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文学

Super Moon

昨夜はSuper Moonだったそうで。 恥ずかしながらそんこととはつゆ知らず、月を愛でることもなく、自宅で焼酎をかっ喰らっていました。 月の軌道が楕円形を描いているために起こる現象で、月が地球に接近したときに満月になると、Super Moonと呼ばれる巨大な月が観測されるそうです。 世界各地から、Super Moonの映像が届いています。 見事な月です。  圧倒されるばかりです。 建物と月の比率が明らかに奇妙ですね。 新古今和歌集にみられる藤原惟成の和歌に、 しばし待て まだ夜はふかし 長月の 有明の月は 人まどふなり と、いうのがあります。 これはいわゆるSuper Moonを詠んだものではないんでしょうが、もしかしたらSuper Moonなのかも、と想像することは、楽しいものです。 わがくにびとは、太陽神である天照大神を仰ぎ、国旗も太陽をあしらったシンプルで美しいデザインですが、なぜか風狂の世界に遊ぶ粋人は、太陽なんぞには眼もくれず、月の幻想美を追い求め、賛美してきましたね。 月見のために建てられた銀閣しかり。 卑近な例では、庶民が楽しむ月見の宴しかり。  わが民族が月を偏愛する...
散歩・旅行

生ヲタ芸

夏を快適に乗り切るため、Tシャツ を何枚か購入しようと、千葉そごうに出かけました。 肌触りの良さそうなTシャツ を三枚ほど購入し、そのまま千葉市中心部をふらつきました。 千葉パルコ前の千葉中央公園から、アニメ・ソングらしい大音量の歌声と、野郎どもの野太い掛け声が聞こえてきます。 なんだろうと行って見ると、様々なコスプレを着た若い男女が、アニメ・ソングに乗ってヲタ芸を打っていました。 アニメ・ソングはすべてCDらしく、歌手の姿は見かけませんでしたが、壇上では3人の男女がそれぞれ思い思いのコスプレをしてヲタ芸を打ち、ギャラリーを指導していました。 その姿は芸術的なまでに美的なものでした。 ほとんど馬鹿馬鹿しいとしか思えない狂気じみた衣装、それにあまりに一心不乱に踊るその姿。 それは若さの発露というよりも、もっと原初的な衝動に突き動かされているかのごとくで、私はしばし呆然と見つめざるを得ませんでした。 ヲタ芸を打っている姿を生で見たのは初めてです。 見た目の気持ち悪さをべつにすれば、青空のもと、音楽に乗って体を動かすことは、爽やかな運動であるはずです。 しかし、ヲタクにまつわる暗い欲望の影は...
文学

なんとなく

だるいです。 昨日、一昨日と歩き回ったせいかもしれず、連休最終日の憂愁かもしれず。 私は大型連休でも夏休みでも、最終日まで遊びまわることはしません。 疲れちゃいますから。 今日も憂色の連休最終日ですねぇ。 家でごろごろしていても気持ちは沈むばかり。 わが部屋に われの居ること木の枝に 魚の棲むより うらさびしけれ     若山牧水 こんな厭世的な和歌が、頭を去来します。 そうかといって気晴らしに近所を歩こうかと思っておもてに出たら、鳥が鳴いていて、 夏の樹に ひかりのごとく 鳥ぞ啼く 呼吸(いき)あるものは 死ねよとぞ啼く   若山牧水 という歌が浮かんできて、命の盛りであるべき初夏が、どこか不気味なものに思えてきて、すぐに帰ったりするのです。 なんだか今日は悪い波に襲われているようです。若山牧水歌集 (岩波文庫)伊藤 一彦岩波書店にほんブログ村 本・書籍 ブログランキングへ ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
散歩・旅行

川崎から田園調布、洗足池散歩

川崎大師他の散歩から帰ってきました。 二日で31,917歩。 歩きました。 昨日はまず、川崎大師へ。 雰囲気のある参道を抜けて大師前の甘味処で名物の葛餅をいただきました。 思ったよりボリュームがありました。 本堂では太鼓や鐘を鳴らしながら派手に読経し、火柱を上げて護摩をたいていました。 南無大師遍照金剛、と唱えていました。 南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経はよく聞きますが、珍しいですね。 真言宗では一般的なんでしょうか。 あまねく金剛の教えを照らす弘法大師に帰依します、と言う意味でしょうかねぇ。 境内には的屋がたくさん出て、にぎやかでしたねぇ。 功徳をいただいたところで、夢見ケ崎動物公園へ。 なんとここ、無料なのです。 川崎市の郊外にあり、駐車場待ちの車が列をなしていました。 レッサーパンダやシマウマなど、わりと大人しめの動物が多かったですね。 歩きつかれたところで、川崎駅近くのホテルまでバスで移動してチェック・イン。 川崎は横浜に隠れてしまっているような感じを持っていましたが、大都会でした。 びっくりしました。 千葉駅前は負けましたね。 今日は東急で田園調布へ。 関東大震災後に計画的に作...
散歩・旅行

