GANTS

映画

 劇場公開時、爆発的なヒットを飛ばしたSF映画「GANTS」をDVDで鑑賞しました。
 原作の漫画のことは全然知らないので、原作との比較はできませんが、謎が謎のまま残って、どうもすっきりしませんねぇ。
 10月発売予定の続編を観ろってことなんでしょうけど。

 嵐の二宮演じるクロノと、松山ケンイチ演じる加藤は、地下鉄のホームから酔って転落した男を助けようとして、電車に轢かれてしまいます。
 その直後、二人は無傷のまま、黒い巨大な球体=GANTSが置かれたマンションの一室で目を覚まします。
 そこには、死んだと思われる人々が集められていました。
 ここはあの世?、何なの?と疑問に思っていると、GANTSから、星人なる者たちと戦い、倒した者に5~15点くらいの点数がつき、100点になれば記憶を消されて元の世界で暮らせるという条件が提示され、否応なしに戦いの場に飛ばされます。
 一つの戦いが済めばしばし元の世界に戻り、次の戦いの際には予告なくマンションの一室に連れ戻されます。
 ネギを持って歩く星人、安い人形のような星人、東京国立博物館と思しき場所にある大仏のような星人。

 クロノは戦いの面白さに目覚め、ゲームにのめり込んでいき、加藤は殺し合いを忌避します。
 加藤には、弟に暴力をふるい続ける父親を殺し、少年院に入っていた、という暗い過去がまとわりついています。

 そして出色なのが、クロノに想いを寄せる漫画オタクの女子大生を演じた吉高由里子
 出番は少ないながら、独特の不気味な存在感を示しています。
 あんな女にまとわりつかれたら、男は引くでしょうねぇ。

 アクションSFとしては面白いですが、あまりにも謎が残されて、消化不良です。

GANTZ [DVD]
二宮和也,松山ケンイチ,吉高由里子,山田孝之,本郷奏多
バップ

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