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文学

桜にあけて

例年より一週間ほど遅かったでしょうか。 桜が咲き始めました。 記録的な猛暑、そして平凡な冬、そして1,000年ぶりという東北の震災と津波。 それら自然の猛威を受けながらも、今年も桜は咲きました。 花は桜木、人は武士。 桜は日本人の自然受容の象徴的存在です。 寒い日が続いても、我慢していればやがて花は咲く、そういった忍耐をもって、私たち日本人は自然に順応することを選び、自然を克服しようとは思わなかったのですね。 桜の季節は一年で最も華やかで浮かれ騒ぐころ合い。 新入生歓迎コンパで毎年死人が出るほどの狂騒ぶりです。 春の夜は 桜にあけて しまひけり 俳聖、松尾芭蕉もこの時期は桜に明け暮れたようです。 私も今週末は花見に繰り出したいものです。芭蕉全句集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)雲英 末雄,佐藤 勝明角川学芸出版 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

大連立

近頃自民党も民主党も大連立に浮足立っていますね。 自民党は未曽有の震災に伴う大規模復興事業に手をつけたくて仕方がない模様。 民主党は政権基盤が盤石になるうえ、復興に失敗しても自民党との共同責任になるから上策だと考えている節があります。 いやな感じですねぇ。 この被害を目前にして党の利益をそろばん勘定してほくそ笑んでいる図というのは不気味な感じがします。 私としては、自民党は閣内に入ることは止したほうが良いと思います。 根本的な思想が違うのに、震災復興だけに特化して大臣を送り込んでも、それはあくまで菅内閣の一員なわけで、内閣の意思に従わなければならなくなります。 そうすると大連立自体が早晩崩壊し、ますます政治は混乱するものと予測します。 ただ、物事をスピーディーに決めていくことが、今とくに求められていますので、閣外協力という形で、復興に必要な法案や予算関連法案に協力することがよろしいのではないでしょうか。 面白いのは小沢一郎議員の一派が大連立に反対しているらしいことです。 大連立ということになれば、当然、菅内閣が延命するわけで、一刻も早く菅内閣を引きずり降ろしたかった小沢議員一派は悔しく...
社会・政治

絶対ないとは絶対言うな

今朝の新聞に、防衛大学校の名誉教授が面白いことを書いていました。 危機にあたって、二次災害、三次災害、あるいはまったく別の危機が絶対ないとは絶対に言うな、と。 この期に乗じて北朝鮮や中露が不穏な動きをするやもしれず、明日東海大地震が起きるやもしれず、乱に当たって別の乱を忘れるな、ということのようです。 しかし今、政権も自民党もこの震災にかかわることにあまりにも前のめりになっているように感じます。 政権の仕事はたくさんあり、震災対策だけではありません。 総大将が余裕を失うと、ただでさえ鈍い頭脳の働きがますます鈍り、敵より怖い無能な大将になってしまいます。 その片鱗は感情的な演説や、官僚や東電社員を怒鳴りつけたりといった感情を露わにする行動に見られます。 まずは風呂に入ってゆっくり睡眠をとり、クリアな頭で冷静に、感情的にならずに各種指示を飛ばしてほしいものです。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
映画

ゼイリブ

ジョン・カーペンター監督のSF「ゼイリブ」を鑑賞しました。 日雇い労働者がドヤ街の教会で見たのは、反政府過激組織。 触らぬ神に祟りなしとばかり、無関心を装いますが、好奇心にかられて組織が作ったサングラスをかけてみると、地球は全く違う様相を呈していました。 地球人に扮装した宇宙人と、彼らに協力することで多額の報酬を得たパワーエリートが人類を搾取し、支配する世界。 日雇い労働者は抵抗組織に加わり、反撃を試みますが・・・。 宇宙人を帝国主義国家、地球を植民地と考えれば、宇宙人の思考パターンは人類のそれと変わらないことになります。 また、現在のグローバル社会を考えても、金持ちはますます金持ちになるような仕組みになっています。 主人公が放つセリフが泣かせます。 「働きながらチャンスを待っているんだ。おれはまだアメリカを信じている」 主人公の思いは無残にも打ち砕かれてしまったのです。 B級SFっぽい作りになってはいますが、深い精神性を持った映画だと思いました。 1988年の公開ということですから、この後に続く「マトリックス」シリーズの原点ともいうべき作品です。ゼイリブ レイ・ネルソンパイオニアLD...
仕事