みどりの日

今日はみどりの日。 自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日です。 自然公園や植物園などは軒並み無料となり、人でごったがえします。 一度みどりの日に新宿御苑を訪れたことがありますが、あまりの人の多さに閉口しました。 これならわずか200円の入苑料を払って普段の土日に来たほうが良いと思いましたね。 最近のゴールデン・ウィークはゆうに日帰りできる近場に一泊で出かけること。 八王子に泊まったり国分寺に泊まったり、昨年は大宮に泊まりました。 今年は川崎に宿を取って未踏の地、川崎大師参詣などしようかと思っています。 では、行ってきます。
映画

「テルマエ・ロマエ」

雨の祝日、今日は久しぶりに映画館に足を運びました。 観たのは阿部寛主演のコメディー「テルマエ・ロマエ」です。 まずは予告編をご覧ください。 阿部寛演じる古代ローマのテルマエ=公衆浴場の設計技師が、なぜか日本の銭湯やら温泉やらにタイム・スリップし、日本の公衆浴場に感銘を受け、古代ローマに戻って日本の思想を取り入れたテルマエを次々と作り、名声を得ていく物語です。 古代ローマのシーンでは、皇帝に市村正親、次期皇帝候補に北村一輝、皇帝の側近に宍戸開など、濃い顔の日本人俳優が占めており、イタリア人はエキストラとして大勢起用されているに過ぎません。 設計技師が銭湯の富士山の壁画やフルーツ牛乳に深く感銘を受けたり、露天風呂を絶賛し、温泉卵の旨さにうっとりしたり、平たい顔族、と彼が名づけた日本人の持つ風呂文化の奥深さにやたらと感動するのがじつに滑稽で、抱腹絶倒のコメディーに仕上がっています。 上戸彩演じる漫画家志望の温泉旅館の娘との軽い恋愛物の要素があったり、古代ローマが史実と異なる歴史を歩みそうになり、それを公衆浴場作りで修正したりと、タイム・スリップ物らしい要素もあります。 それにしても阿部寛、良...
文学

憲法記念日

今日は憲法記念日ですね。 永井荷風は「断腸亭日乗」で、日本国憲法施行の日、ただ一言、以下のように記しています。 米人の作りし日本国憲法 、今日より実施の由。嗤ふべし。  おそらく永井荷風は、日本国憲法が発布、施行されたというその事実より、旧敵国がわが国を骨抜きにする目的で作った阿呆陀羅経を、その意味するところを理解せずに喜んでいる日本国民の不甲斐なさを嗤ったものと思われます。 しかし施行65年を経た今日、どのマスコミが行う調査でも日本国憲法改正に賛成するものは50%を超え、新聞社によっては60%ちかくにも上っています。  眼が覚めるのに65年もかかったことはそれこそ嗤うべきですが、冷戦下、憲法改正と言うだけで軍国主義者呼ばわりされたことを思えば、隔世の感があります。 今、みんなの党やたちあがれ日本、自民党、民主党などは基本的に憲法改正に賛成の立場。 社民党は護憲。 共産党は護憲のように思われがちですが、じつは当然のことながら、赤い憲法に改正したいというのが本音です。 公明党は今の憲法に条文を書き足す加憲。 今国会で憲法改正を発議すれば、三分の二を得ることができ、国民投票で過半数を制して...
社会・政治

コーラン焼却

アフガニスタン各地で駐留米兵がイスラム教の聖典、コーランを燃やしたことに対する抗議デモが続いています。 中東諸国との紛争は、いくら米国が否定しても、宗教戦争としての一面が厳然として存在することを否定しきれるものではありません。 そうではありますが、宗教対立だけが原因ではなく、じつは油が採れることが最大の理由であることは疑いありません。  昨年3月、テリー・ジョーンズなる米国人が、突如としてフロリダ州の教会でコーランを被告とする模擬裁判を開廷。 テロを助長し他の宗教の信者を迫害しているなどとして、裁判官よろしく人道に対する罪で有罪を宣言しました。 コーランを油に1時間漬けた後、派手に燃やし、映像をウェブサイトで公表までしましたね。 愚かな男です。 イスラム過激派は宗教対立を煽り、問題を宗教戦争だけにすり替えようとしているのですから、テリー・ジョーンズのような男の出現は願ったりかなったりと言えましょう。 もしかしてテリー・ジョーンズこそ、イスラム過激派だったりして。   相手が直接的な軍事行動ではなく、象徴的な行為でこちらを侮辱してきた場合、それに対しては紳士的に、口頭もしくは文書で、しか...
文学

