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社会・政治

内親王の宮家

最近にわかに宮家増設の話題が新聞をにぎわすようになりました。 東宮殿下・秋篠宮殿下の下には、悠仁親王殿下しか、皇位継承できる皇族がおられないからかと思われます。 一方で独身の内親王は何人もいらっしゃいます。 となれば、少ない手駒を増やすため、内親王であっても婚姻後も皇族にとどめ、新宮家を作るのが手っ取り早いということでしょう。 他に戦後GHQの命令で多くの臣籍降下した宮家を復活させるという案も浮上しているようですが、これは難しいでしょうね。 戦後66年も経っている上に、華族制度が廃止され、臣籍降下した宮家の旧皇族方は華族をすっ飛ばして2階級特進?で平民になってしまわれたのですから。 で、問題となるのが内親王の血統をもって宮家を存続させた場合、若宮が生まれてもそれは女系であるという点。 現状の皇室典範では女系男子には皇位継承権がないことになっています。 そうすると当然、いくら内親王を祖とする宮家を作っても、何の保険にもならないことになり、税金の無駄です。 すなわち昨今の宮家増設の議論は、女系男子容認、さらには女帝容認という結論が用意されていると考えるべきでしょう。 大いに結構なことです。...
社会・政治

中国のスクール・バス

10日ほど前、中国でスクール・バスと大型トラックが衝突して子供18名を含む20名が死亡したそうです。 驚くのは、定員9名のスクール・バスにじつに64名もの子供や関係者が乗っていたそうです。 そうなると、もはや定員オーバーというより過積載。 おそらくブレーキもろくに効かなかったんじゃないでしょうか。 なんですか、これは。 これは良いほうです。 これはバスではなく、トラックです。  こんなものに子供をぎゅうづめにするとは。 捕虜の移送だってもう少しマシですよ。 そこいら中に煙草をポイ捨てしたり、建物の中でさえ平気で痰を吐いたり、そういう民度の低さが、すべてこういうバスを許す行為につながっているのです。 一朝一夕には変わらないでしょうが、地道な公衆衛生と公衆道徳の教育で、人間的な環境を整えなさい。にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

おじいちゃん達の政界再編

亀井うるさい静香議員です。 国民新党の亀井うるさい静香議員、石原慎太郎都知事やら山崎拓元議員やらたちあがれ日本の平沼赳夫議員やら、おじいちゃんばっかりを集めて、一番おじいちゃんの石原都知事を頭にかついで政界再編を仕掛けると聞きました。 その上みんなの党だの大阪維新の会だの中京都構想の大村元議員だの、威勢のいい若手にも秋波を送っています。 石原慎太郎都知事です。 平沼議員です。 男の場合、50過ぎに急に不倫願望が強くなる人がいると聞きます。 それも親子ほど年が離れた若い娘に懸想してストーカーになってしまったりするとか。 おそらくこれは、オスとしての生殖能力が終わりに近づいて、慌てて生殖行為に及ぼうということのようです。 山崎拓元議員です。 だからこそ、若くて妊娠出産にリスクの少ない健康的な女性に惚れてしまうのでしょう。 職場の先輩でも、そういう人を何人も見ました。 もっとも、若い頃からのプレイ・ボーイ以外、大抵は轟沈するようですが。 うるさい静香議員が政界再編に動き出したと聞いて、初老の男が急に目覚めちゃう話を思い出しました。 人生も終わりに近づいて、総理にはなれないまでも、もうひと花咲...
お笑い

立川雲黒斎(うんこくさい)家元勝手居士

立川談志師匠が亡くなりましたねぇ。 永遠に死なないんじゃないかと思わせる図々しさと毒舌が売りでした。 あまりの天才ぶりに、先代林家正蔵師匠は、立川談志師匠がまだ40代の頃、「あいつは自殺するんじゃねぇか」なんて言っていましたっけ。 やることなすこと当たるので、世の中がつまらなくなってしまうのではないか、と心配したようです。 で、生前、某ラジオ番組で「墓も、お経もいらねぇ。戒名も戒名代がもったいないから自分で決める、できれば病名は“ふとした病”がいいな」なんて言っていて、立川雲黒斎(うんこくさい)家元勝手居士、などとふざけた戒名を自分でつけてしまいました。 最後まで人を食った感じが噺家らしいですねぇ。 しかしこの人、いわゆる噺家らしい噺家ではありませんでした。 国会議員になったり、大学で落語と文化について教えたり、社会的な発言が多く、しかも自分の師匠、柳家小さん師匠が会長を務める落語協会を、自分の弟子を真打ちにしなかったことを理由に脱会、立川流家元を名乗るようになりました。 日本の落語会を引っ張ってきた先代三遊亭円楽師匠に続いて立川談志師匠まで亡くなって、落語界はしばし虚脱状態です。 落...
社会・政治

