社会・政治 中曽根先生とナベツネ
今朝、テレビ番組に中曽根先生とナベツネが揃って登場し、世相を切っていました。 中曽根先生は今年96歳、ナベツネは88歳。 えらいおじいちゃんです。 印象的だったのは、二人の戦争体験。 中曽根先生は終戦時、海軍少佐。 ナベツネは陸軍二等兵。 当時、二等兵は少佐閣下には口も聞けなかったそうです。 ナベツネ曰く、「海軍はやや紳士的だったけれど、陸軍は暴力団みたいなもので、二等兵なんて飯は食わせてもらえない、殴る蹴るの暴行を受ける、本当にひどい所で、戦争なんて良いことは何一つない」とのこと。 日頃勇ましい読売新聞の親分も、戦争にはほとほと嫌気がさしているご様子。 また、「特定秘密保護法案を治安維持法の復活だなんてデマであり流言卑語だ。治安維持法はマルクスの著作を所有しているだけでしょっぴかれ、リンチを受けた、特定秘密保護法案とはまるで違う」と吠えていました。 お年のせいか、中曽根先生は静かに聞いていて、時折寸鉄人を刺すようなお言葉を述べておられました。 「権力を持つ者は、権力の魔性に踊らされないよう気をつけなければいけない」と仰っておられました。 長期政権を維持し、数々の偉業を成し遂げたお方な...