飲んだくれの父親、頼りない村の神父、神父が招いた狼退治を専門とする騎士団を率いる高僧、そして何より巨大で真っ黒で異常に敏捷な狼が、この物語の幻想的な美しさを暗く盛り上げます。予告編、いかがでしたでしょうか?  この映画のように美しく、残酷で、人工美の極北のようなダーク・ラヴ・ファンタジーを他に知りません。 真冬の一夜、私は美しい物語に酔...
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レイク・マンゴー

昨夜は珍しくオーストラリアのホラーにしてフェイク・ドキュメンタリー、「レイク・マンゴー」を鑑賞しました。 ある湖に出かけて行方不明になった女子高生。 数日後、溺死体となって発見されます。 その後、家族を数々の不可思議な現象が襲います。  さらに、家族が知らなかった女子高生の素顔。  アルバイトでベビーシッターをしていた先の夫婦と乱交を繰り広げていたり、大切にしていた携帯や時計を土中に埋めたり。 それらの事実を知り、深く傷つく両親。 不可思議な現象は娘の霊が何かを訴えているのではないかと疑い、霊能者のカウンセリングを受けたり交霊会を開いたり。 でも結局、何も分かりません。 関係者への取材を中心としたドキュメンタリータッチで描かれており、なんとももやもやします。 もっともそれが本当っぽく見えて良いんでしょうけど。 なんとなくフェイク・ドキュメンタリーの限界を見せつけられたような気がします。レイク・マンゴー ~アリス・パーマーの最期の3日間~ タリア・ザッカー,タマラ・ドネランアース・スターエンターテイメントにほんブログ村↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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トライアングル

2012年のホラー初めは、小品ながらなかなかの佳作にあたりました。 「トライアングル」です。 転覆したヨットに偶然通りかかった豪華客船。 ヨットに乗っていた6人の男女は狂喜しますが、乗船してみると、何かが変です。 乗組員も客も見当たらないのです。 しかし何やら人の気配が。 そしてその人は、なぜか6人を襲うのです。 いわゆるタイムループ物ですが、悪夢のように同じ時を繰り返す無間地獄の原因が、子を想う母親のエゴゆえであるという点が哀れを誘います。 重層的な謎に満ちた物語ですので、ちょっと説明しただけでネタばれになってしまうので、これ以上は紹介できません。 何の先入観も持たずにご覧になっていただきたい佳品です。トライアングル メリッサ・ジョージ,マイケル・ドーマン,レイチェル・カーパニアミューズソフトエンタテインメントにほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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メリーさんの電話

メリーさんの電話 三原光尋ポニーキャニオン 昨夜は学園ホラー、「メリーさんの電話」を鑑賞しました。 ある女子高の空手部が、夏休みを利用して山の中の合宿所で強化合宿を行います。 そこで次々に奇怪な出来事が起きる、というありがちなストーリーです。 グラビアアイドルの紗綾が良い味をだしています。 この人、「ムラサキカガミ」と言い、今作と言い、学園ホラーになくてはならない存在になりつつあります。 目の玉をひん剥いて恐怖する表情の演技が見事です。 ホラーとしての完成度は今ひとつですが、安っぽいなかに、日本人好みの恨みつらみによる心霊現象が、妙に怖かったりします。  アマゾンでの評価は低いですが、私は観て損はない優れた小品だと思います。ムラサキカガミ 紗綾,長澤奈央,上杉奈央,森下まいポニーキャニオン にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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ビレッジ 生贄の森

昨夜はちっとも森が舞台にならない、明るいダーク・ファンタジー「ビレッジ 生贄の森」を鑑賞しました。 米国在住の女子高生。 ある時ルーマニア出身の父から、会ったことのない祖母が死んだので、葬儀参列のためルーマニアに行こうと誘われます。 好奇心に駆られルーマニアへと旅立つ父娘、それに父親の恋人。 しかしその村は、キリスト教が成立するはるか以前、太古の昔から悪鬼を崇拝し、悪の親分の入れ物としての女性を女神とし、女神が亡くなるたびに若い女性を選び、悪の核のようなものを体内に取り込んで女神として継承していく、という伝統を守り続けていたのです。 古代、悪鬼を崇拝する者と、それを退治しようとするトルイドが闘い、トルイドが勝利をおさめます。 その後も悪鬼崇拝者とトルイドの戦いは連綿と続きますが、現在、トルイドはわずか一組の親子だけになってしまいました。 悪鬼崇拝者VSトルイドの戦いやいかに・・・。 なんだかどこかで聞いたことのあるような、安っぽい話です。 演出も今一つで、不気味な感じがありません。 なんだか時間を損したような気分です。ビレッヂ 生贄の森 クリスティン・レントン,ジェームズ・デベロ,ウィ...
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