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永遠のこどもたち

迷宮に迷い込んだかのように観る者を幻惑するスペインのホラー・サスペンス「永遠のこどもたち」を鑑賞しました。 生後すぐの赤ん坊を養子に迎えた夫婦。 男の子と夫婦は仲良く日々を暮らしますが、男の子が八歳のとき、すでに廃園となっている妻が育った小さな孤児院を買い取り、再開することにします。 再開準備を進めるなか、息子は広大な海辺の孤児院で、見えない友達とゲームに耽っていることに気づきます。 両親は幼い子どものことなので、空想上の友達と遊んでいるのだと、気にも留めません。 しかし、五人もの空想の友達を作り、彼らとの遊びに惑溺する息子を見て、薄気味悪さを感じ、そんな友達はいないのだと諭しますが、息子は頑として聞き入れません。 そんなある日、息子が行方不明になります。 半狂乱になる母親。 最初は警察を、やがて霊媒師を頼るようになります。 母親は空想の友達が実在する死霊で、彼らが息子をさらったのだと固く信じるようになります。 夫は妻のそんな姿に愛想を尽かし、出て行ってしまいます。 昔の孤児院さながらに、古いインテリア、古い服を持ち出して、五人を呼び出し、息子の行方を知ろうとする母親。 しかしひょんな...
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デビル・クエスト

昨夜はダーク・ファンタジー「デビル・クエスト」を鑑賞しました。 暗黒の中世ヨーロッパ。 十字軍の騎士として戦い続けた二人の騎士が、十字軍に正義はないと確信し、脱走します。 たどり着いたのは、黒死病が蔓延する町。 やはり黒死病に冒された司祭から、黒死病の元凶とされ、魔女の疑いをかけられた少女を遠く離れた修道院に護送し、裁判を受けさせて欲しいとの依頼を受けます。 脱走の罪を免罪してもらうことを条件に、二人の騎士は道案内の元詐欺師と教会の少年僧とで鋼鉄の檻に入れた少女を馬で引き、旅に出ます。 海岸を歩き、樹海のような深い森を抜け、ぼろぼろのつり橋を渡って、彼らは修道院にたどり着きます。 しかし修道院も黒死病の猛威に襲われ、骸の山と化していたのです。 少女は本当に魔女なのか? 不潔で薄暗い修道院で、騎士たちは少女と対決するのです。 アクションの要素が強く、一気に観られる娯楽作に仕上がっています。 それにしてもヨーロッパの時代劇というのは、我慢ならないほど不潔な感じが漂っていますね。 ペストが何度も流行したのは、衛生観念が希薄だったせいではないでしょうか。 わが国でペストが流行したとは聞きません...
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笑えるホラー

昨夜観たホラーはB級どころではないひどい出来で、笑えました。 「パラノイド2004」です。 よくある学園を舞台にした連続殺人ものですが、この殺人鬼が、奇妙なモノローグを連発するのです。 善と悪について。 また、ゴキブリと人間について。 思わせぶりですが、あんまりにも紋切り型で、これが笑えるポイントの一つ。 そして意外な人物が犯人だった、でも本当の殺人鬼は別にいた、というのも、意外でもなんでもなく、よくあるパターンです。 そのラストが笑えるポイントの二つ。 そして何より、よくもここまで大根でしかも老けた役者たちをティーンエイジャーに設定したものだ、というのが笑えるポイントの三つです。 どう見ても30歳はいってそうですよ。 素晴らしい作品に当たるには、あまたの駄作を観続けなくてはなりません。 昨夜のは、コアなホラーファンにとって、避けては通れない難行でした。にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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ロスト・アイズ

今日はスペイン映画「ロスト・アイズ」を鑑賞しました。 本国では大ヒットを飛ばしたとかで、大型のサスペンス映画です。  進行性の眼の病気を患うサラとフリアの姉妹。 姉のサラは完全に光を失った数日後、首を吊って自殺してしまいます。 警察は不審な点はないとして、捜査を打ち切りますが、妹のフリアは納得せず、死ぬ直前の姉の足取りを追います。 そしてサラには恋人がいたらしいことを突き止めますが、誰一人として、恋人の外見や、どんな男だったかを証言できない、透明人間のように印象が希薄な人物なのです。 やがてフリアにも、全盲の危機が訪れます。 失明まで一ヶ月を切ったとき、最愛の夫を自殺で失います。 夫は密かに姉のサラと不倫の関係を持っており、サラの後を追ったのだ、との筋書きを警察は見立てます。 それにも納得できないフリア。 フリアは角膜移植手術を受け、2週間、眼を包帯で覆ったまま生活をしなければなりません。 病院は親切な男性看護士を毎日フリアの家に派遣します。 その人情味あふれる看護に接し、しだいに看護士に心惹かれていくフリアでしたが・・・。 サラの恋人役は全く目立たず特徴がなく、盲人の介護をしていると...
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聖ニコラスーナイトメア・オブ・サンタクロースー

昨夜はこの時期にふさわしく、「ナイトメア・オブ・サンタクロース」を鑑賞しました。 主に欧州の大陸国で今も崇敬される聖ニコラス。 数々の奇蹟を行い、貧しい人や苦しむ人を助けたカソリックのヒーローです。  一説にはサンタ・クロースの起源とする説もあり、12月5日の誕生日は降誕祭として今も広く祝われています。   聖ニコラスの扮装をして船でお祭会場に向かうところです。 ところがこの映画では、聖ニコラスは帆船に乗って賊を率い、上陸しては村々を襲い、殺人、暴行、略奪を繰り返す大悪人として描かれています。 中世の12月5日、彼は襲った村の生き残りの村人たちに奇襲され、帆船に火を放たれ、船上で焼死してしまいます。 それ以来、彼が亡くなったオランダの首都アムステルダムに、32年に一度の満月の12月5日、聖ニコラスが帆船でやってきて、白馬に乗って賊どもとともに殺戮のかぎりを尽くすのです。 32年前家族を全員殺された少年は警官となって復讐を誓い、教会などに眠る古文書を研究して聖ニコラスの真の姿を知り、その日に備えます。 しかし同僚からは全く相手にされません。 時の政府は32年に一度訪れる悲劇の真実を知りな...
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