お笑い 大師匠
昨夜某中華料理店で夕食をしたためたのですが、そこにじつに素敵なお婆様がいらっしゃいました。 レジ前にどっかと座り、二人の女子高生アルバイトに様々な指示を飛ばしています。 多分耳がお悪いのでしょう、信じられないような大音量の指示でした。 二階で宴会を開いていたようで、それにまつわる指示。「今日はねぇ、飲み放題じゃないんだよ。だから酔っぱらってきたなと思ったら、じゃんじゃんビール持ってっちゃいな。飲み放題の時は注文を受けてから時間を置いて持っていくんだよ。いいかい、世の中は何だってあべこべにできてるんだからね。熱燗なんて言われたらねぇ、あっついお湯に少うしお酒混ぜればいいんだよ。どうせ酔っぱらってるんだからわかりゃしないよ。それからねぇ、あんた達若いんだからにっこり笑って『お客さん、すいませんが運んでもらえますか』って言うんだよ。二時間も三時間もまともに働いたら持たないよ。楽しなきゃ駄目なんだよ」 私は塩味の五目そばをすすりながら、この素晴らしい人生哲学に感嘆の念を禁じ得ませんでした。 しかし爆笑は堅く禁じました。 鼻から熱い中華めんをこぼしてはいけませんから。 二階の宴会客には聞こえてい...