平均的な人生モデル

今日で山一証券が経営破たんしてから15年になるそうです。 あの頃おぎゃあと生まれた子はもう15歳なのですね。 時のうつろいを感じずにはいられません。 山一証券の社長、記者会見の席で、号泣しながら、「社員は悪くありません。経営陣が悪いのです」と言っていたのが印象に残ります。 ああいう経営者は良い意味でも悪い意味でも日本独特なのではないでしょうか。 欧米の経営者だと、経営危機を察知すると素早く退職金をもらって我関せず、という人が多いように思います。 ただし人前で号泣するような格好悪いことは絶対にしません。 企業への帰属意識が強い日本人ならではでしょうねぇ。 あれから15年、旧山一マンのみなさんはどこで活躍されているのでしょうね。 優秀なみなさんのことですから、適当な会社におさまって、よろしくやっているのでしょう。 でも時代は急速に変化し、生涯一つの会社で務めあげる、という日本人のビジネス・モデルは崩壊しつつあります。 そもそも日本人社員はあまり採らず、派遣などのアウトソーシングで実務を動かす会社が増えました。 私の職場もそうです。 専業主婦というのも幻想になりつつあり、今やまともな暮らしを...
お笑い

噂のモーガン夫妻

昨夜は珍しくコメディを観ました。 「噂のモーガン夫妻」です。  モーガン夫妻は、夫の浮気が原因で別居中。 そのさなか、レストランで食事しながら今後について話し合った帰り、偶然マフィアのヒット・マンによる殺人現場を目撃してしまいます。 二人の命が危険なため、FBIの命令で、偽名を名乗り、熊が出没する片田舎の保安官宅に保護されることに。 ニュー・ヨーカーの二人には何もかもが新鮮で戸惑うことばかりの田舎暮らし。 星の美しさに感嘆したり、熊に襲われたり、ロデオ大会を見に行ったり。 そんな生活のなか、夫妻は関係性を改善していきますが、別居中に妻も浮気をしていたことが判明したり、マフィアが夫妻の居場所を突き止めてヒット・マンを送り込んだりというドタバタ劇が続きます。 それにしても、モーガン役のヒュー・グラント、今作では精彩を欠いています。 私は高校生の頃、同性愛者の純愛を描いたあまりにも美しく、社会的問題提示をも盛り込んだ名作「モーリス」でヒュー・グラントを知って以来、この役者には特別の関心をもっています。  「ブリジット・ジョーンズの日記」にしても、「アバウト・ア・ボーイ」にしても、優男で女にだ...
散歩・旅行

幕張新都心と幕張ベイタウン

今日はきれいに晴れて、玉のような小春日和でした。 家にじっとしていられず、車を飛ばして幕張新都心へ。 高速を使って自宅から約20分、千葉市美浜区の幕張新都心の県営駐車場にたどりつきました。 10年ほど前、3年間ほどこの地区にある機関で働いていました。 当時はカルフールが鳴り物入りでオープンし、毎日カルフール渋滞が起きていましたが、今は撤退し、イオンになっています。 散歩していると、シネコンが出来たり、アウトレットが出来たりで、高層ビルが立ち並ぶオフィス街でしかなかった幕張新都心は、繁華街の趣を呈していました。 幕張メッセや千葉マリン・スタジアムで大規模な催し物を開くと、たいへんな人出になります。 以前、マリン・スタジアムでヤクルトー阪神戦を観戦したときは、帰るのが大変でしたねぇ。 衝撃だったのは、震災から8ヶ月を経てなお、道路のあちこちが陥没し、マンホールが飛び出していたことです。 同じ千葉市内でも、内陸部にある私が住む若葉区はなんの影響も受けていないというのに。 千葉県は被災地と、森田健作知事がことあるごとに力説するのもうなづけます。 幕張ベイタウンにあるマンションの14階に住む同僚...
その他

ユートピア

昨夜はスペインのSF映画「ユートピア」を鑑賞しました。 ハリウッドにはない、ヨーロッパ独特の味わい深い雰囲気、灰色がかった映像、映画音楽、どれも素晴らしいのですが、ストーリーがもう一つです。 主人公は予知能力を持ち、予知能力者の集団であるユートピアで修行する青年です。 この青年が予知夢にたびたび現われる女性を救いに行き、予知した未来は変えられるし、そのことに気づかなければやがて予知能力者は狂気に陥る、という仕掛け。 しかしいくら雰囲気がよく、題材が壮大でも、こうチマチマした直近の未来ばかりを見せていては、話をふくらませることは不可能でしょう。 ちなみにレンタル店ではホラーのコーナーに置かれていましたが、ホラーではありません。 レンタル店にはソフトの適切な配置が求められます。ユートピア クーロ・ロヨハピネット・ピクチャーズにほんブログ村↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
その他

