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散歩・旅行

春の気配

今日は春を思わせるような暖かい陽気でした。 陽気に誘われて、午前中、2時間ほどもご近所を歩き回りました。 まだ春愁の気配は漂っていないようです。 夕方は精神科の診察。 良い気分で診察を受けられそうです。
思想・学問

宗教とカルトを分かつもの

最近、おっさんになったせいか、全く声をかけられなくなりましたが、学生の頃など、都内の繁華街でよく、「手相の勉強をしています」などと言って、明らかに怪しい宗教の勧誘と思われる人に引っかかりました。 もちろん、それに応じるような愚は犯したことはありません。 驚くべきことに、日蓮宗の寺院である実家に、霊感商法だかなんだか知りませんが、高額の壺などを売りつけようとする者が時折訪ねてきたことです。 住職である父は激怒し、一喝して終わりでした。 ていうか、お寺に霊感商法を仕掛けるとは、大したクソ度胸です。 そういうことはもう20年も経験していませんが、時折、イワシの頭でもソンシでも良いから、それは嘘だと知りながら頭から信じ込めたら、生きるのが楽になるんじゃないかなぁと思うことがあります。 既成宗教と新興宗教を分けるものは、要するに古くからある宗教か、最近100年くらいに生まれた宗教かということで、教義上の優劣は問えないものと思います。 時の審判を経てきたという重みはあるにせよ、仏教もキリスト教も生まれたときは新興宗教であったわけですから。 では、カルトと宗教を分けるものは何でしょうね。 カルト(c...
文学

月夜の島渡り

昨夜は恒川光太郎の短編集「月夜の島渡り」を読みました。月夜の島渡り (角川ホラー文庫)恒川 光太郎KADOKAWA いずれも沖縄の離島が舞台の作品です。 「月夜の島渡り」というタイトルの作品はありません。 あくまで短編集全体のタイトルです。 作者、出身は東京らしいですが、20代後半から沖縄に住んでいるそうです。 東京出身でも、北海道や沖縄に移住する作家や芸術家が多いのはなぜでしょうね。 都会を離れたかった? 異界の空気に触れたかった? 恒川光太郎はおそらくは異界への入り口があちこちに感じられる沖縄が気に入ったのだろうと推測します。 この短編集の物語は、どれも短く、異界へと足を踏み入れるというよりも、沖縄の離島そのものが異界の香りがして、小説というより詩編のような趣を味わうことができます。 その代り、物語としての迫力には欠けるように感じられます。 そこは詩編ですから。 私としては、生まれ変わりを扱って長い時間の流れを感じさせる「私はフーイー」がお気に入りです。 いずれも短いし、不思議過ぎず、この作者特有の抒情というか切なさを感じることが出来るので、入門編に良いかもしれません。 デビュー作...
文学

死の季節ー右大臣の憂鬱ー

冬季うつ病なんて言って、冬はうつ状態に陥る人が増えるそうですね。 寒いし、日は短いし、死を予感させる季節であってみれば、仕方ないのかもしれません。 28歳で甥、公卿に殺害された右大臣源実朝は、父、頼朝亡きあと、政情不安が続き、兄の頼家が追放されてなお殺害された事実から、家臣に次のような絶望的な言葉を述べています。 源氏の正統は此の時に縮まりをはんぬ。子孫敢えて之を相継ぐべからず。 源氏の嫡流は自分で終わりにしようというわけです。 おそらくは、そう遠くないうちに、家臣らに暗殺されるであろう運命を、かなり明瞭に意識していたのではないかと思います。 そういう意味では、12歳で将軍になった時から、死の季節を生き続けていたのかもしれません。 現とも 夢とも 知らぬ世にしあれば ありとてありと 頼むべき身か  現実とも夢ともつかぬ世の中で、生きているといってもそれを頼みにできるだろうか、といった意かと思います。 聞きてしも 驚くべきにあらねども はかなき夢の 世にこそありけれ 人の死を聞いても驚くにあたらないが、それにしてもなんとはかない夢のような世の中であることよ、といった意でしょうか。 いずれ...
社会・政治

北方領土の日

今日は北方領土の日、なんだそうですね。 昭和56年の1月に閣議決定されたそうです。 1855年のこの日に、日露通好条約が調印されたことにちなんでいるのだとか。 しかし一般的に言って、実効支配している国が領土を平和的に返還するということはあり得ません。 そのあり得ない奇跡が、沖縄返還でしょうね。 しかしそれは、米国軍の広大な基地という副産物を残しました。 米国にとってみれば、いざとなったら戦わずして撤退する、という選択肢も取れます。 なにしろ沖縄は米国領から外国になったのですから。 近い将来、北方領土問題が解決することは無いとは思いますが、万が一の奇跡を信じて、言い続けるしかありますまい。  かつてソ連邦の崩壊や、東西ドイツの統一など、誰も信じていませんでした。 しかし、それが成ってもう30年ちかくが経とうとしています。 この世に起こりえないことなどないと知れば、北方領土返還を言い続けるのも、必要なことなのでしょう。にほんブログ村 政治ランキング
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