
オルト・ライト
昨夜、NHKの番組で、オルト・ライトなる言葉を知りました。 平たく言えば、米国による白人至上主義運動のようです。 その昔はKKK(クー・クラックス・クラン)とかいう不気味な団体がいましたね。 なんだか時代錯誤のような感じがしますが、ご当人たちはいたって真面目。 リーダーのスペンサーなる人物、おのれが人種差別主義者であることを公言して憚りません。 黒人大統領だったオバマから、白人で、なんとなく人種差別的な匂いがするトランプに代わってから、にわかに勢いづいたようです。 おバカさんですねぇ。 そんなこと今どき主張したって、虚しいかぎりでしょうに。 本音はともかく、建て前というものがあり、現代の建て前は人種差別は許されない、というものです。 陸上短距離やバスケットボールは黒人が強いとか、体操なんかは日本人や中国人が強いなどの、人種的特徴はあるんでしょう。 しかしそのことと、差別ということは、決して一致することはありません。 ヒスパニックでしょうか、「マイノリティの権利をどう考えているのか」と問われ、くだんのスペンサー、「マイノリティに生まれるのは大変だ。だから自分はマイノリティにはなりた...