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文学

年々歳々

今日は晴れて気温が上がり、20度に届こうかという勢いです。 今日も私は勤労意欲がわかず、無為に時を過ごしてしまいました。 勤労意欲がわくかどうかは、急ぎの仕事があるかどうか、あるいは懸案事項を抱えているかどうかにかかっています。 最近の私にはその両方が無いため、だらだらとしてしまいます。 そして窓の外の強い日差しを見ては、春の訪れを実感してため息をついています。 春宵や 屋根から上の 花の闇 久保田万太郎の句です。 花の闇という句が、なんとも春らしい感じを醸し出しています。こでまり抄―久保田万太郎句集 (ふらんす堂文庫)成瀬 桜桃子ふらんす堂 来週には桜が開花し、月末には満開を迎えるとか。 そして新年度を迎えるのですねぇ。 毎年4月は人の入れ替わりがあるため、混乱は避けられません。 年々歳々花相似たり、年々歳々人同じからず、と詠んだのは唐代の詩人、劉希夷でしたか。 まこと、花は毎年似通っているし、毎年同じように人々がいるようでいて、じつは年々入れ替わっていくものです。 そんなことを考えると、なんとも言えない憂鬱に囚われます。 私にとって不安や憂鬱は、もっとも親しい感情であり続けています...
映画

クラウン

今日は暇なので午後から休暇を取りました。 半日休んだとなれば、ホラーを楽しむに決まっています。 観たのは「クラウン」です。 カタカナで表記すると王冠を意味するクラウンと同じになってしまいますが、英語ではスペルが異なっています。 この映画でのクラウンは道化師を意味します。 ピエロとの違いは、メイクで涙を描くかどうか。 涙を描けばピエロ、描かなければクラウンです。 性格の違いは、ピエロがひたすらおどけて笑わせる、いわばボケ専門なのに対し、クラウンは司会をこなしたりして、おどけることもあるけれど、それだけではない、ということです。 息子の誕生日のパーティーに呼んだクラウンが突如来られなくなり、不動産屋の父親が中古物件で見つけたクラウンの衣装を着て代わりに演じることから物語は始まります。 翌朝、クラウンの衣装を脱ごうとしますが、どうしても脱げません。 服は肌に張り付き、かつらは本物の毛と入れ替わったかのごとくです。 で、だんだんと父親が凶暴になっていきます。 この衣装、北欧の山地に住んでいたという邪悪な生き物の皮膚と地毛だったのです。 その邪悪な生き物は子供を喰らうことを好みます。 クラウンの...
精神障害

広告ばかり

私は今も月に一度精神科に通い、抗うつ薬と抗躁薬、それに頓服の抗不安薬を処方されています。 でももう7年くらい、うつも躁も現れていません。 病状は極めて安定していると言えるでしょう。 しかし、気分的に楽になった反面、色々なことがどうでもよくなった感じがします。 長いこと小説の執筆もしていませんし、職場でも必要最低限のことをやっつけでこなしているだけです。 気楽は気楽ですが、なんだか生きているのかいないのか、そもそも何のために生きているのか分かりません。 生きているというより死んでいない、と言った感じです。 長いこと精神障害で苦しんで、その苦しみが無くなることが目標でしたが、苦しみが消えてみると、びっくりするほどつまらない日々が待っているとは思いもしませんでした。 もともと私は目標を立てて努力することが好きでした。 それでこそ、生き甲斐を感じられたからです。 しかし今の私は、努力なんて大嫌いですし、そもそも目標もありません。 これは精神障害克服の過程で起こる副作用なのか、あるいは私の精神が緩慢に死に向かっているのか分かりません。 一つ言えることは、多分私の気力が昔のように満ちることは無いだ...
仕事

忙中閑あり

忙中閑ありとはよく言ったもので、今日の私がそういう状態でした。 暇なときは暇な時で、なかなか時間が過ぎなくて困ります。 贅沢な悩みではありますが。 外は冷たい雨。 勤労意欲を失います。 こんな日はとんで帰って熱い風呂を浴び、晩酌をやるのが楽しみです。
映画

ファンタズム

日曜日の朝、JホラーをDVDで楽しみました。 「ファンタズム」です。 70数分という短い尺のホラーで、どっかで観たことがあるようなシーンの連続で、なんとも中途半端な感じでした。 両親と高校生の娘、小学生の息子の4人で公園に出かけます。 目を離したすきに、息子は川で溺死してしまいます。 半狂乱になる母親。 交霊術師を頼んで、息子との交霊にふけります。 死者と会えるトンネルがあると聞き、母親はそこへ出かけます。 ほとんど狂人と化して帰ってきた母親。 この連鎖を断ち切るため、父親と交霊術師は協力してトンネルに出かけます。 そこで息子の死の謎が明かされますが、父親は除霊を拒否して、息子と手を取り合ってトンネルの奥深くに消えていくのです。 この映画、心霊ホラーとしての恐怖を描きたかったのか、家族愛を描きたかったのか、よくわかりません。 結果、残念な作品に堕してしまいました。ファンタズム 辰巳蒼生,長宗我部陽子: 末永みゆ,山本凪音グラッソ(GRASSOC)にほんブログ村 映画(オカルト・ホラー) ブログランキングへ
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