社会・政治 いじめ
大津市で昨年10月にいじめが原因とみられる男子生徒が自殺した事件、段々とそのひどさが判明してきました。 口にガムテープを貼って殴る蹴るの暴行を加える、教科書を破る、多額の金銭を脅し取る、などなど。 奇妙なのは元は仲良しグループの一員とみられていたのが、夏休み中に急激に関係性が悪化し、自殺の一か月前にはほとんど毎日暴行を受けていたということです。 これは自殺以前に、明らかに傷害罪が成立する事案と思料されます。 自殺した男子生徒およびその親にもう少し世間智があれば、警察に被害届を出す、弁護士を立てて損害賠償請求を行うなどの措置を講じることができたであろうものを、事態は最悪の結末を迎えてしまいました。 学校側は、(この種の事件ではいつもそうですが)自殺といじめの因果関係が証明できないとして、いじめを苦にした自殺、という見立てを拒否しています。 これは自殺した男子生徒を辱め、遺族に二次被害をもたらす卑劣な態度と言わざるを得ません。 当然、法理論的にいじめと自殺の因果関係を証明することは困難でしょうが、世の中には常識というものがあります。 社会の健全な常識に照らして、いじめを苦にした自殺と考える...