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社会・政治

日中友好

今年は日中国交正常化40周年の記念すべき年ですが、尖閣諸島の領有をめぐって両国は鋭く対立しており、記念行事が中止されるなど、きなくさい空気が漂っていますね。 領土問題は、古くはフォークランド紛争など、国の体制や友好関係とはまた別問題であるようです。 領土の話になるとどこのどんな小国も、自国の主張を曲げるということがありません。 はるか大昔から繰り広げてきた領土をめぐる争いが現代もなお重要な国際問題になるとは、切ないばかりです。 尖閣諸島については、1970年頃、領海に莫大な石油が眠っているらしいことが判明してから、にわかに中国、台湾が領有を主張し始めたという経緯があります。 わが国にとっては寝耳に水。 現に中国が作成した古い地図には、尖閣諸島を日本領と明記しています。 あんな所に油があるから起きた問題で、油など無い、単なる漁場であれば、問題が深刻化することは無かったわけで、わが国にとって油があるのが良いことなのか悪いことなのかわかりません。 しかもせっかくの油も、日中台がにらみ合って、試掘することすらままなりません。 これでは宝の持ち腐れ。 いずれ石油も石炭のように主たるエネルギーの座...
文学

咳とくしゃみ

急に涼しくなったせいか、朝からくしゃみが止まりません。 背中から腰が重い感じ。 風邪のひき始めですかねぇ。 今度の土日はNHKの撮影があるというのに。 今日は暖かくして早目に寝たほうが良さそうです。 なんだか今年の夏は強制終了と言う感じで、突如として涼しくなりましたね。 これでは体がついていけません。 尾崎放哉に、 咳をしても一人 という有名な句がありますね。 寂寥感が漂う名句です。 でもあれ、咳だからさまになるのですよねぇ。 咳の子の なぞなぞあそび きりもなや   中村汀女 女人咳き われ咳きつれて ゆかりなし  下村槐太 痩身の 少女 鼓のやうに咳く   福田甲子雄 咳を詠んだ句は簡単に思い浮かびますが、あんまりくしゃみを詠んだ句は思いつきません。 でっかいくしゃみを事務室で連発していたのでは、滑稽どころか迷惑がられるだけです。 私は幼い頃から鼻が悪く、長いこと副鼻腔炎というのに悩まされました。 症状は鼻づまりとくしゃみです。 大人になってからは大分良くなったのですが、体調を崩すと真っ先に鼻にきます。 熱がでると不思議と鼻は治まって、熱が下がると咳がでて、というのが私の風邪のパタ...
社会・政治

安倍新総裁誕生

自民党総裁選、安倍議員が当選しましたね。 新聞は相も変わらず、誰がどういう思惑で誰を支持しただの、額賀派は石破氏に怨念を抱いているだのと、どうでも良いことを書き立てていました。 有権者が知りたいのはそれぞれの候補の政策についてなのに、そんなことは興味がないのか、あるいは有権者を馬鹿にしているかどちらかでしょうね。 新聞の政治報道がゴシップ記事のようなって久しいように思います。 安倍議員、かねてから憲法改正が持論。 前回総理の時は教育基本法改正などの実績をのこしましたが、肝腎の憲法改正には手をつけられませんでした。 今回はその宿願を果たしてもらいたいものだと思います。 憲法が発布されて60年以上、一度も改正されていません。 これは世界各国の憲法と比較して、異例なことです。 法律は現実に半歩遅れてついてくるものだとすれば、現実と大きく乖離してしまっており、わが国は事実上国の最高法規をないがしろにして、解釈変更によってかろうじて現実に合わせようとしてきました。 でもそれはもう限界を超えています。 国家が国の最高法規をないがしろにしなければ現実社会に適応できないというのは不幸なことですし、何よ...
精神障害

痛み

苦しみと喜びは背中合わせについているとやら。 なるほど、苦しんだ仕事ほど達成感も大きいものです。 冬山に命がけで登る人は、その苦しみの末に来る喜びをもとめているのでしょうか。 私が好んで愛聴するサンタラというグループがいますが、「Joy & Pain」という曲を歌っています。 Joy(喜び)という名の子とPain(苦痛)と言う名の双子の姉妹を歌ったもので、示唆に富んでします。 まずは「Joy & Pain」をお聞きください。 今度の土日のNHKの撮影、なんだか憂鬱になってきました。 好きなホラー映画についての取材なら喜んでうけたものを。 山頭火の句によって癒されたうつ病患者としての取材ですからねぇ。 いわば私自身の暗部をさらけ出すようなもの。 それもテレビで。  しかし、NHKの福祉番組などには、うつ病患者のみならず、性同一性障害の患者や身体障害者、ひきこもりなど、多くの世間的には差別を受けてきたような人々が出演し、自らの思いを打ち明けています。 勇気ある行動だと思います。 それらの人々をテレビで観て、勇気づけられた人々も数多く存在しているでしょう。 私もまた、私の姿を観て勇気づけられ...
精神障害