セックス・シンボルとオカマ

わが国の男性陣はすっかり弱弱しくなってしまったのか、少女アイドルばかりを追いかけまわしているような印象を受けます。  米国では、古くはマリリン・モンロー、80年代から90年代にはマドンナといったセックス・シンボルがいて、お色気をふりまいていました。 マリリン・モンローです。 マリリン・モンローは新婚旅行先に日本を選び、あの浪越徳二郎先生に指圧をしてもらったとか。 さすがの浪越大先生も緊張なさったようです。 マドンナが颯爽とデビューしたのは私が中学生の頃。 「Like A Virgin」は刺激的でしたねぇ。 マドンナです。 踊るマドンナです。 近頃では、パリス・ヒルトンでしょうか。 パリス・ヒルトンです。 素行の悪さから、Bad Girl なんて素敵な称号をいただいちゃいました。 でも私から見ると、米国の美人女優やセックス・シンボルと言われる女性たち、全員オカマに見えちゃうんですよねぇ。 日本人は華奢ですから、日本のオカマと米国美人で、ごつさはどっこいどっこいのような気がします。 なるほど、そういうわけで日本の男性陣の多くは少女アイドルに夢中になるのですね。 性差があからさまなのは、米国...
文学

ガラス玉演戯

「ガラス玉演戯」とも「ガラス玉遊戯」とも訳されるドイツのノーベル文学賞受賞者、ヘルマン・ヘッセの畢生の大作。 ヘルマン・ヘッセというと、少年の成長や挫折を描く青春文学の作家、というイメージが強いですが、「荒野のおおかみ」あたりから、急激に文明批判や精神世界への言及を強めていきます。 その行きついた果てが、「ガラス玉演戯」でしょう。 未来、芸術と数学と瞑想を伴って行われる究極の芸術、ガラス玉演戯が生まれます。 主人公クネヒトはガラス玉演戯の名人となります。 クネヒトの意味はしもべ。 究極の芸術の名人が、しもべ。 それだけでも、なんだか意味ありげです。 クネヒトは、もはや内面の嵐に突き動かされて社会から脱落することはありません。 瞑想の力によって社会的な秩序と内面の自由を調和させることができるからです。 学問と芸術、論理と感性を同時に表現し、調和させ、統一することを可能にする世界語、それがガラス玉演戯であり、クネヒトはその最高位にまで上りつめるわけです。 しかしこのガラス玉演戯の神聖な世界に対立するものとしての俗世の存在が、主人公を更なる調和と統合に向かわせます。そして・・・。 結末は人に...
社会・政治

オウム裁判

この件に触れないわけにはいかないでしょうね。 遠藤誠一被告の死刑確定で一連のオウム裁判が終了しました。 もっともまだ3名ほど、逃走中の指名手配犯が残ってはいますが。  罰金などの微罪を含めると180人を超す犯罪者を出した狂気のカルト集団。 死刑確定は尊師を含めて13名。 果たして執行できるのでしょうか。 あさま山荘事件の坂口弘死刑囚は事件から40年を経てなお執行されず、永田洋子死刑囚は執行を待たずに病死してしまいました。 一連のオウム事件死刑囚が偶像化されるのを防ぐなんて言い訳して、あさま山荘事件の死刑囚のように塩漬けにしてしまう恐れが十分にあります。 それでなくても今、死刑が確定してなお執行されていない者が120人もいます。 民主党政権になってから執行されたのはわずか2人。 私は、死刑は憲法が禁じる残虐な刑罰にあたるものであり、いずれ廃止すべきものと考えていますが、同時に遵法精神というものが、法治国家では何よりも尊重されなければならないと思います。 したがって現行法規によって死刑が確定した者は、法が改められないかぎり必ず執行しなければならず、死刑執行趣意書に署名しない法務大臣は、その...
映画

