真実の瞬間
台風が去って、もはや晩夏の趣になってきました。 オリンピックももう終盤。 何事も過ぎ去っていくんですねぇ。 わが国では、何事も移ろっていくという、無常観が人々の頭を支配しているようです。 それは意識するとしないとに関わらず。 変わらないものなどない、と。 平家物語の冒頭の、諸行無常の響きあり、ではないですが。 私は30代前半くらいまで、何も変わらない、とぼんやり考えていました。 わが国の平和は永久に維持され、私は健康を損なうことなく一生を終える、と。 でもそんなことは大間違いでした。 精神の均衡は破られ、緑内障で視野が狭くなり、突発性難聴で右耳の聴力は落ちました。 疲れやすくなり、気力は衰えました。 今では、総てが変わっていく、ということを実感します。 特に40代半ばからは、衰えを実感するようになりました。 なるほど、世にアスリートと呼ばれる人々のほとんどが、30代で選手生命を終えるのは道理ですね。 衰えは隠しようがないこの世の真実。 いや、衰えだけが、この世の真実と言っても過言ではありますまい。 それでも、寿命が尽きるまでは、生きなければなりません。 これから加速度をつけて訪れるで...