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社会・政治

人肉売買

ブラックホールに落ち込んでいくような感覚、頓服を飲むことでほぼ治まりました。 もっとも、副作用で眠いですが。 北朝鮮のある警備員が、同僚を殺害して食い、食い残しの肉を羊肉と偽って売りに出したとか。 飢餓状況のなかでの人肉食い、これはまれにあるのですよねぇ。 食糧がなくなった南方で日本軍が行っていたとか。 また、アンデス墜落事故の際に生き残った者が生きるために亡くなった友人や親族を食べたことが知られています。 快楽殺人に伴う人肉食いは、佐川一政がフランスでオランダ人留学生を射殺して生肉を食べたことが有名ですが、これは飢餓によるものではなく、性欲によるものでしょう。 佐川一政、心神喪失が認められて無罪になり、しばしフランスの精神病院に収容された後、日本に帰って自らカニバリズムの大家を名乗り、アングラ・マスコミで遊んでいます。 北朝鮮の警備員が同僚を殺害して食し、食い切れなかった肉を売ったというのは、なんともやれない事件ですねぇ。 本当に腹が減って、他に食うものが無かったんでしょうねぇ。 しかしいくら腹が減っても、食うために同僚を殺す決心をし、しかもそれを実行に移した犯人の精神の動揺はいかば...
精神障害

不安

私は復職して一年二カ月、わりと順調だったと思っています。 しかしそんな日の中にも、ブラックホールにでもさらわれた気分になることがあります。 今日がまさにそんな日です。 通常、そんな日は職場に電話して休暇をとるのですが、今日は頓服のワイパックスを規定の倍飲んで出勤しました。 たいして仕事をできないと思いますが、悪い時は悪い時なりの対処法を確立したかったのです。 3週間連続で休暇取得なし、遅刻なし、早退なしを達成するためには、今日休むわけにはいかなかったのです。 昔はよく原因を探りました。 なぜ不安なのか。 それは自明のこともありましたし、どう考えても分からないこともありました。 今日の強い不安は、何が原因なのかわかりません。 原因を詮索することはやめて、不安を抱えながら、目の前の仕事をこなしていくようにしたいと思っています。 小さな危機は、何度も乗り越えてきました。 まして今日は金曜日。 週末を思えば、大丈夫です。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
文学

五月雨

今朝は小雨が降ってじめじめしていましたが、晴れてきました。 昨日ほど暑くもなく、まずまずの一日だったのではないでしょうか。 五月雨の 雲まの月の はれゆくを しばし待ちける 時鳥かな 「新古今和歌集」所収の二条院讃岐の歌です。 五月雨というと五月の雨を思い浮かべるかもしれませんが、旧暦は現在の暦と一ヶ月半くらいずれていますので、これはちょうど梅雨どきの雨を指す言葉です。 梅雨どきの雨がやんで晴れてきて、月が出るのをホトトギスが待っている、というほどの意でしょうか。 五月雨に 花橘の かをる夜は 月すむ秋も さもあらばあれ 「千載和歌集」に見られる崇徳院の歌です。 梅雨どきの雨が降る中、橘の花が香る夜。こんな夜には、月が曇りなく輝く秋さえどうでもよいと思える、といったほどの意と思われます。 梅雨というとじめじめして不快だ、というのが現代人の常識であり、冷房の効いた部屋で快適にのんびり過ごしたい、というのが大方の意見でしょう。 しかし空調が普及したのはここ数十年ばかりのこと。 圧倒的に長い間、日本人は風鈴の音に涼を求めたり、襖や障子をすだれに代えたりして、過酷な夏を乗り切ってきました。 そ...
仕事

肉体労働

今日は午前中、肉体労働を行いました。 新しくフランスから来る招聘研究者の研究室を調えるため、古くて使わなくなった机やキャビネット、書籍などを、別棟にある廃棄物倉庫に運ぶのです。 昨日より大分涼しいとはいえ、湿度が高く、大汗をかきました。 作業終了後、冷水シャワーを浴びて体を冷やしましたが、事務室の冷房は7月にならないとつかないため、事務室に戻って汗がひくまでしばらくかかりました。 肉体労働を専業としている方、とくに引っ越し業者などは、毎日がしんどいことでしょう。 そういう方々の勤勉な勤務態度に深い敬意を表します。  坂を降りて来たのは一人の若者だった。 肥え桶を前後に荷い、汚れた鉢巻をし、血色のよい美しい頬と輝く目を持ち、それは汚わい屋(糞尿汲み取り人)であった。 彼は地下足袋を穿き、紺の股引を穿いていた。 5歳の私は異常な注視でこの姿を見た。 三島由紀夫の「仮面の告白」の有名な一場面です。 三島由紀夫自身は、体が弱く、本ばかり読んでいる青白いインテリであったわけですが、肉体労働者や軍人など、頑強な肉体を持つ職業人の健康的な美に、同性愛的な憧れを持っていたようです。 しかも5歳の頃から...
映画