さみだれ

千葉県は朝からどんよりとした雲に覆われ、時折雨がぱらつています。 五月雨かな、と一瞬思いましたが、五月雨は陰暦の5月、今で言うと6月後半から7月前半にふる雨のことですから、私たちの季節感でいうと、梅雨をさしているものと思われます。 こういうことはよくあって、正月を初春などと言うと、真冬じゃぼけ、と思いますが、陰暦での正月は2月も後半ということですから、そろそろ梅が開き始めるかという頃。 初春という表現も頷けます。 してみると、下の藤原定家の和歌も、趣深く感じられます。 五月雨の 月はつれなき み山より ひとりもいづる 郭公かな 梅雨どき、月はつれないことにその姿を見せてはくれないが、山からホトトギスの鳴き声がして、趣深く感じられる、といったほどの意でしょうか。 では、下の蕪村の句はどうでしょうか。  さみだれや 大河を前に 家二軒 さみだれや 名もなき川の おそろしき 梅雨どきの自然の恐ろしさを静かに暗示して秀逸です。  幸いにして、雨は明日までで、あさってからはよく晴れるそうです。 明日からの4連休、後半が行楽日和と見えます。 小さな楽しみを、しっかりと楽しみましょう。蕪村句集 現代...
社会・政治

ウサマ・ビン・ラディン殺害から1周年

ウサマ・ビン・ラディンが米国軍によって殺害、遺体を海に遺棄されてからちょうど1年がたちました。 イラク戦争、アフガニスタン戦争と今も続く米国によるテロとの戦いは終結の気配を見せません。 イラク戦争では、イラクが大量破壊兵器を隠し持っていると米英が難癖をつけて始めた戦争で、フセインがいくら大量破壊兵器など持っていない、米英との戦争は避けたいと叫んでも、やる気まんまんの米英を思いとどまらせることは不可能でした。 終戦後、イラクに大量破壊兵器は無かったことが判明しても、米国大統領も英国首相も、反省するどころか、それでも正しい戦争だったと言い張っていましたね。 あぁ、わが国も70数年前、同じやり方で米英の戦略にまんまと乗せられ、退くも地獄進むも地獄という状況に追い込まれて、わずかな活路を求めて真珠湾を空爆し、同時にマレー半島の英領を襲ったのですねぇ。 国敗れ、軍事的、外交的に旧敵の言いなりになることによって経済的繁栄を手に入れたわが国。 戦に敗れるというのはそういうことだと知ってはいても、あのような卑怯な連中と手を組み続けるのは嫌ですねぇ。 米英のやり方は今も昔も姑息で卑怯。 そのくせ無理めの...
文学

クールビズ

今日からクールビズ。 私もノーネクタイ・ノー上着で出勤しました。 でもまだそんなに暑いわけでもないし、変な感じです。 ネクタイを締めないですむのは気楽で良いですけど。 クールビズというと、サラリーマン川柳にもよく詠まれていますね。 我が社では 部長のギャグが クールビズ  お仕着せの あわれ男の クールビズ  怒らない それが今年の クールビズ  購入費 高くついたり クールビズ  なかなか笑わせてくれます。  クールビズはまだ実際には定着していないのかなぁと思わせたのが、 全員が クールビズ着て 寒くて暖房ですかねぇ。 クールビズを無理強いされている感じで、なんでも横並びが好きなわが民族らしい光景と言えましょう。 寒ければ上着を着ればいいのに、クールビズ期間中だからって、社員一同打ち揃い、無理して薄着しちゃって るんですねぇ。 阿呆ですねぇ。これから本格的な夏が来て、冷房をなかなか入れてもらえないとなると、クールビズは絶大な威力を発揮するんでしょう。 にほんブログ村本・書籍 ブログランキングへ ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

