先週NHKのディレクターがわが家に来て、山頭火についての番組で取材を受けるための下打ち合わせを行ったことはすでにご報告しました。
つい先ほど、そのディレクターから電話があり、9月29日(土)・30日(日)の二日に渡って撮影を行いたい、とのことで、心中複雑ながらも快諾しました。
まずはわが家のリビングでインタビュー。
そして私が山頭火の句集を借りた図書館での撮影。
できれば診察風景も撮影したいとのことでしたが、今度の土曜日は診察日ではありません。
その旨伝えたところ、NHKから病院に撮影許可を願い出るので臨時の診察予約をしてほしいとのことでした。
医師がなんと言うかもわからないのに強引ですねぇ。
図書館だっていきなり数日後に撮影させてくれと言って許可するのでしょうか。
NHKの看板をぶら下げて驕っているような感じがしました。
そしてこれはやらせになりますが、スーツに着替えて出勤していく場面も撮りたいんだとか。
さらには私の同居人の話も聞きたいとのことでしたが、彼女は多分嫌がるでしょうねぇ。
一応聞いてはみますが。
この話を最初にメールで受けてから、なんだかずいぶん早手回しです。
テレビ番組の取材というのは大抵こんなものなのでしょうか。
私はもっと時間をかけて用意周到に行うものだと思っていましたが。
慌しいですが、今の私は何事にも逆らわず、風にそよぐ柳のように生きていきたいと思っています。
今回の件も、多分、なんと言うこともなく過ぎ、忘却の彼方に消えていくことでしょう。