ジャーロ

「サスペリア」・「フェノミナ」などで有名なジャーロ(イタリアでのホラー・サスペンス・官能文学・映画の総称)の大御所、アルジェント監督の、そのものずばりのタイトルを冠した「ジャーロ」を昨夜鑑賞しました。 イタリアの某都市で、外国人の美人女性ばかりを狙った連続猟奇殺人事件が発生します。 妹が誘拐されたため警察に駆け込んだ姉と、母親を目の前で殺された過去を持つ変人の警部がコンビを組み、犯人を追い詰めていきます。 ストーリーは単純で映像も平凡。 ジャーロと言えば毒々しくも華麗な、わが国で言えば歌舞伎のような、悪を美的でグロテスクに描くことを身上とします。 しかしこの作品は、上品に過ぎるようです。 犯人像の描き方もわかりやす過ぎ、警部の過去もどこかで聞いたような話です。 かといってグロテスクなまでの残虐シーンがあるわけでもなし。 ただハリウッド映画と違って、イタリア映画らしい陰影ある映像はさすがでした。 タイトル負けした感じが漂います。ジャーロ エイドリアン・ブロディ,エルサ・パタキ,ロバート・ミアノ,ルイス・モルテーニ,タイヨウ・ヤマノウチHappinet(SB)(D)サスペリア ダリオ・アル...
思想・学問

ホルミシス効果

最近、ホルミシス効果という言葉を知りました。 それを知って不思議なような当たり前のような。 ホルミシス効果( hormesis)は、生物に対して通常有害な作用を示すものが、微量であれば逆に良い作用を示す生理的刺激作用をいい、特に自然放射線の人体への健康効果を指します。 これが大雑把な定義です。 要するに、放射能でも、微量であれば人体に害を及ぼさないばかりか、体に良い効果がある、ということらしいです。 アルコールなんかも、昔から酒は百薬の長などと言われ、少量であればかえって健康を促進することは広く知られています。 また、いわゆるワクチンと呼ばれる薬も、毒をもって毒を制すの類で、わざわざ体に有害な物質を注射することで、その有害物が大量に体内に入ってきた時に体を守ろうという発想です。 面白いのは、広島・長崎での被爆者のその後の健康調査です。 被爆時、20ミリシーベルト程度であった人は、被爆していない人よりも癌の発生率が著しく低く、長寿だというのです。 ホルミシス効果は抗癌作用が高いことが最も良く知られており、原爆といえども例外ではなかったのですね。 私の母親は長崎で4歳の時被爆していますが、...
文学

夏至

今日は夏至ですね。 一年中で一番日が長い日。 明日からはもう、少しずつ夜が長くなっていくと思うと、夏とははかないものだと感じます。 そうは言っても、本当に暑いのはこれから。 今日首都圏は最高気温が30度を超えるとか。 節電の今夏、まだ冷房は入りません。 昨年の猛暑を思うと、これからが思いやられます。 夏の楽しみといえば、ビアガーデンでしょうか。 終業後でも薄明るいなかで飲む酒は、背徳の香りがしてまた格別です。 しかしビールは腹が張るのであまり好まない私は、蒸し暑いビルの屋上で不潔でまずいつまみを肴にビールを飲むよりは、冷房の効いた室内で焼酎のロックや冷酒をやるほうを好みます。 かんがへて 飲みはじめたる一合の 二合の酒の 夏のゆふぐれ  私が敬愛する歌人、若山牧水の歌です。 夏の夕暮れ、まだ明るいうちから飲んでもいいものか、と考えながら飲み始める、という酒好きの若山牧水らしい歌です。 彼は朝と昼に2合づつ、夜に6合で毎日一升の酒をくらい、友人がくればもっと飲んだといいますから、尋常ではありません。 43歳で亡くなった原因は、酒毒であったに違いありません。 今、彼の亡くなった年齢に近づい...
社会・政治