前いた部署も暇でしたが、新しい部署はそれに輪をかけて暇ですねぇ。 もしかしたら私に病歴があるため、私にだけ極めてわずかの仕事しか与えていないのかもしれません。 そこらへんのところは、もう少し様子を見ないと判別できません。 忙しい部署にいるときは暇な部署に行きたいと思い、暇な部署ではもう少し仕事がほしいと思うのだから、私はつくづく我儘にできているようです。 昔「働くことがイヤな人のための本」というタイトルの本を読んだことがあります。 著者は哲学の先生だったと記憶しています。 哲学的に考察されていました。 でもそれを読んだからといって働くことがイヤであるのは変わりませんでした。 なんだか職場にいると、それだけで嫌な分泌物が体内からあふれ出して、汚染されるような感じがするのですよねぇ。 そして職場の人は誰も彼もが嫌な汁をだしていて、それが飛び散って私をさらに汚染させているような、いやぁな気分なのですよ。 就職して20年目に入りましたが、このいやぁな感じは新人の頃から一貫して続いています。 いくら年数を重ねても、仕事に慣れるということはありません。 毎朝毎朝出勤するのが嫌で仕方ありません。 そ...
社会・政治

少年三人の死刑

1994年に次々と四人の男性を殺害した当時少年三人の死刑が確定しましたね。 私は死刑制度はいずれ廃止すべきものと考えていますが、現時点で最高刑が死刑である以上、司法に携わる者は、死刑を選択しなければならない事件であった場合、死刑を選択することを躊躇してはいけないでしょう。 また行政は、判決が確定されたなら、速やかに刑を執行すべきでしょう。 それが法治国家というものです。 生きている者は強いな、と思うのは、三人は深く反省し、ある者は写経にはげみ、またある者はキリスト教徒となり、日々祈りを捧げている、という事実です。 犯行当時少年で、場当たり的に殺人を犯したこと、逮捕後は深く反省していることをもって、減刑を願う人も多いと聞いています。 生きていれば、犯罪者憎しの世論も変化し、生かしておいて終生反省させるべきだ、という意見が出てきます。 しかし理不尽に殺された人々は、死人に口なしとばかり、忘却の彼方に忘れ去られようとしています。 人間社会を秩序あるものとして維持し続けるには、国家権力が犯罪者を隔離したり殺害したりしなければなりません。 誠に悲しいことですが、いつの時代も、犯罪がなくなったこと...
社会・政治

帰化

もう1年以上前になりますか、石原都知事がある講演会で「与党には朝鮮半島から帰化された方や帰化された方の子孫がけっこう多い。差別をする気はないがご先祖の心情を忖度して政策を考えることもあるでしょう」といった意味の発言をして、なぜか社民党の福島党首が「帰化した与党の政治家とは私のことか、そうだとすれば許し難い、事実誤認であり名誉棄損だ」とかみついたことがありましたね。 不思議ですねぇ。 石原都知事は与党の議員とは言いましたが、誰の名前も挙げていません。 それなのになんで自分のことだと思い、しかもそれが名誉棄損だ、と思うのでしょう。  ネット上で福島瑞穂帰化人説がまかり通っていることをご存知だったからでしょうか。 それにしても名誉棄損とは穏やかではないですね。 帰化人と言われることは不名誉なことであるはずもなく、堂々と朝鮮系日本人を名乗って日本で暮らしている帰化人および帰化人の子孫に申し訳ないとは思いませんかねぇ。 図らずも福島党首自らが朝鮮半島からの帰化人に差別意識があることを露呈しているように感じられます。 ヨーロッパ、南北アメリカ、アジア、アフリカ、多くの国から縁あって日本に帰化して日...
仕事

