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散歩・旅行

青山あたり

昨日までの寒さがどこへやら。 今日の首都圏は晴れて気温があがり、15度にまで達しました。 小春日和です。 そうなれば、小さな漂泊の思いが浮かぶのは必然です。 もう何度も散歩している、渋谷から外苑、青山あたりを歩こうと、納車から一週間の新車に乗り込みました。 京葉道路から首都高に入り、外苑で降り、渋谷駅近くのコインパーキングに車を停めました。 それからおもむろに歩き始めました。  最初に目についたのが、最近ネットフリックスで大人気という韓国のドラマ、「イカゲーム」の広告。 私はまだ観ていませんが、一攫千金を狙うゲームに参加した人々の物語で、負けたら即死という怖ろしいものだそうです。 「イカゲーム」と言っても海産物のイカではなく、イカすゲームという意味だそうです。 渋谷を後にして青山通りの裏道を表参道方面に歩きました。 渋谷と違って青山や表参道は落ち着いた大人の街。 興味深い洒落た店が立ち並び、目を楽しませてくれます。 カルティエに大きなクリスマスツリーが立っていました。 もうクリスマスなんですねぇ。 さらに歩いて外苑へ。 神宮球場の近くにあるヤクルト・スワローズのショップを訪れました。 ...
その他

クリニック

今日は休暇を取りました。 目薬を昨夜で使い切ってしまったため、眼科に行かなければならなくなったからです。 私はもうずいぶん長いこと緑内障のために朝夕目薬をさしています。 一日差さなかったくらいではどうということも無いのかもしれませんが、明かりを失うのは何よりも怖ろしいので。 千葉大学医学部附属病院で半年に一度検査し、目薬は近所のクリニックで処方してもらっています。 ひどく混んでいましたが、薬が欲しいの一心で一時間待ち続け、診察が終わって薬を処方してもらったら二時間経っていました。 その足で今度は内科へ。 家族性の高コレステロールで、20年以上コレステロールを下げる薬を服薬しており、四カ月に一度血液検査を受けています。 今日はその結果が出る日でした。 コレステロールも肝機能も糖尿も腎臓も理想ではないけど合格点と言われました。 まずはほっとしました。 人間の体も機械と一緒で経年劣化していきます。 そして最後は完全に壊れるわけです。 しかし家電や車の寿命を思うと人間意外と長持ちします。 80年もつ家電や車なんて聞いたことがありません。 義母は現在85歳で要介護5と認定され、特別養護老人ホーム...
その他

納車

昨日、新車が納車となりました。 スバル・インプレッサから新型インプレッサへと買い替えです。 これで3台続けてインプレッサです。 スバリストの自覚はありませんが、世間的に見れば立派なスバリストなのでしょうね。   23歳で初めて買ったのが日産の初代プリメーラ。 これには10年、10万キロ乗りました。 その後日産シルフィ、ティーダ、そしてインプレッサ3台と続きます。 いい年をして、それでも新車を買うのはワクワクします。 これまでは濃い色の車ばかりでしたが、職場がかなり田舎で夜道が暗いので明るいシルバーにしました。 面白味の無い色でおっさん臭いですが、私も55歳の立派なおじさんなので年相応かと思います。 これに10年乗れば65歳になり、無職になっているはずです。 おそらく緑内障も進んでいるでしょうから、その時には免許返納を検討しているだろうと思います。 もしかしたらこれが最後の車になるかもしれません。
精神障害

精神病薬

昨日は4週間に一度の精神科の通院日でした。 二か月前に処方されたトリンテリックスという新しい抗うつ薬が効いているようで、憂鬱感や不安感が少し和らいだこと、膨大な仕事を目の前にして何から手をつけてよいか分からなかったのが、一つ一つ片づけようという気分になったことを話したら、精神科医は喜んでくれました。 もう一つ、これは言いたくない話です。 私は20年以上前から高血圧と高コレステロールのため内科に通っているのですが、ある時お酒を呑まないと寝つきが悪い、という話をしたところ、内科医からお酒を呑むくらいなら睡眠導入剤を飲んだほうがよいと言ってマイスリーという薬を処方され、毎晩飲んでいることです。 本来睡眠導入剤は精神科の領域ですし、マイスリーという薬、癖になるとかで、あまり評判が良くありません。 精神科でそのことを言ったら叱られ、服薬を禁じられるかもしれないと怖れていたのです。 しかし精神科医、「あ、良いですよ。それよりアルプラゾラム(抗不安薬)を切りたい」と言いました。 ほっとすると同時に、抗不安薬を止めるのは何としても避けたいと思って、「抗不安薬を飲まないと日常生活に支障を来す」  と泣き...
文学

ワン・モア

昨日の日曜日は入院している親族の見舞に行きました。 痩せて元気がなくなってはいましたが、生きるの死ぬのというほどのことではなく、良かったと思います。 50代半ばですので、闘病の体力もあるものと思います。 少々遠い所だったので、行きかえり、小説を読みました。 近頃お気に入りの桜木紫乃の「ワン・モア」という作品です。ワン・モア (角川文庫)桜木 紫乃KADOKAWA 安楽死の罪を犯し、大病院から離島の診療所へと左遷された女医と、元同僚でがんの告知を受けた女医の二人を中心に、関連する人物が次々に主人公として小さな物語が紡がれる連作短編集の体裁を取っています。 二人の女医、死に行く側とそれを現代医学の力で遠ざけようとする側、それぞれの葛藤が描かれて迫力があります。 それ以上に、医師を目指しながらそれが叶わず、放射線技師となって複雑な思いを抱える男の葛藤や恋、女医の元でDV被害による傷の治療を受ける若い女性、女医の元で働く中年看護師の恋など、生きること、死ぬことへの恐怖や諦め、生その物の発露ともいえる恋愛などが螺旋階段のように絡まりあって描かれ、とても魅力的な物語になっています。 さらにその底に...
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