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社会・政治

オルト・ライト

昨夜、NHKの番組で、オルト・ライトなる言葉を知りました。 平たく言えば、米国による白人至上主義運動のようです。 その昔はKKK(クー・クラックス・クラン)とかいう不気味な団体がいましたね。  なんだか時代錯誤のような感じがしますが、ご当人たちはいたって真面目。 リーダーのスペンサーなる人物、おのれが人種差別主義者であることを公言して憚りません。 黒人大統領だったオバマから、白人で、なんとなく人種差別的な匂いがするトランプに代わってから、にわかに勢いづいたようです。 おバカさんですねぇ。 そんなこと今どき主張したって、虚しいかぎりでしょうに。 本音はともかく、建て前というものがあり、現代の建て前は人種差別は許されない、というものです。  陸上短距離やバスケットボールは黒人が強いとか、体操なんかは日本人や中国人が強いなどの、人種的特徴はあるんでしょう。 しかしそのことと、差別ということは、決して一致することはありません。  ヒスパニックでしょうか、「マイノリティの権利をどう考えているのか」と問われ、くだんのスペンサー、「マイノリティに生まれるのは大変だ。だから自分はマイノリティにはなりた...
文学

コンビニ人間

昨夜は芥川賞受賞作「コンビニ人間」を読みました。 単行本で150ページほどの中篇ですので、1時間ほどで読めました。コンビニ人間村田 沙耶香文藝春秋 36歳、独身、コンビニ店員歴18年、恋愛経験なし、したがって処女の女の物語です。 この女、子供の頃から少しずれています。 公園で小鳥が死んでいるのを見つけて、他の子供たちは泣きながらお墓を作ろう、と言うのに対し、真面目に、お父さん、焼き鳥が好きだから焼いて食べようなんて主張して、母親にたしめられて「せっかく死んでいるのに」なんてつぶやいてみたり。 小学校で男の子同士が喧嘩を始めて、止めなければ、と思って、スコップで思いっきり男の子をぶん殴ったり。 普通と違う、一風変わった子、と評価されてしまいます。 しかし、コンビニ店員である間は、マニュアルどおりに、しかも明るく元気にしていれば、「コンビニ店員の普通」、でいられて、社会から受け入れられている、と感じることができるのです。 夢の中でもレジを打つほど、コンビニ店員であることにどっぷりとはまっています。 しかし親や友人は、なぜいい年をして結婚も就職もしないのか、と彼女を責めるのです。 コンビニに...
その他

説明会

今日はひどい風でしたねぇ。 今日は午後から都内某大学の講堂で、科学研究費助成事業に関する説明会がありました。 午前中だけ出勤するのも億劫なので、午前中は半日の休暇を取りました。 説明会、退屈でうとうとしてしまいました。 私の担当業務なんですがねぇ。 17時近くに終わって、18時には帰宅できました。 朝は10時近くまで寝ていたので、今日は体が楽です。 節酒生活を始めて4週間目。 月曜日は4週連続で休肝日。 食事をしてしまえば飲む気が失せるので、帰宅するなり近所の蕎麦屋で鴨南そばの夕食を摂ってしまいました。 あれほど毎日毎日飲んでいたのが、ここのところ、週の半分は休肝日です。 何事も慣れですねぇ。 心配なのは、酒を飲む気がなくなるようにするため、しっかり夕食を摂るようになって、太ってしまうのではないかということ。 飲むとつまむだけで炭水化物は摂らないので、太ること必定のような気がします。 でも、少々太っても、今は酒を空けることを優先事項にしなければなりますまい。
文学

顔のない裸体たち

今日は晴れていましたが、北風が強かったため、終日自宅にこもり、小説を読んで過ごしました。 読んだのは、平野啓一郎の「顔のない裸体たち」です。顔のない裸体たち (新潮文庫)平野 啓一郎新潮社 小説には、一人称、三人称の文体が多く、二人称もごくまれにあります。 三人称の場合、作者が全体を俯瞰する、神の目線で描かれることが多いですが、この作品は、一種のフェイク・ドキュメンタリーの形を取っており、ジャーナリストが語る、ということになっていたため、神の目線は取られていません。 それが小説に真実味を与えているかは、ちょっと判断しかねるところです。 小学校から高校までイジメにあっていた市役所職員の片原と、中学教師で平凡な思春期を送った希美子が出会い系サイトで出会い、激しい性交を重ね、ついには野外露出、さらに動画をインターネットの動画サイトに投稿するなど、性的逸脱とも言うべき行為に走り、ある小学校でこっそり野外露出の動画を撮影中に教師らにみつかり、片原は持っていたジャックナイフで教師らを刺し、怪我を負わせるまでの経過が、淡々とつづられます。 これはおそらく、性を描いた文学ではなく、世間が認知する自分と...
その他

左目

私は15年ほど前疲れ目がひどくて眼科を受診し、その際、思いがけず緑内障の初期症状であると診断され、以来、眼圧を下げる目薬を打ち続けています。 半年に一度視野検査を受け、幸いにも症状はあまり進行していませんでした。 今日、視野検査を受け、結果、左目の視野の一部が欠損していることが分かり、目薬が1種類から2種類に増えました。 右目は全く問題ないため、日常生活では気づきませんでしたが確かに、右目をつぶって左目だけで見ようとすると、目の真ん中あたりに黒い筋があって、よく見えないことに気づきました。 緑内障は視野が戻ることはなく、症状を遅らせることしか、治療方法はないはずです。 症状は少しづつ進行するため、多くの人はかなり視野が欠けるまで気づかないそうです。 そういう意味では、疲れ目程度で眼科を受診した私は幸いだったと言えましょう。 昨年は頚椎椎間板ヘルニアで右腕のしびれと首から肩にかけての痛みに悩まされ、半年ほどリハビリに通って、ほぼ治癒しました。 肝臓の数値が悪化し、医師から節酒を命じられ、基本的に週末しか飲まないようにしました。 あれほど毎日飲んでいたのだから当然と言えるでしょう。 程度の...
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