その他 七草粥あるいは父の誕生日
今日は七草粥を食うべき日ですね。 でも実家を出て以来、一度も七草粥を食したことがありません。 晩飯にお粥なんて嫌ですから。 そう言えば今日は亡き父の誕生日。 「俺の誕生日はいつもお粥だ」、と文句を言いつつ、なぜか嬉しそうに粥を食していましたっけ。 生きていれば73歳。 世間的にはやや早い死であったと言わざるを得ません。 しかし父は格好付け。 老醜をさらしたくないという最後のダンディズムが、父をして死に急がせたものと想像します。 最後まで、格好付けていましたから。 もうあと二カ月足らずで3回忌を迎えるのですねぇ。 私にはとてつもなく長い1年10カ月でした。 その間仕事は担当替えになり、ほとんど異動したみたいに仕事内容が変ったり、食欲が落ちてみるみるうちに体重が落ちたり。 内科医には高脂血症や糖尿、高血圧がきれいに治まって褒められました。 精神科医も、父を亡くすという精神上の危機を乗り越え、無事に日々の仕事をこなし続けていることを褒められました。 先日、新年会で実家を訪れた際、最近まで濃密に漂っていた亡父の気配は大分薄まっていました。 人はこうして、死者を忘れて行くのですねぇ。 生きてい...