日直

今日は日直勤務。 一人でのんびりと週刊誌を読んだり昼寝したりして過ごすつもりでした。 ところが私の課で三人も自主的に休日勤務に現れました。 邪魔くさい。 どんな仕事があるのか知りませんが、サービス休日出勤をするなんて、よほど仕事が遅いか、家にいてもやることがないんでしょう。 愚かな人々です。 仕方なく、広い事務室から、狭い日直室に移動しました。 ちょっと嫌味だったかもしれませんね。 日直の良さは一人でのんびり遊んでいられるうえに、振替休日をもらえることにあるのです。 目の前でしこしこ仕事をされては不愉快です。 今までこういう人たちは見たことがありませんねぇ。 もちろん休日出勤をしたことは何度もありますが、それは各種行事など、勤務命令がでて、振替休日がもらえるときだけです。 仕事は勤務時間内に済ますもの。 無駄に時間をかけるのは、スケジュール管理ができていない証拠です。 もし仕事の分担に問題があるのなら、改善を図るべくしつこく上司に求めるべきでしょう。 現に私のような暇人がいるのですから。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
その他

ホタルイカ

昨夜、近所の魚屋で生食用のホタルイカが売っていました。 ボイルしたホタルイカはどこでも見かけますが、生食用というのに興味をそそられ、購入しました。 刺身で食う場合はワタをとるように、ワタごと食う場合には沸騰した塩水で30秒ゆでるようにという指示だったので、私は30秒ゆでることにしました。 ちまちまとワタをとるのは面倒だし、ワタに旨味が凝縮されているわけですから。 ゆであがったホタルイカを肴に一杯やりました。 ボイルして売っているものと違い、かなりレアな感じで、食すと口いっぱいにワタの味が広がります。 ボイルホタルイカと、沖漬の中間のような味で、これ以上の食い方はない、と思えるほど美味で、酒も進みました。 こんなうまいホタルイカを食ってしまったら、スーパーでよく売っている固くゆでたボイルホタルイカを食う気をなくします。 昨夜はそのほかに魚屋自家製の〆サバとフルーツトマト、小松菜のお浸し、それに震災以来三週間ぶりに納豆を食しました。 たいへん結構な夕餉でした。 ああ、日本人に生まれて幸せ。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
映画

恋愛適齢期

今日は珍しく、ラブ・コメディーを鑑賞しました。 ジャック・ニコルソンの演技が光る「恋愛適齢期」です。 63歳でラップ音楽をてがける会社社長で独身のハリーは30歳未満の若い女性としか付き合ったことのないプレーボーイです。 人気脚本家の娘である若い恋人の豪邸へ週末を過ごしに行きます。 母親の人気脚本家はその週末、留守にする予定だったからです。 ところがハリーが半裸になっているところへ母親が妹を連れて帰ってきたからさあ大変。 ハリーは変質者と間違われますが、娘の説明を受けてますます複雑。 娘が母親よりも年上の男と付き合っていたのですから。 気まずいディナーの後、ハリーは心臓発作で倒れ、病院にかつぎこまれます。 診てくれたのはキアヌ・リーブス演じるイケメン先生。 このイケメン先生、脚本家のファンだったこともあり、はるか年上の脚本家に恋心を抱いてしまいます。 医師の命により、病院の近くで療養することになり、やむなく脚本家の家にしばし滞在します。 その間に熟女の裸も見たことがない、という若い女が好きなハリーと脚本家が怪しい雰囲気に。 脚本家とその娘、イケメン先生、独身老人のハリー、関係はぐちゃぐち...
社会・政治

