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椅子

9月4日に近所の家具屋で購入したダイニングチェア2脚、やっと今日納品されました。 前の椅子、28年も座り続けて、ガタガタし始めたので、新たに購入したしだいです。 少々値が張ったので、座り心地も悪くありません。 私は正座も胡坐も苦手です。 着物を着て喜んだり、古典文学に親しんだり、日本文化を愛する者としては誠に格好悪いですが、苦手なものは仕方ありません。 奈良時代を舞台にしたドラマなどを見ると、結構椅子に座っています。 椅子をやめたのは平安時代の国風文化の頃からでしょうか。 椅子の方が楽なのに、なんででしょうね。 相撲観戦に何度か出かけて、桝席どころか砂被りにも座ったことがありますが、狭い所に長時間胡坐で座っているのは苦痛でした。 相撲も全て椅子席にすれば良いのにと、心から思いました。 足に悪い座り方だと思います。 最近は飲食店なんかも掘りごたつ形式になっていて楽になりました。 お寺なんかでも椅子が増え、正座なんて、茶道くらいでしょうか。 茶道も全て椅子席ならやってみたいのですが、なかなかそうもいきません。 私が子供の頃は、時折電車のベンチシートに正座しているおばあちゃんを見かけることが...
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悲哀

朝晩めっきり涼しくなりました。 もう夏も終わり、気持ちの良い秋がきて、その先には恐怖の冬が待っています。 毎日車通勤で、筋肉が落ちたのか、ここ数年冬の寒さが恐怖に感じるほど寒がりになってしまいました。 今朝は恒例の朝湯。 飯を軽めに摂って、内科にコレステロールを下げる薬をもらいに行きました。 家族性の高コレステロールで、食事療法も運動療法も気休め程度にならず、毎日薬を飲むより他仕方がないと医者に言われたのが30歳の時。 それ以来、20年以上薬を飲み続けています。 誰でも持病というのはあるものです。 その後床屋で散髪。 約80分ほどかかり、他の床屋より長いですが、大層繁盛している店で、予約をとらなければならないほどです。 昼はとろろ蕎麦を食い、昼寝してしまいました。 平日と休日の差が大きすぎて、恨めしく思うことがあります。 サラリーマンの悲哀というやつでしょうか。
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風呂掃除

今日は清掃業者に風呂掃除を頼みました。 マンション購入から約20年。 こまめに掃除はしてきたつもりですが、素人では取れない汚れがついてしまい、プロに頼んだ次第です。 9時に清掃を始めて、16時までかかりました。 こんなに長時間かかるとは思いませんでした。 おかげで新品のように奇麗になりました。 それは良いのですが、清掃も終わり、道具を片づける段になって、浴室のLED電球が切れてしまいました。 電球を外し、同じ型番の電球をアマゾンで探したのですが、みつかりません。 20年前の物だから販売が終わったのだろうと思い、パナソニックに電話して、後継の電球を聞き、早速アマゾンで購入。 しかしパナソニックのコールセンターにつながるまでじつに20分もかかってしまいました。 風呂場が奇麗になった途端、電球が切れるなんて、まるでコントですね。 今日は家から一歩も外に出ず、かえって疲れてしまいました。 LED電球は非常に長持ちすると聞いていたのですが、さすがに20年は長すぎたようです。 何にでも寿命はあるものです。 マンションも建ててから20年も経つと、色々手入れが必要であることを痛感します。 これからはこ...
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今日は金曜日。 一週間で一番嬉しい夜が待っています。 しかも12日(月)は電気設備の点検のため、一斉休暇となります。 3連休です。 嬉しいかぎりです。  私の先輩は、土日祝日、それに有給休暇取得時の嬉しさを感じるために働いているのだ、と喝破しました。 その先輩も今は楽隠居の身。 ただし毎日が日曜日になってみると、お休みの日の嬉しさが感じられなくなって、休むことの有難みが無くなる、と嘆いていました。 では再び働きたいですか、と問うたところ、それだけは絶対に嫌だ、と言っていました。 なんだか矛盾しているような気もしますが、人間理屈でなんか動きません。 先輩の心の叫びとでも言うべき話です。 この先輩、じつは大層な苦労人です。 子供の頃に事故で片足を失うという悲劇に見舞われました。 職場ではちょっとした油断をして、停職6か月の処分をくらい、退職しました。 多分50歳くらいだったと思います。 しばらくはアルバイト生活を続け、再就職しますが、長続きしませんでした。 家庭では30年も連れ添った奥様が離婚届を置いて出奔。 50代後半になって婚活を始め、無事、再婚しました。 この先輩、生来明るい性格なの...
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茶色

最近、世界が茶色っぽく見えてきました。 比喩ではありません。 茶色いサングラスをかけているわけでもありません。 なんだか、茶色いのです。 定期的に眼医者に通っていますから、特段心配することでもないのでしょうが、薄気味わるく感じます。 これも老化なのでしょうか。 茶色い世界、なかなか慣れません。 パソコンの画面が茶色い、電車が茶色い。 車を運転している時の明るいはずの晴れた街が茶色い。 戸惑っています。 こうして、失明への道を突き進むのでしょうか。 怖ろしい。 茶色い世界が怖ろしい。 しかし私は、それでも生きていかなければなりません。 茶色だろうと灰色だろうと。 生きていかなければなりません。 最近の自身の衰えは、嗤いたくなるほどです。 出来たことが出来なくなり、ついにはそれが当たり前になるであろう老い。 50代でそんなことが己に起こるなんて想像もしていませんでした。 それでも、生きなければならないとは、しんどいことです。
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