アスペルガ―症候群患者の犯罪

過日、40代のアスペルガー症候群の患者が姉を殺害し、裁判員裁判の結果、検察側求刑懲役16年に対し、懲役20年という極めて重い刑が言い渡されました。 私はこれに多いに不満です。 新品のパソコンを欲しがった弟に対し、中古品を買い与えたところ、弟はそれを逆恨みし、犯行に及んだ、というのが検察及び裁判員の見たてです。 しかしアスペルガー症候群の患者は、他者とのコミュニケーションがうまくとれず、また、相手の気持ちを慮るということが極端に苦手です。 したがって弟にしてみればそれは逆恨みではなく、純粋に姉に悪意を感じたのでしょう。 もちろん、だからと言って殺人を犯して良い道理はありません。 しかし、障害者にはそれなりの配慮がなされなければなりません。 心神喪失であれば無罪となりますが、おそらくは一生精神病院に閉じ込められるでしょう。 心神耗弱であれば刑を減じなければなりません。 裁判員は、このような人物は長く刑に服さなければならず、社会に出ても受け皿が無いことを懲役20年の理由に挙げています。 これは話が逆です。 社会に受け皿を作るようにしなければならないに違いありません。 このような倒錯した理屈が...
仕事

NHK番組撮影日決定

先週NHKのディレクターがわが家に来て、山頭火についての番組で取材を受けるための下打ち合わせを行ったことはすでにご報告しました。 つい先ほど、そのディレクターから電話があり、9月29日(土)・30日(日)の二日に渡って撮影を行いたい、とのことで、心中複雑ながらも快諾しました。 まずはわが家のリビングでインタビュー。 そして私が山頭火の句集を借りた図書館での撮影。 できれば診察風景も撮影したいとのことでしたが、今度の土曜日は診察日ではありません。 その旨伝えたところ、NHKから病院に撮影許可を願い出るので臨時の診察予約をしてほしいとのことでした。 医師がなんと言うかもわからないのに強引ですねぇ。 図書館だっていきなり数日後に撮影させてくれと言って許可するのでしょうか。 NHKの看板をぶら下げて驕っているような感じがしました。 そしてこれはやらせになりますが、スーツに着替えて出勤していく場面も撮りたいんだとか。 さらには私の同居人の話も聞きたいとのことでしたが、彼女は多分嫌がるでしょうねぇ。 一応聞いてはみますが。 この話を最初にメールで受けてから、なんだかずいぶん早手回しです。 テレビ番...
仕事

疲労

今日は一日働いて、なんだか疲労が激しいようです。 私は自分では気付かないのですが、仕事に集中すると独特のONモードに入り、まわりが声をかけずらい雰囲気になると酒席などで指摘されることがたびたびあります。 能率は上がりますが、その分OFFモードに切り替わったときにどっと疲れがきます。 今日はそのONぶりが激しい日だったようです。 さぞかし同僚は私のぴりぴりぶりにびびっていたことでしょう。 反省しなければなりませんねぇ。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
その他

祝 日馬富士 横綱昇進

昨日の大相撲千秋楽結びの一番、久しぶりに力が入る大相撲でしたねぇ。 1分半を超える長い相撲でしたが、終始攻めていたのは大関でした。 白鵬は必死で残していましたが、もうピークは過ぎたのかなと思わせる防戦一方でした。 強くなる時はあれよあれよという間に強くなりますが、衰える時も早いんですよねぇ。 長いこと一人横綱でしたから、相当体にきているはずです。 横綱経験者の平均寿命は63歳と聞いたことがあります。 相当なプレッシャーとストレスがかかるのでしょうね。 ちなみに犬も、盲導犬の平均寿命は短いそうです。 しんどいことを続けると、寿命を縮めてしまうのですね。 動物園の動物はおおむね野生の動物より長生きするそうです。 閉じ込められているストレスよりも、餌が与えられ、天敵に襲われる心配も無いというほうがストレスが少ないんでしょうね。 それはともかく。 白鵬は一人横綱の重圧から解放され、もう一花咲かせるんでしょうか。 あるいはほっとして気合が抜け、引退へまっしぐらになるんでしょうか。 日馬富士はこれから大変ですね。 大横綱への道を歩んで欲しいものです。 今はモンゴル出身力士全盛。 日本人力士の奮起が...
その他