老舗

室町時代に塩田を作り始めた九州の老舗が、このたび倒産したとか。 商売を広げ過ぎてしまったことが原因のようです。 日本では、継続は力なり、ということで、老舗がもてはやされる傾向にあり、世界一老舗が多いそうです。 日本・・・・・・3146社 ドイツ・・・・・ 837社 オランダ・・・ 222社 フランス・・・ 196社 200年以上続く老舗が多い国のランキングです。 わが国を除くと、欧州の、しかも大陸の国ばかりですね。 神社仏閣も個人商店のようなものだと考えれば、その数は膨大なものになりますね。 中国はおそらく文化大革命のせいで老舗がほとんどないのでしょう。 朝鮮半島は個人商店を一段低い商売と見なしているため、跡を継ぐ者があまりいないのだそうです。 中東やインド、東南アジア諸国は、長い植民地支配のために老舗が残る余地が無かったものと推測します。 ブログや日記、植物などの観察記録も、日本は断トツに多いそうです。 なんでもいいから継続して記録したりすることが好きなのですね。 そういう私も、毎日飽きもせずつまらぬブログを書き続けています。 習慣になってしまうと、洗顔や歯磨きと同じで、やらないと気...
社会・政治

世界一

理化学研究所が調達した富士通のスーパーコンピューターが2位以下に圧倒的大差をつけて世界一の演算処理能力を見せ付けたそうですね。 最近のわが国を覆う暗い雰囲気のなか、久しぶりの良いニュースです。 今回の快挙の一番の功労者は蓮舫大臣でしょうね。 あの有名な「2位じゃ駄目なんですか」という発言に伴いスーパーコンピューター関連予算を削減しようとしたことが、結果的に科学者を怒らせ、国民に広くスーパーコンピューターの重要性を認識させました。 こうなることを計算していたのだとしたら、蓮舫大臣は恐るべき策士ですが、多分口がすべっちゃっただけなんでしょうね。 鳴り物入りで繰り広げた事業仕分け、最近は見かけませんが、どうなっちゃったんでしょう。  もはや民主党が政権を担当することは国損でしかないことは明らかなのに、不信任決議案が否決されてからというもの、菅総理は気持ち悪いくらい元気溌剌としています。 民主党が示したことは、何事も経験が大事ということでしょうか。 あるいは伝統は侮れないということでしょうか。 戦後の一時期社会党が中心となって片山内閣ができましたが、一年ももちませんでした。 日本新党が中心とな...
映画

ネスト

昨夜はケビン・コスナー主演のB級ホラー「ネスト」を鑑賞しました。 ケビン・コスナーといえば数々の大作で主演を張ったハリウッドの大物ですが、今回はずいぶん安っぽい、いかにもB級らしい、あほらしいホラーへのご出演で、なんとなく似合わない感じがしました。 妻に捨てられ、女子高生の娘と小学生の息子と三人で心機一転、田舎暮らしを始めた小説家。 立派なお屋敷ですが、周りには家が一軒もなく、森があるだけです。 その森に奇妙な塚を見つけます。 ちょうど小さな古墳のような。 娘はなぜかその塚で過ごすことを好むようになります。 やがてその塚が、古代に滅んだはずの先住知的生命体の巣=nestであるらしいことに気付きます。 息子が小学校で配布された蟻の巣キットと、塚の巣が掛け合わされて、本来昆虫や小鳥などの小動物の巣を意味するnestがタイトルになっている理由が示されます。 先住知的生命体の安っぽい着ぐるみ、わざとらしく嫌味なエンディング、女子高生のクレイジーぶり、どれもB級らしく、私には好ましく思えました。 どちらにせよ、マニア向けの映画であることは間違いありません。ネスト ケビン・コスナー,イバナ・バケロ...
思想・学問

ボトム・アップ

ノモンハン事件の後、ソヴィエト軍の将校が日本軍を評し、最高の下士官兵、まともな将校、無能な指揮官で編成されている、と言ったそうです。 それは現在の組織にも通じていて、例えば東京電力のテレビに出てくる偉い人は阿呆にしか見えないのに、福島の現場で働く作業員には頭が下がるようなものです。 日本の組織は一般にボトム・アップによって意思形成をしており、一番下っ端の係員が原案を作り、主任、係長、課長補佐、課長、部長、局長と、修正を行いながら成案を作り上げていきます。 もちろん、極めて重要な事項については偉い人が集まる会議で意思決定がなされますが、その会議の資料を作り、シナリオを書いているのが、係長以下の下っ端だったりします。 そうすると、当然責任は決裁権者である部長だか社長だかにあるのですが、なんとなく、原案を作った係員や、細かくチェックした主任に実質的な責任があるかのような錯覚に陥りがちです。 現実に、会議やプレゼンテーションなどで、最初社長があいさつして、細かいことは主任に説明させます、なんて言って引っこんでしまう光景はよく見かけます。 ボトム・アップは平時においてはうまく機能します。 下々に...
仕事

