社会・政治 ワーク・シェアリング
最近非正規雇用の増大が問題になっていますね。 ワーキングプアなんて、泣くに泣けない話です。 私の親戚にも、大学を卒業して10年ちかく、アルバイトで働いている男がいます。 一度は正規雇用を目指しても、何社も落ちると就職活動自体がいやになるというのも道理です。 いわゆるフリーターは、大きく分けて三つに分類できるように思います。 一つは正規雇用を目指して失敗し、正規雇用を希望しながらやむを得ずフリーターを続けている者。 二つは現在が楽しければいい、楽をしたい、組織に組み込まれたくない、という刹那主義的な者。 三つは何事かを成し遂げたい、という強い希望を持ち、生活のためにフリーターを続ける夢追い人。 景気の良いときは、刹那主義的な者と夢追い人がフリーターになる、というイメージでしたが、1990年代後半からは、正規に雇用されないため、仕方なくフリーターをやっている者が増えたように思います。 自己選択ではないフリーターの増加は、社会を不安定化させます。 しかしだからと言って、どうすれば雇用を生み出し、しかもその雇用が正規雇用を希望するフリーターの受け皿になるのか、私には雲をつかむような話です。 よ...