今日は冷たい雨に閉じ込められて、ごろごろしています。 季節がこんなに早く移ろうものだとは、43年生きてきて気付きませんでした。 もうすっかり、秋ですねぇ。 食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋と、秋は四季のなかでも最も過ごしやすい季節。 春のような濃厚な憂愁の気配もありません。 秋を楽しまずして、いつ楽しむ季節がありましょう。 私はとりあえず、食欲の秋を楽しみたいと思っています。 それには切実な理由があります。 3月5日の父の死以来、食欲不振が続いており、7ヶ月弱で体重が18キロ落ちてしまい、なんだかふらふらするというか、力が入らないのです。 父の生前73キロあった体重が今朝は55キロ。 ダイエットもせずにこんなに急激に体重が落ちることがあろうとは思ってもいませんでした。 就職時の体重が53キロで、その下は私にとって未知の世界。 どうしても53キロ以下に落ちるようなことは避けたいと思っています。 できればここいらで体重減少が止まってほしいと思っており、食欲の秋を楽しみたいというわけです。 体重が落ちて良かったこともあります。 以前買ったスーツが着られるようになったこと。 捨てずに取っておい...
文学

放哉

「放哉評伝」を読みました。 山頭火にかまけているうちに、もう一人の自由律俳句の巨人、尾崎放哉について知りたくなったからです。 よく、動の山頭火、静の放哉と言われます。 山頭火が晩年まで各地を行乞の旅を繰り返したのにたいし、放哉はサラリーマン生活を30代半ばで打ち切り、いくつかの寺の寺男や堂守をした後、晩年は小豆島の小さな庵に閉じこもって句作にはげんだからでしょう。 しかし2人には、共通点も多くあります。 ひどい酒飲みであったこと、多くの人に恥じも外聞もなく金の無心をしたこと、俳誌「層雲」の主要な同人であったこと、など。 句風は当然違ったものです。 山頭火は激しく、放哉は寂しげ。 つくづく淋しい我が影よ動かして見る この句は、読みようによってはずいぶん不気味な印象を与えます。 我の付属物であるはずの影と我とを同じ位置に置いて、影に呼びかけているのです。 一日物云はず蝶の影さす ここでも影が重要な暗喩を含んでいます。 こんなよい月を一人で見て寝る この句は放哉が否定した季語があり、わが国文学では重要なモチーフである月が正面から取り上げられ、放哉の芸術的精神がより自由になったことをうかがわせ...
散歩・旅行

田端文士村

今日は本当に涼しかったですねぇ。 半袖では肌寒いくらいでした。 と、いうことで、私の小さな放浪願望を満たすべく、都内散歩へと向かいました。 まだ上陸したことがない、田端を目指しました。 田端は芥川龍之介や室生犀星などが居住して、一時期田端文士村と言われたお土地柄。 さぞかし名所旧跡が多かろうと思ったのです。 田端の道は不案内なので、まずは車で上野へ。 上野警察署前の時間貸し駐車場へ車を停めて山手線に乗ること8分。 田端駅に到着です。 まずは駅前にある田端文士村記念館に行き、地図を貰いました。 そこから歩くこと約10分。 芥川龍之介旧居跡に着きました。 そこで愕然とします。 看板が一枚あるだけで、何の痕跡も無いのです。 そこで急遽文士村散策を止め、点在する寺社仏閣をめぐりながら山の手の町並みをそぞろ歩くことにしました。 古い真言宗のお寺や、かなり大きな神社がありました。 目を引いたのが、赤紙仁王尊。 自分の悪いところを仁王様の体に移しちゃおうと、赤い紙をはるのです。 仁王尊は赤紙でおおわれ、何がなんだかわからなくなっていました。 これでは仁王尊もたまったものではありません。  わけがわか...
文学

