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社会・政治

核兵器の先制不使用

オバマ米国大統領が、核兵器の先制不使用を宣言することを検討しているというニュースが飛び込んできました。 要するに、相手が使わないかぎり、米国が先に核兵器を使うことは無い、という宣言。 たいへん結構なことのように思います。 しかし、わが国をはじめとして、英国やフランス、韓国などの米国の同盟国はこれに反対しているのだそうです。 その理由は、核兵器の抑止力を弱め、かえって紛争のリスクを高めるから、だそうです。 安倍総理もそのようにお考えだとか。 しかしこれは、口約束です。 空手形と言ってもよいかもしれません。 先に使うことはない、と言っておいて、実際は使ったってよいわけです。 おそらく、ロシアや中国、北朝鮮など、米国から核兵器を向けられている国々は、米国大統領が核兵器の先制不使用を宣言したからと言って、馬鹿正直にそれを信じることは無いでしょう。 むしろ疑心暗鬼に陥って、よりいっそう米国の行動に注意を払うのではないでしょうか。 そして争いごとと言うものは、嘘をつこうが、約束を破ろうが、勝ちさえすればいくらでも言い訳し、おのれを正当化することができます。 日ソ不可侵条約を破ってわが国領土を侵略し...
思想・学問

可能性の冒険

400年も生きるサメの存在が確認されたそうです。 400歳ですよ。 驚愕です。 で、大人になるのに150年もかかるそうです。 よく、鶴は千年亀は万年なんて言いますが、実際は鶴で80年くらい、ゾウガメで200年くらいの寿命だと聞いたことがあります。 400歳とは信じがたいですねぇ。 大阪夏の陣で豊臣家が滅んだのがおよそ400年前ですから、そんな昔からこの世を生き抜いているのですね。 犬の寿命は10数年と言います。 人間は80年くらい。 頑張っても100歳をやっと超えるくらいでしょう。 そう考えると、寿命というものが持つ意味も、なんだか空しい感じがします。 健康で長生きしたいというのは多くの人が持つ願望でしょうが、まさか150歳まで生きたいと考えている人はいないでしょう。 しかしそのサメにしてみれば、150歳なんてやっと大人になった青年と言ったところ。 ただ、宇宙のあまりにも長い歴史を考えてみれば、400歳も80歳も大差ありますまい。 まさに一睡の夢というべきでしょう。 その一瞬のような生を、私たちはほとんど無意味に過ごしています。 もっとも、何が無意味で何が有意義なのかはそれぞれの気持ち...
その他

背中のコブ その3

先般行ったMRI検査の結果を聞くため、今日は休暇を取って病院に行きました。 結果は、脂肪腫とのこと。 もうしばらく様子を見るという選択肢もあり得るが、自然に治るものではなく、良くて現状維持、おそらくはしだいに大きくなるものと思われるので、摘出することを医師から提案されました。 私は今まで体にメスを入れたことがありません。 30分ほどの簡単な日帰り手術とのことですが、なんとなく嫌だったのですが、これ以上ほうっておくのはもっと嫌だったので、手術日を予約しました。 8月31日の水曜日に手術と決まりました。  もやもやしていたので、これでかえってすっきりしました。
その他

イオン

このところ休みというと、暑さにやられてエアコンの効いた自宅で寝てばかりいたので、これではいかんと思い立ち、今日はイオンモール幕張新都心に出かけました。 どうしても外は歩きたくなかったので。 イオンモール幕張新都心は何しろ面積が広く、しかも冷房が効いているので、夏場、歩数をかせぐのに適しています。 何か欲しいものがあったわけではありませんが、インテリアの店や雑貨の店を冷やかしながら、真夏の、しかし涼しい散歩を楽しみました。 小さな子供を連れた親子連れが大勢来店していました。 子供たちの輝くばかりの命のきらめきは、疲れた中年の私には、少々まぶしすぎたようで、歩いたこととは別の疲労を感じてしまいました。
文学

忘れられた巨人

今日も暑くて出かける気にならず、読書をして過ごしました。 読んだのは日系英国人作家、カズオ・イシグロの最新作、「忘れられた巨人」です。忘れられた巨人Kazuo Ishiguro,土屋 政雄早川書房 舞台はアーサー王没後間もないブリテン島。 ある集落に住む老夫婦は、昔出て行った息子に会うため、旅に出ることを決意します。 旅といっても、当然徒歩で、しかも当時のブリテン島での旅は大変危険なもの。 強盗や追いはぎ、鬼や妖精が出没するのです。 当時、ブリテン島は霧=雌竜の息が充満し、人々はそのせいで様々なことを忘れてしまいます。 島には、言葉も神も習慣も違うブリトン人とサクソン人が住んでおり、過去、激しい戦いを繰り広げてきましたが、今はつかの間の平和が訪れています。 旅の途中、老いたアーサー王の騎士や、戦闘能力抜群の、ブりトン人に育てられたサクソン人の戦士、サクソン人の少年、キリスト教の僧など、多くの人々に出会い、助けられたり窮地に追い込まれたりします。 要するにファンタジー仕立てですね。 ただし、この作者らしい静かな筆致で、ファンタジーらしい活劇とは一線を画しています。 民族の対立と和解、そし...
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