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文学

壊される家族の記録

今日は一日雨。 涼しいのは良いですが、閉じ込められる感じが嫌です。 今日は晩飯の買い物に行った以外は、自宅でゆっくり過ごしました。 で、小説を一冊、読みました。 「侵蝕ー壊される家族の記録」、という、一種のホラー物です。侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)櫛木 理宇KADOKAWA/角川書店 得体の知れない女がある家族に入り込み、言葉たくみに家族を支配し、家族同士を反目せしめ、あげく、殺し合いにまで発展し、というお話。 現実にあった事件とよく似ていて、新味はありませんが、ラストにちょっとした仕掛けがしてあります。 読みやすくて、文庫本で320頁ほどですが、一気に読んでしまいました。 でも、すぐ忘れそうな、軽い感じでした。 いわゆるライト・ノベルではないのですが、それい近い味わいです。 気楽に読むにはまぁまぁかなと思いました。
精神障害

早朝覚醒

悲哀感、憂鬱感が強かったことから、7月にアリピプラゾール(3mm)が追加になったことは、すでにこのブログでご報告したところです。 で、この薬、よく効くのですが、早朝覚醒という副作用が出ています。 躁状態のときも早朝覚醒がありましたが、ちょっと感じが違います。 早朝というか深夜というか、3時頃目が覚めてしまうのは同じですが、躁状態の時はじっとしていられず、真っ暗な町を何時間も散歩したり、すごい勢いで書き物をしたり、とにかく活動的でした。 今は、ソファに座ってぼうっとするか、うつらうつらするかで、まったく活動的ではありません。 医師によると、稀にそういうことがあるが、体が薬に慣れると、自然と治まる、とのことでした。 医師の言葉を信じるほかありませんが、せめて5時半くらいまでは、ゆっくり眠りたいものです。
社会・政治

9月11日

今日は9月11日。 現代社会を生きる者にとって、忘れられない日です。 2001年のこの日、悪夢の同時多発テロが起きました。 あの日、私は遅い夏休み中で、同居人が山寺に行きたいというので、山形旅行に行き、ちょうど帰った日でした。 東北はひどい台風で、山形新幹線が止まってしまい、山形からバスで仙台に向かい、仙台から東北新幹線に乗りました。 ひどく疲れてしまい、夜9時頃には、一人、床に着いたのですが、テレビを見ていた同居人から大変なことが起きていると、たたき起こされたのを思い出します。 惨劇の映像を見た時は、疲れも眠気も吹き飛びました。 旅客機が2機続けて高層ビルに突っ込むなんてあり得ないし、その後ビルが倒壊する映像も衝撃的でした。 映像は繰り返し流されましたから、多くの人の目に焼き付いたのではないでしょうか。 あれから、世界は変わりました。 国と国との戦争から、テロとの長い長い戦いが始まり、それは今も続いています。 いつ終わるのか、見当が付きません。 あるいは終わらないのかも。  それに先んじて、わが国ではオウム事件が起きており、死刑囚はすべて処刑されましたが、世界がテロとの戦いに突き進む...
文学

咲きて桔梗の寂しさよ

今日は曇り時々雨。 すっかり涼しくなりました。 お彼岸を過ぎれば本格的な秋。 お彼岸までは、まだしばらくありますが、朝夕は確実に涼しくなりました。 かたまりて 咲きて桔梗の 寂しさよ 久保田万太郎の句です。  この人の句には、メランコリーというか、どこか憂愁の味わいを感じさせられます。久保田万太郎全句集久保田 万太郎中央公論新社 春愁秋思、という言葉がありますね。 三省堂四字熟語辞典には、 春の日にふと感じる物悲しさと、秋にふと感じる寂しい思い。よい気候のときに、なんとなく気がふさぐこと。また、いつも心のどこかに悲しみや悩みがあること。▽「春愁」は春の日のもの思い、春に感じる哀愁、「秋思」は秋の寂しいもの思いの意。 とあります。 もともとは、白居易(白楽天とも)の「陵園妾」という漢詩に見られる言葉です。白楽天 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)下定 雅弘KADOKAWA それにしても、過ごしやすい季節に寂しい物思いに沈むのはなぜでしょうね。 なぜかはともかく、実感として、春の憂いや秋の物思いというもの、物心ついたあ頃からなんとなく感じてはいました。 四季のある風...
映画

STAR SAND –星砂物語-

今日は昼寝をしたり、DVDを観たりして、のんびりと過ごしました。 DVDは、「STAR SAND 星砂物語」という魅力的なタイトルの作品を観ました。 1945年4月、戦火を逃れ、沖縄の小さな離島に移り住んでいる16歳の少女。  彼女は毎日のように、小さな浜辺に出かけては、海にもぐって星砂を取り、牛乳瓶に詰めて大切に保管しています。 沖縄本島では血で血を洗う日米の決戦が繰り広げられていますが、離島は平和そのもの。 ある時、浜辺近くの洞窟で、日本の脱走兵と米国の脱走兵と出会い、二人が奇妙な共同生活をしていることを知ります。 二人は殺し合いを否定し、ひたすら戦争が終るのを待っています。 そこへ、日本人脱走兵の兄が、負傷して合流します。 この兄は、皇軍の栄光を勝利を信じる狂気染みた男で、おそらくは当時の日本の風潮を象徴しているように思われます。 暇さえあれば座禅を組み、迷走にふける日本人脱走兵。 彼は日本軍の狂気に対し、冷静さと平和を象徴しているようです。 やがて、米国人脱走兵と恋に落ちる少女。 そして、現代の東京で卒業論文に悩む女子大生が同時並行的に描かれます。 女子大生は洞窟に残っていた少...
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