自粛

震災の影響で、祝い事の自粛ムードが広がっています。 浅草の夏の風物詩、三社祭は中止が決定、花見の名所、上野公園にはいたる所に宴会自粛を求める看板がかかげられ、仮設トイレも設置しないとか。 早稲田大学をはじめ多くの大学が入学式をとりやめたり延期したり。 結婚式のキャンセルも相次いでいるとか。 これは停電などと関係のない西日本でも広がっているようです。 テレビCMはACばかり。 ちょっと異様な感じがします。 この雰囲気、昭和天皇が危篤に陥ったときと似ていますね。 被災地のみなさんが苦労しているのに自分たちだけお祝いできない、というみんな一緒の意識からだろうと思いますが、度が過ぎると逆効果になります。 つまり、被災地のみなさんが、自分たちのせいで他の地域に迷惑をかけている、という意識に陥る可能性があるということです。 被災していない地域で、花見や宴会、入学式など、自粛したところで意味はありません。 自粛する側の自己満足に過ぎません。 感情的な理由で物事を決めるのは賢明とはいえません。 復興支援に尽力すべきなのは当然ですが、だからといって日常の生活を萎縮させることはありません。 だから私は今年...
精神障害

騒々しい

久しぶりに大部屋の事務室で勤務して思うことは、騒々しいこと。 前は10人に満たない小部屋で、咳払いをしても目立つような感じだったのですが、今の事務室には業者やら研究者やら学者ゴロみたいなやつがしょっちゅう出入りするうえに、電話も多く、耳が痛くなります。 うつ病患者は総じて騒音が苦手。 服薬により寛解状態にあるとはいえ、一日騒音にさらされて、疲れました。 疲れを通り越して、怒りすら感じます。 でも発病前は、そういううるさいくらいの職場のほうが活気があって良いと思っていたのですよねぇ。 変われば変わるものです。 しかしきっと、仕事に慣れて、それなりに役割が明確になれば、きっと心地よいBGMに変わるのではないかと思います。 それまで、騒音に耐えるほかないですね。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
映画

恐怖

昨夜、「恐怖」を鑑賞しました。 人間の霊的進化の可能性を探る脳神経外科医でマッド・サイエンティストの女医。 そして死にとりつかれ、失踪した女医の長女。 次女は長女の居所を突き止めますが、姉妹はマッド・サイエンティストの母親の実験の餌食となってしまいます。 幻想的で難解な映像。 ストーリーは不可解です。 好悪の分かれる作品でしょうね。 私は結構好きなのですが。恐怖 藤井美菜,中村ゆり,片平なぎさ,日下部そう,斉藤陽一郎ジェネオン・ユニバーサル↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
仕事

年度末

今日は3月31日、年度末ですねぇ。 年度末の仕事は昨日までに片づけ、今日は机を片付けたり、のんびり過ごしています。 職場復帰から11カ月。 気持ち悪いくらい順調です。 明日から少しだけ移動。 地下一階のこじんまりした事務室から一階の大部屋に移ります。 ちょっとだけ騒々しくなります。 むしろ今のところが静かすぎたのかもしれません。  経験したことがある部署なので、心配はしていません。 急がず騒がず、静かに、職務に精励したいと思います。 ただし前あったような上司からの暴言を受ければ、それはしっかりと反論しましょう。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
文学

明治大帝の御製

世と共に かたりつたへよ 国のため いのちをすてし 人のいさをは 明治天皇の御製です。 国家国民のために命がけで尽くした人の名誉は後の世まで語り伝えたい、というほどの意かと思います。 今、まさに原発事故や遺体の収容、がれきの除去など、危険な任務に就いている人々こそ、語り伝えなければならないのでしょう。 逃げることばかり考えている私からみれば、頭がさがります。世の中の 人のつかさとなる人の 身の行ひよ ただしからなむ これも明治大帝の御製です。 人の上に立つ人は身の行いをただしくしなければならない、といった意味かと思います。 現在の危機にあって、民主党政権や東京電力幹部には、耳が痛いんじゃないでしょうか。やすくして なし得がたきは 世の中の ひとの人たる おこなひにして またもや明治陛下の御製です。 簡単なようで人間らしい行いをすることはむずかしい、と嘆いています。 しかし今回の震災で被災者が示した態度は、ひとの人たるおこなひと呼んでよいのではないでしょうか。明治天皇は和歌や読書が大好きだったとか。しかし公務が忙しく、なかなか古今の書物をひもとくことができなかったようです。 最後にそんな...
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