彼岸

今日は秋分の日ですね。 9月23日からずれるのは100数十年ぶりとか。 戦前は秋季皇霊祭という祭日で、この日に歴代首相は靖国神社に詣でる習慣があり、8月15日に参拝するとかしないとかいうことが問題になりだしたのは、ここ三十年ばかりのことです。 マスコミと政治家が、わざわざ問題でもないことを問題としてでっちあげてしまった不幸な出来事です。 暑さ寒さも彼岸まで、とか申します。 その言葉のとおり、今日の関東地方は曇って涼しいようです。 今年は残暑が厳しい年でした。 その残暑からようやく解放されるかと思うとほっとします。 涼しくなってきたところで、今日はこれから、どこへやら散歩に出かけましょうか。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
思想・学問

学士

今日の学士会館での会議、予想したとおり、予定調和的に何事もなく済みました。 実質2時間。 片道1時間20分でしたから、拘束時間は普通に出勤するよりもぐっと短く、得した気分です。 学士会館というのは旧帝国大学全体のOB会のような組織で、神田錦町にある本部には、会議室や宿泊施設、レストランなどが入っています。 建物は戦前の建築で、赤じゅうたんが敷かれ、天井がやたらと高く、レトロな感じの雰囲気のある内装になっています。 一階にあるラウンジには、なぜかいつもおじいちゃん達がたむろして、新聞や雑誌を読んだり、談笑したりしています。 旧帝国大学のOBなんでしょうかねぇ。 目の前にあるそば屋で昼飯を食ったのですが、スーツできめた痩身の老紳士が、鴨南蛮を食うときスカーフをナプキンのようにして首からかけて食っていました。 鴨南蛮を食うのに気取りすぎな感じがしましたが、きっとおぼっちゃま育ちなんでしょうね。 今は四年制の大学を出れば誰でも学士ですが、その昔は旧帝国大学卒業者にしか学士の称号を与えられなかったそうです。 早稲田や慶応など、私学の名門校でも駄目だったわけで、学士というのは権威あるものだったよう...
社会・政治

退屈

今日は神田の学士会館で会議。 直行直帰なので、朝はゆっくりです。 会議といっても懸案事項があるわけではなく、すでに根回し済みの案件をオーソライズするためだけの儀式のようなもの。 でもこういう儀式というか手順をきちんと踏むということが、民主国家の組織としては死活的に重要なのでしょうね。 退屈な時間になりそうです。 退屈といえば、今朝の新聞のコラムに、犬や猫は退屈を感じない、あるいは感じる能力がない、ということが書いてありました。 すべての瞬間を精一杯生きているということでしょうか。 猫なんか一日中ごろごろしていて、それが退屈ではなく、精一杯の生き方だとすれば、なんだか羨ましいような気がしますねぇ。 人間はといえば、商売でも政治でも学問でも、何かと競争しますね。 人より儲けたい、人より出世したい、人に先んじて学問的業績をあげたい、なんて。 それしか退屈回避の方法が無いかのごとくです。 その行き着くところが殺し合いでしかないことは明らか。 人間は過去から現在にいたるまで、延々と殺し合いを繰り広げてきました。 同種間で大規模な殺し合いをするなんて、人間以外に聞いたことがありません。 馬鹿馬鹿し...
社会・政治

一億総貧乏

おとといは給料日でした。 就職してから10年くらいは毎年確実に給料が上がるのを実感でき、これがわが国の年功序列の良い所、平凡な能力しかなくても、長く勤めれば年相応に家庭を持ったり家を買ったりできるような制度設計になっているのだなぁと感心していました。 しかしここ数年、給料は下がる一方。 世の中景気の良い話は聞きません。 私が勤める手堅い公共団体の給料が見る見るうちに下がるのですから、これは他の業種でも同じこと、あるいはもっとひどいことが起きていると想像します。 かつてわが国は一億総中流と言われたことがありました。 貧富の差が少ない良い社会だったというわけです。 それが小泉構造改革以来、奇妙なことになってきました。 小泉改革を進めた連中は、努力した者が多くの収入を得られる社会を目指すと言っていたわけですが、それは正確ではありません。 努力したうえにずば抜けて運が良い人、もしくは単にずば抜けて運が良い人だけが高収入を得、こつこつ真面目に働いて社会を支えている多くの勤労者が馬鹿を見る社会だったと言わざるを得ません。 今もわが国は世界全体でみれば相対的に高い所得を得、豊かな暮らしを享受していま...
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