社会・政治

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メイド・イン・チャイナ

最近、ベトナム戦争の恩讐を超えて、米国とベトナムが急接近しているそうですね。 言わずと知れた中国の脅威に立ち向かうためです。 わが国の集団的自衛権行使容認の閣議決定も、日豪の軍事同盟締結の話も、全て中国製。 あまたの粗悪な製品を作り出してきたメイド・イン・チャイナですが、今度ばかりはなかなかの良品のようです。 私たちは、そのことで、かの国に感謝しなければなりませんね。 今後どれだけのメイド・イン・チャイナの良品が生まれるか楽しみですねぇ。にほんブログ村 政治 ブログランキングへ
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支離滅裂

男泣き、という言葉がありますね。 本来涙を見せるのは恥ずかしいとされている男が、あまりの感激や怒りなどの情動に突き動かされて泣くことで、かえって人の心をとらえたりすることがあります。 しかし、先般の兵庫県議の取り乱しぶりは、男泣きなどというしゃれたものではなく、ただ見苦しい、というより滑稽なだけの大号泣でした。 不正に出張旅費を取得したのではないかという疑惑に応えるための釈明会見ですが、ほとんど支離滅裂で、何が言いたいのかさっぱり分かりません。 まずはユー・チューブの動画をご覧ください。 この常軌を逸した会見、世界で物笑いの種になっているそうです。 そりゃそうでしょう。 本来政治家というものは常に冷静沈着で、感情的になってはいけない仕事のはず。 それがまるでこの世の終わりがきたかのように悲しみ、怒り、独善的で意味不明の釈明を繰り返し、まるで質問の意図と異なる発言をしたのでは、なぜこのような人が当選したのか不思議に思います。 推測ですが、同僚議員や秘書などの近しい人は、この議員がかなりおかしな人だと知っていたのではないでしょうか。 三つ子の魂百までと言うごとく、人間なんてそう変わらないも...
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集団的自衛権

安部内閣が集団的自衛権を行使可能とする閣議決定を行ったことが大きく報道されていますね。 これを歓迎する声、批判する声、様々あって、わが国は健全であるなと頼もしく思います。 批判する声は、他国の戦争に巻き込まれる、だとか、戦争が出来る国になってしまう、とか言うもの。 他国の戦争に巻き込まれる、という批判は理解できますが、戦争が出来る国になる、というのは不思議な理屈です。 わが国はこれまでの長い歴史の中で、戦争が出来ない国であったことなどありません。 憲法で禁じられているから出来ないというのは、憲法で禁じれば台風も発生しないし地震も起こらない、みたいな話です。 法律に書いたって、攻撃されれば反撃せざるを得ず、そのためにサンフランシスコ講和条約が成立して独立を勝ち取るや、わが国は直ちに再軍備を行いました。 もし憲法が禁じているから戦争は出来ないのだとしたら、法律守って国が滅んだみたいな、誠に悲惨なことになってしまいます。 100歩譲って、法律があるから戦争が出来ない、という幻想が広く信じられていたとしても、おそらくわが国政府は、万やむを得ざる状況に追い込まれれば、超法規的措置によって、戦う道...
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Dデイ

雨に閉じ込められて、BSのニュース番組ばかり見ています。 欧米の放送局は、昨日がノルマンディー上陸作戦を開始したDデイから70周年にあたることと、その式典のことばかり流しています。 90歳を越えた元兵士たちを前に、自由と民主主義という正義を守るために自己犠牲を厭わなかった作戦の参加者すべてが英雄だ、などと各国の指導者たちは歯の浮くような褒め言葉を並べ立てていました。 嗤わせてくれちゃいます。 強い軍事力と時の運によって連合国軍が勝利を収めただけの話です。 ナチズム(国家社会主義)の正義を信じて戦い、武運拙く敗れたドイツ兵たちもまた、英雄でしょうに。 わが国には古来から、敵味方供養という弔いの方法がありました。 その時は死闘のかぎりを尽くしても、戦が終れば敵も味方もないという考え方に基づき、敵味方双方の犠牲者を供養するための法要を営むわけです。 喧嘩両成敗にもつながる冷静な態度です。 現代、わが国では自由と民主主義が正義とされています。 しかしそんなもの、時代が変わればどう変化するかなんて、誰にも分かりません。 絶対王政や封建主義に戻る可能性は極めて低いですが、現代人には想像もつかない新...
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25年

このところ新聞などは、天安門事件から25年だと騒ぎ立てていますね。 まさに今日、6月4日が25年にあたるそうです。 1989年当時、私は大学2年生でした。 ソビエト連邦の崩壊、東欧諸国の民主化などが進み、いよいよアジアの共産主義国も民主化に向かうのだと、本気で信じていました。 その矢先に起きたのが、天安門事件でした。 やっとアジアにもその時が来たと思ったものです。   ちょうど私と同世代の中国の学生らが戦車や自動小銃を携えた兵士に対峙していました。 わが国はバブルの真っただ中。 世間では派手に遊び狂う人々が闊歩していましたね。 一方、わが国では当然に認められている基本的人権や民主的政治、結社や表現の自由を求めて中国の学生らは立ちあがったわけです。 それは感動的ですらありました。 しかし、中国政府は情報をひた隠しにし、未だに事件の犠牲者数さえ、定かではありません。 今も外国に渡って活動を続ける当時の学生がいるなか、事件後に生まれた世代がすでに成人を迎え、社会に出て働いています。 今、中国は経済的にも軍事的にも巨大な国家に成長し、しかしオツムの中は前世紀の帝国主義時代のままに、周辺諸国と紛...
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