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熾火

今日も同居人は施設の義母を見舞うため、出かけています。 私は一人ソファでウトウトしたりして、のんびりと過ごしています。 寂しいと言えば寂しいし、勝手気ままに出来て気楽だと言えば気楽です。 思えば私は、20代も半ばを過ぎるまで、結婚願望など無く、一生独身で過ごすのだろうと思っていました。 そのほうが色々な女性と遊べるし、楽しいだろうと思っていたのです。  それが何の因果か同居人と出会い、お付き合いをし、ついに結婚する羽目に陥りました。 私の我儘で傲慢な性格ゆえ、早晩離婚すると思っていましたが、気付いたら結婚して24年が過ぎようとしています。 来年は銀婚式。 よくも続いたものだと思います。 幸か不幸か子宝に恵まれず、だからこそ私たちは二人で生き、世界に二人で取り残されたような気分が今も続いています。 恋は打上げ花火ではなく、熾火のように静かに燃え続けるものだと、今になって思います。 同居人が人格者ゆえか、24年間、一度も喧嘩したことがありません。 週末に二人で外食したり、散歩に出かけることを恒例とし、楽しみにもしてきました。 しかし義母の老いゆえ、そのような時間を持つことはなくなりました。...
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順番

大分暖かくなってきました。 とはいえ、三寒四温と言いますから、まだ冬物の衣類は手放せません。 冬場、股引をはき、起毛した下着を着用するようになったのはいつからでしたか、記憶が定かではありません。 子供のころはあまり寒さを感じなかったような気がします。 それは青年期にいたってもあまり変わらず、40を過ぎてからやたらと寒がりになってきました。 筋肉が減ってきているからですかねぇ。 そもそも運動は苦手で、せいぜい散歩するくらいだったのが、コロナの影響でそれすら止めてしまいました。 先日、大部の書類を抱えて階段を上っていたら、バランスを崩して派手に転んでしまいました。 あの時は恐怖でした。 これも足の筋肉の衰えでしょうか。 怖いので、二階に上がるのでも、荷物があるときはエレベーターを使うようにしています。 で、ますます筋力が落ちるのでしょうね。 すこしづつ、あれっ変だ、と思うことが増えてきたし、これからますます増えるのでしょうね。 そういうのは順番だから仕方ありません。 自分が少しづつ衰えていく様を、他人のような目で観察していと思っています。
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痛み

近頃めっきり春めいてきました。 気が付けば3月。 当然のごとく、季節は移ろっていきます。 ニュースを見ればロシアのウクライナへの侵略の話ばかり。 プーチン、気が狂ったのか焼きが回ったのか、現代では考えられない横暴ぶり。 涙を流すウクライナの人々を見るにつけ、人間の愚かしさを嘆かずにはいられません。 しかし私たち夫婦にとって最大の問題は、義母のこと。 足が弱って歩くことはおろか立ち上がることさえ難儀している様子。 電話に出るにも、固定電話が置いてある場所に這って行かなければならず、電話を掛けることさえ憚られます。 とにかく足と胸の痛みは尋常ならず、痛み止めの飲み薬、注射、弱いモルヒネが配合された張り薬などを使っても痛みは治まらず、このところ同居人は休暇を取って義母の世話をしに行っています。 土日はもちろん義母と過ごします。 同居人が「このままでは介護離職に追い込まれる」、と思わず義母につぶやいたところ、絶対に嫌だと言い張っていた介護施設に、とりあえず来週の火曜日から2週間のショートステイをすることになりました。  齢82歳。  東京大空襲では母親と幼い妹を失いながらなんとか生きながらえて...
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理事長

今日は午前中、マンション管理組合の総会に出席しました。 何年も総会は欠席していたのですが、来期は理事にあたっていたので、やむを得ずの出席でした。  理事会は4名が輪番で選ばれます。 その4名が、理事長、副理事長、理事、監事になるのですが、誰も理事長なんてやりたくないので、結局はくじ引きで役職をきめることになりました。 引きが強いのか、運が悪いのか、理事長に選ばれてしまいました。 がっくりです。 仕事に行くだけでも精一杯なのにマンションの管理組合の理事長なんて、務まるのでしょうか。 大いに不安です。 御役目とあらば仕方ありませんが、断るという選択肢がない以上、やむを得ません。
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病院

昨日は千葉大学附属病院の眼科を受診しました。 緑内障の治療のためです。 眼科は、近所のクリニックと、大学病院と、2箇所通院しています。 クリニックの院長、そろそろ手術を検討するほど悪化していると、千葉大学医学部附属病院に紹介状を書いてくれました。 何度か通っていますが、様子をみましょうと言うばかり。 40代、50代の緑内障手術は合併症が起きやすく、出来れば手術は避けたいと言っていました。 それにしても大学病院は待ち時間が長い。 最初若い女医が診て、その次緑内障の専門医が診て、またさっきの若い女医が診ました。 それぞれ90分くらい待ちました。 これでは予約の意味がありません。 だから大学病院は嫌なのです。 13時に着いて、帰宅の途についたのが18時過ぎ。 参りました。 しかしそれ以上に、左目の緑内障が進行しているということ。 目が潰れるのはとても恐ろしいことです。 最近、車の運転が怖くなってきたのは、目の病状が思わしくないからかもしれません。 私は今、眼科の他、コレステロールを下げるために内科に、双極性障害のために精神科に、歯のクリーニングのために歯科医に、頸椎椎間板ヘルニアのために整形...
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