社会・政治

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金嬉老事件(きんきろうじけん)

1968年の今日、いわゆる金嬉老事件(きんきろうじけん)が発生しました。 私が生まれる前年のことです。 事件の発端は、借金トラブルがもとで暴力団員2人を射殺したこと。  その後ある温泉旅館で宿泊客・従業員あわせて13人を人質に立てこもり、カービン銃やダイナマイトで武装してその様子がテレビ中継され、わが国初の劇場型犯罪として大きく取り上げられました。  金嬉老は人質釈放の条件として、在日韓国・朝鮮人への警察などによる差別的行為への謝罪を要求。 それ以外にとくだんの要求を出さなかったことから、母国、韓国では朝鮮人差別に抵抗した英雄として扱われることになりました。 裁判では無期懲役が確定しましたが、1999年に70歳で仮釈放となり、わが国へ永久に入国しないことを条件に韓国に帰国しました。 これだけ見ると義賊のようにも感じますが、この人、少年の頃から犯罪を繰り返し、少年院や刑務所にたびたび収監されているのですよねぇ。 帰国後、1979年に獄中結婚した女性と同居していましたが、2000年、夫人は金元受刑者に韓国政府が支払った多額の生活定着金を持って逃走、逮捕されたそうです。 さらに、同じ年、金嬉...
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アルビノ

アフリカのタンザニアで、アルビノの7歳児が襲われ、腕を切り取られるという事件が発生したそうです。 幸い命に別条はないようです。 日本では一般に白子などと呼ばれるアルビノ(先天性白皮症)。 先天的に皮膚も髪も真っ白な疾患です。 わが国でも時折見かけますね。 白人社会ではもともと白い人ばかりなのでそれほど目立たないと思いますが、有色人種、特に黒人社会では目立つでしょうねぇ。 顔つきは黒人で皮膚は真っ白というわけですから。 で、私はてっきり病気に対する差別などが原因で襲われたのかと思いきや、さにあらず。 タンザニアや周辺のアフリカ諸国では、アルビノの肉体の一部が強力な魔よけになると信じられているため、高額で売買され、ゆえにアルビノを襲って体の一部を切断するという事件が後を絶たないのだとか。 おそらく極めて珍しい外見であることから、神秘的な力があるように思われちゃってるんでしょうねぇ。 アルビノにとっては甚だ迷惑な話です。 わが国でも身体障害者を神聖視する風習をもつ村落が存在しますし、かつてわが国で生贄を捧げていた頃、生贄に捧げる一年前にくじ引きで生贄になる者を決め、決まると片目をえぐってその...
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伊能図の威力

恥ずかしながら今日まで知りませんでした。 黒船来航の11年も前に、幕府はこのことあるを予想して館山などの東京湾への入り口に砲台を設置していたのだそうです。 黒船来航というと、唐突にやってきて、幕府も朝廷もびっくり仰天して上を下への大騒ぎをしたような印象をもっていましたが、鎖国中とは言いながら、幕府は海外の状況を知っていたのですねぇ。 そしてペリーが一年後にまた来る、と言ってとっとと帰ってしまった最大の理由は、伊能忠敬が作成した日本全図を見たからだとか。 当時アジアの国々が作る地図というのは、なんだかぼんやりしたもので、精確ではなかったのに、伊能忠敬の作った日本地図は極めて精巧にできており、戦争になれば精確な地図を持っていることは絶大な威力を発揮することを知っていた軍人であるペリーは、このような技術を持った国がアジアに存在していたことに驚くとともに、軍事力も強いのではないかと勘繰り、ひとまず引き上げたそうです。 伊能忠敬、Good Job! しかし幕府は幕府で、現れた黒船を見て、想像を絶する巨砲を備えていることに驚き、館山などの砲台ではとても太刀打ちできないことを悟り、当面の危機を回避す...
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天が落ちてくる

杞憂という言葉がありますね。 中国の故事で、空から天が落ちてくるんじゃないかと心配して夜も眠れない男がいたことから、無駄な心配をすることとされています。 「列子」にみられます。 しかしこのたびロシアに落ちた隕石の被害を見ると、あながち無駄な心配とも言えません。 もちろん天が落ちてきたわけではありませんが、地上に縛り付けられて生きている私たちからすれば、隕石が落ちてくれば天が落ちたように感じるでしょう。 幸い死者は出なかったようですが、負傷者は3,000人とも伝えられます。 怖ろしや。 一説には、恐竜が滅んだのは巨大隕石が地球に衝突したため、と言われているとか。 その時人間が今のような文明を築いていても、逃れる術は持たなかったでしょうね。 この世はリスクにあふれていますね。 平和で安全な社会をいくら望んでも、今のところそんな世の中が生まれたことはないし、これからもないでしょう。 せめては守れる範囲での防災を心がけるほかありません。列子 上 (岩波文庫 青 209-1)小林 勝人岩波書店列子 (下) (岩波文庫)小林 勝人岩波書店にほんブログ村 人気ブログランキングへ
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小学5年生の自殺

小学5年生が電車にはねられ、亡くなったそうですね。 自殺と見られています。 遺書には、小さな命とひきかえに、学校の統廃合を止めて下さい、と書かかれていたとか。 なんでも統廃合により母校が無くなり、級友はそれぞれ別の小学校に通うことになっていたとか。 痛ましいかぎりです。 しかし多くの級友は冷めた目でこの自殺を見ているのではないでしょうか。 小学生にとって小学校は生活のなかで大きな比重を占めているでしょうが、しょせんは人生のほんの一時期通うだけの仮の場。 どんなに仲の良い友人でも、卒業すればほとんど会うこともなくそれぞれの人生を歩まなければなりません。 もちろん当の小学5年生にはまだよくわかっていなかったのでしょうが、それが人生の真実であるに違いありません。 それは学校に限らず、サークルや職場などでも同じこと。 何十年も机を並べて働いたって、退職してしまえば会うこともないでしょう。 だからこそ、人は結婚という別れることを困難にする装置を考え出し、家族を持とうとするわけです。 しかし困難とはいえ、離婚という別れる方法も残されており、人は本質的孤独から逃れることはできません。 また、おしどり...
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