頓珍漢

上司からここ数週間のうちに、4度も奇妙な業務命令を受けました。 Aさんが担当しているBという仕事がへヴィなので、Bのうち一つを担当してほしい、と言うのです。 私は快諾しました。 すると数日後、もう一つ担当してほしい、と言うのです。 Aさんが非正規雇用であることから、それならBという仕事を全て私に担当させてほしい、Aさんはサブに回って欲しい、と願い出ましたら、そうなりました。 すると今度はBという仕事に深くかかわっている教員からクレームがつきました。 慣れているAさんじゃないと困る、仕事のできないやつとは一緒に働けない、と言うのです。 仕事のできないやつとは私のことでしょう。 私を馬鹿にするのもほどがあります。 その時点で、Bという仕事のほんの一部でも受けることはできない、と思いました。 そして今日、失礼な教員の意見を入れたのか、Aさんともう一人の非正規雇用と私の三人でチームを作ってうまくやってほしい、と言われました。 なぜ担当をちょっといじるくらいで、こんなに二転三転するのでしょう。 私を愚弄しているとしか思えません。 私は切れ気味に、過去の経緯を話し、こんないい加減なやり方をされたの...
思想・学問

ウィルス作成罪

このたび、刑法を改正して、ウィルス作成罪というのが新設されたそうです。 有罪になった場合、3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金だそうです。 今までは他人のパソコンをウィルスで破壊したということで、器物損壊罪などが適用されてきたそうですが、それでは被害が出るまで取り締まることができません。 ウィルスを作ることそのものが罪なら、広く捜査できるでしょう。 言ってみれば爆弾を作るのが犯罪であるようなもの。 今までウィルス作成を野放しにしてきたことのほうが不思議です。 しかし懲役3年て、軽いですね。 ちょっとコンピュータに強い若者が悪戯でウィルスを流した、という程度ならそれでもいいかもしれませんが、政府機関や大銀行、電力会社やガス会社、水道局などのインフラ関係に、大規模なサイバーテロを仕掛けた場合、それは国家転覆にもつながる重罪なので、ウィルス作成罪とは別の法律を使う必要がありましょう。 多分威力業務妨害罪ということになるんでしょうけど、これもちょっとイメージが違いますね。 ウィルス作成罪と並んで、サイバーテロ防止法とでもいうようなものが必要な気がします。 日本はこれでサイバー犯罪条約締結を...
その他

父の日

今日は父の日でしたね。 つまらないものながら、プレゼントを持って、実家へ行ってきました。 父は現在70歳。 肝臓がんを抱え、常時微熱に苦しめられながら、私に終始笑顔を向け、私の精神障害を案じてくれました。 頭が下がります。 父は175センチの偉丈夫だったのに、ここ数年で十センチも身長が縮み、私と変わらなくなってしまいました。 しかしそれでも、父は巨大な威厳を保ち続けていました。 私に人生を教えてくれ、常に誇り高く生きよと背中で示してくれた父は、今、人が死に向かって衰えざるを得ない姿を示してくれています。 私はそれを、限りない父の愛情と受け止めています。 死にいく姿など、誰が人に見せたいでしょう。 父の格好悪い姿ですら、私には最高に格好良く見えます。 私はただ、父に一つの言葉しか言えません。 受け継いだ限りない誇り、プライドを捨てることはありません、私は父上の子として生まれ育ち、この上なく幸せでした、と。 だから父には、痛ければ痛いと言い、苦しければ苦しいと言ってほしいと思います。 もう息子は、すっかり大人なのですから。  もう気取らなくても、父上の気持ちは分かっています。↓の評価ボタン...
社会・政治

意外

国内ではぼろくそに言われる辞めない首相、菅総理。 今朝の新聞で、意外にも米国政府からの評価が高いことを知りました。 9月の訪米を招請されたのも、日本国総理だからではなく、菅総理だからだそうです。 もし9月の訪米前に菅総理が退陣すると、外交儀礼上、オバマ大統領の顔に泥を塗ることになるのだとか。 小沢一派が内閣不信任案に賛成すると見せかけて結局賛成できなかったのは、米国の意向が働いたのではないか、と新聞の米国駐在員は推測していました。 その理由は単純。 前任者がひどかったからです。 前任者は米国より中国を重視するような発言をしたり、米国抜きの東アジア共同体構想をぶち上げたり、普天間基地を国外だか県外に移すと言ってみたり、要するに米国の面子を潰すようなことばかり言って、しかもそれがことごとく実現しませんでした。 その点菅総理は自民党時代同様、米国追随路線を明確にしたため、米国の受けが良いというわけです。 オバマ大統領は菅総理に対し、「重大な危機にあって傑出した指導力を発揮し深く尊敬している」とまで言ったとか。 わが国には米国軍が常時駐留し、軍事的には米国という世界帝国の一部をなしています。 ...
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