メーデー

今日はメーデーですね。 中学生の頃、5月1日は必ず休暇をとる英語教師がいました。 おそらくメーデーに参加していたのでしょうね。 今年は4月28日に代々木公園で第83回メーデー中央大会が開催されたとのことでした。 野田総理をはじめ、多くの閣僚や国会議員が参加して行われ、参加者は3万人にも上ったのとか。 たいしたものです。 産業革命の頃、労働者の労働時間は一日12~14時間が普通だったそうです。 で、最初は8時間労働を達成することが重要な目標だったとか。 8時間は仕事のために、8時間は休息のために、8時間は好きなことのために、というのがスローガンだったようです。 それが今、私の労働時間は7時間45分。 少しずつ、労働環境は良くなっているのですね。 メーデーを祝日に、という動きは昔からありますが、なかなか実現しません。 5月1日が休みになれば、5月2日は国民の祝日に関する法律第3条3項により、自動的に休日になります。 祝日と祝日に挟まれた一日は休日にする、というわけですから。 そうすると5月1日から5日までの超大型連休となります。 是非実現してほしいものです。 ゴールデン・ウィークは遊ぶため...
その他

だるい

大型連休の合間の出勤、だるいですねぇ。 しかも昨日は少々肉体労働をしたため、体のあちこちが鈍く痛みます。 実家に行って、亡父の膨大な蔵書の中から、興味のあるものをもらってきたのです。 段ボール10箱になりました。 それでも、亡父の書斎の本棚、全然減った感じがしません。 いったいどれだけ書籍を持っていたのでしょうね。 大きく分けて、亡父の蔵書は4種類に分かれます。 仏教書をはじめとする宗教書。 文学書。 社会思想書。 それと、ごく趣味的なエッセイや現代小説などです。 仏教の専門書は寺の財産なので遠慮しました。 文学書を多く、社会思想書は少々もらい、仏教書のうち是非もらいたかった唯識に関する研究書を数冊、兄の許可を得てもらいました。 現代小説は亡父と趣味がまったく合わないので眼もくれず、エッセイはけっこうもらいました。 引っ越しと違って膨大な蔵書のなかから宝探しのように興味のある書籍を探し、ぱらぱらとめくっては段ボールにつめ、車に運び、という作業は、その時は夢中ですが、後になってどっと疲れがきました。 私には運送業はできませんねぇ。 過酷な肉体労働に従事するみなさんに感謝。 私の6畳に満た...
社会・政治

訪米

民主党政権が誕生して2年半、初めて総理が米国を公式訪問するため、旅立ちました。 思えば鳩山元総理の外交音痴のせいで、わが国の外交はガタガタになってしまいました。 鳩山・菅と続いた外交音痴のせいで、野田総理がずいぶん立派な指導者に見えるから不思議です。 とくに普天間基地の移設に関して、鳩山元総理は喜劇のような言動を繰り広げ、米国と日本国民を唖然とさせました。 まさにお笑いの千両役者です。 主役から降りてなおお笑いへの情熱は消えず、先ごろ野田総理や民主党幹部の制止を振り切って意味不明のイラン訪問を成し遂げ、イスラム原理主義者のイラン大統領を相手に友愛を説くという離れ業を演じて見せましたね。 外交によって世界中から笑いをとるその技は、余人を持って代えがたいものがあります。 これからも面白おかしいネタを見せてね。 友愛教教祖にして稀代のコメディアンでもある鳩ちゃんっ。
散歩・旅行

感傷散歩?

亡父の四十九日忌の法要を先週無事済ませ、好天に恵まれた連休の今日、父がこよなく愛した浅草周辺を散策しました。 千葉市の自宅から高速を飛ばして約50分、吾妻橋の墨田区側の時間貸駐車場に車をとめ、吾妻橋を徒歩で渡って浅草へ。 ここ30年ばかり、浅草は廃れ行くかつての繁華街というイメージでしたが、東京スカイツリーの完成でその様相は一変しました。 吾妻橋から見た東京スカイツリーとアサヒ・ビール社屋です。 主にねずみ色の服を着ていつも酔っ払っているような年配男性ばかりの町、というイメージから、家族連れや若者のグループ、それに外国人観光客が闊歩する現代的な町へと。 それにしても雷門前の人出はすさまじいものでした。 渋谷109前のスクランブル交差点以上の人口密度です。 とくに大きな声で話し、写真をとりまくる中国人観光客の激増ぶりは、わが国を乗っ取られるのではないかと心配になるほどでした。 たんまりお金を落として大人しく大陸に帰ってね。 浅草寺の本坊、伝法院が、めずらしく公開されていました。 拝観料は300円。 知っていたわけではなく、偶然だったのですが、得した気分です。 初めて入りましたが、想像以上...
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