キャンプ・ホープ

昨夜は実話に基づくキリスト教原理主義団体の子弟である高校生を森に集めて行うキャンプでの出来事を描いた、「キャンプ・ホープ」を鑑賞しました。 米国ホラー映画に出てくる高校生というと、酒は飲むわマリファナはやるわ見境なしに乱交するわで、不良ばかりのイメージがあります。 しかしこの作品では、婚前交渉はおろか自慰行為さえ悪への道だとして禁じられ、たえず神への信仰と悪魔への恐怖に苛まれている高校生たちが登場します。 これもまた、米国の一面であるのでしょう。 実話を基にしているというだけあって、とくだん怪奇現象や恐怖シーンがあるわけではないのですが、ある男子高校生が悪魔に魅入られているのではないかと怯え、司祭をはじめとする共同体のスタッフたちも、彼を悪魔に渡さぬよう、時にやさしく、時に厳しく接します。 怖ろしい幻視体験の末に、少年は司祭や共同体への不信をつのらせ、信仰を捨てるにいたります。 この映画は、少年がいかにして信仰を捨てるに到ったかを描く、ドイツ教養小説のような、成長物語として観るのが妥当でしょう。 おそらく多かれ少なかれ、キリスト教国の人々は神と悪魔と両方を怖れる気持ちを幼い頃から植えつ...
思想・学問

新嘗祭(勤労感謝の日)

明後日、勤労感謝の日はもともと新嘗祭。 新嘗祭とは、新米をはじめとする秋の収穫物を神々に捧げるとともに、天皇陛下自らがそれを食し、秋の収穫を祝う、宮中の行事であり言わば収穫祭です。 それが戦後、勤労感謝の日と名前を変え、続いてきました。 かつて勤労といえば農業。 わが国の農耕民族としての面目を保つお祭りです。 籾すりの 新嘗祭を 知らぬかな  正岡子規 ユーモラスな句ですねぇ。 新米の籾をする籾摺り機にとっては、新嘗祭など知ったことではないのです。 新米に 菊の香もあれ 小六月  正岡子規 小六月とは、新嘗祭の頃の小春日和の別称。 旧暦六月は新暦では五月の半ば。 秋も深まった頃、ふと訪れる五月のような爽やかで暖かい日を詠んでいます。 菊は秋の花。 五月のような爽やかな日に、秋の花たる菊の香りが漂っているという、季節の倒錯を感じさせますね。 天つ風 雲の通ひ路 吹き閉じよ をとめの姿 しばしととめむ 百人一首にも選ばれた僧正遍昭の有名な歌です。 新嘗祭の最後に行われる豊明節会(とよあかりのせちえ)を歌ったもので、宴会の席で天女が降りてきて舞を舞う、その天女の舞にうっとりと見惚れる作者の姿...
文学

大いなる助走

筒井康隆の小説に、「大いなる助走」という作品があります。 同人誌に参加し、自分が所属する大企業を内幕を暴露した小説を書いた青年が、大企業にいられなくなり、直本賞なる権威ある文学賞を受賞するため、選考委員にあの手この手で働きかけ、しかし受賞を逃がし、選考委員を殺害してまわる、というハチャメチャな小説です。 直本賞を受賞するために、女好きの選考委員には恋人を差出し、男色家の選考委員には自らの体を捧げ、金を積み、それでも受賞できなかった青年は、ほぼ頭が狂います。 映画化もされ、佐藤浩市が青年作家を演じ、鬼気迫るなかにもどこか滑稽な、このおとぎ話の主人公を演じて見事です。 半分呆けちゃった選考委員がいたり、実力がある新人作家は選考委員の生活を脅かすという理由で落としたり、ちょうどその頃筒井康隆が何度も直木賞候補に挙がりながらついに受賞できなかった私怨ばらしの小説と評され、筒井康隆は世の中に私怨ばらしではない小説があるか、と開き直って話題になりましたね。 これを読んだのは高校生の頃で、「大いなる助走」、というタイトルがすんごく気になりました。 つまり同人誌などで書いているのはプロになるための助走...
社会・政治

マイナン・バー

国民一人一人にICカードとポータル・サイトを割り振るマイナン・バー制度、平成27年1月の導入を目指して動き出したそうです。 遅きに失した感は否めませんが、一歩前進です。 ちょっと前までは、国民総背番号制とか言われていましたね。 その語感のイメージから、まるで国民を支配する警察国家を目指しているかの如き誤解に基づく反発も見受けられましたが、さすがに最近はそういう頓珍漢なことを言う輩はいなくなりました。  時代の流れですかねぇ。 年金や税金やパス・ポートや免許証などを一元的に管理でき、役所にとって事務簡素化になるだけでなく、国民にとっても利益の大きい制度です。 社会保険庁のデタラメな年金管理も、マイナン・バーの導入で大幅に改善されるでしょう。  今は一人当たりの番号が年金・免許証・パスポートなどなど、いくつも振られていますから、効率が悪くて仕方ありません。  現に私も、某機関に出向していた3年間、年金未納扱いになっていました。 共済組合扱いから厚生年金扱いに代わったのが原因と思われますが、たった一回、年金制度の異なる機関に出向しただけでそんなことが起きるようでは、職を転々としている人の管理...
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