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社会・政治

名誉殺人

今朝の新聞で、衝撃のニュースを読みました。 インド北部のある村で、若いカップルが、女性の両親に殺害されたというのです。 なんでも二人はカーストが異なっていて、インドではカーストが異なる男女の結婚は認められないことから、日ごろから娘の両親は交際に反対していたといいます。 両親は伝統を守るための殺人で、反省も後悔もしていない、とのことでした。 しかもインドでは、こうした殺人を名誉殺人とよび、年間1,000件も起きており、もちろんインドの司法はこれを殺人事件として裁いていますが、一般社会では容認する意見も多いとか。 カースト制度はインドの伝統であり、国家的な社会保障が未整備なインド社会では、一定の役割を果たしている、という話を聞きます。 それはそうなのでしょうが、付き合っている男のカーストが自分たちより下位だからといって、娘もろとも殺してしまうというのはいかにも乱暴です。 日本においては部落差別が根強く残っているようですが、部落出身の男もしくは女と自分の子どもが交際したからといって、二人とも殺してしまうなんて話は聞いたことがありません。 異文化を尊重しなければいけないのは当然ですが、殺人をも...
散歩・旅行

東京スカイツリー

秋の風に誘われて、江戸川を渡り、新中川、中川、荒川さえも越えて、ふらふらと押上から浅草あたりを散策しました。 時あたかも東京スカイツリーの工事中。 まだ建築途中の建物を一目見ようと、日ごろ人気のない押上あたりに大勢の人が繰り出していました。東京スカイツリーです。 浅草では尾張屋で天麩羅定食を食い、観音様にお参りし、煮込み通りを冷やかしました。 煮込み通りには真昼間から観光客や、場外馬券売り場帰りと思しき男性等が楽しげに一杯やっていました。 隅田川を下る観光船も客で一杯でした。 アサヒビールの22階喫茶ラウンジでコーヒーを飲み、家路につきました。 14,000歩も歩いて、少々疲れました。吾妻橋から見たスカイツリーとアサヒビールのモニュメントです。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
文学

月光

此の歌即ち是如来の真の形体なり。 されば一首詠み出でては一体の仏像を造る思ひをなし、一句を思ひ続けては秘密の真言を唱ふるに同じ。 我此の歌によりて法を得ることあり。 もしここに至らずして妄(みだ)りに人此の道を学ばば、邪路に入るべし。 上記は、「明恵上人伝記」に見られる、西行法師の言葉です。 歌を詠むことを仏道修行と考え、仏像を彫るごとく歌を詠む、という覚悟のほどが示されていますが、少々カッコつけな感じがしますね。  月を見て 心浮かれし いにしへの 秋にもさらに めぐり逢ひぬる独り草庵で月を見ていて、出家前の、月に浮かれた頃を思い出して感慨にふける歌と見えます。 西行法師らしい感傷が感じられます。 なにごとも 変はりのみゆく世の中に おなじかげにて すめる月かな こちらも月。 何事も変化してやまないのに、太古から変わらず美しい光を放つ澄んだ月を賞賛しています。 ゆくへなく 月に心のすみすみて 果てはいかにか ならむとすらむ またまた月。 こんなに月光に心奪われて、自分はどうなってしまうんだろう、と嘆いています。 自由奔放な歌で、西行法師以前には見られなかった歌風ですね。 心なき 身に...
社会・政治

障害者権利条約

精神障害を発症して、6年半になります。 最初はうつ病と診断され、次に適応障害、その後躁エピソードが現れて双極性障害に病名が変わりました。 躁エピソードは九カ月続きましたが、躁を抑えるリーマスという薬がよく効いて、今のところ一回だけで済んでいます。    しかし躁状態は、自分を神のような万能の人間であると思いこみ、浪費や乱暴を働く怖れのある危険な状態です。 この時、私は措置入院の危険があったわけです。 また、うつ状態の時には、役に立たない、この世に必要ない人間だと信じ込み、自殺や自傷の怖れがあり、こちらも危険で、措置入院の可能性があります。 措置入院は明らかに人権侵害ですが、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律によって、自傷他害の怖れがある場合に限り認められています。  私は幸いにして、通院治療で現在、寛解の状態にあります。 双極性障害は高血圧などと同じで、完治はほぼありえないということなので、寛解状態を維持し続けることが目標になります。 それでも、この法律があるかぎり措置入院の可能性は、今後とも0ではありません。 私の知り合いの多くの閉鎖病棟への入院経験者は、とても怖ろしく、ひどい扱...
仕事

ぐったり

今日、夏休み明けの初日でしたが、ぐったり疲れました。  クレーマーに捕まったのです。  私が勤務しているのは、某研究施設の図書室です。蔵書は約30万冊ありますが、分野が偏っており、研究者専用としています。 それでも稀に一般の方から使いたい、という要望があり、その時は近所の公立図書館等で紹介状をだしてもらっています。 それなのに、そのシステムを理解せず、紹介状なしで入れろ入れろ、の一点張り。こっちも入れない入れないの一点張り。 馬鹿げた押し問答は二時間近くも続きました。  図書館とはいえ、客商売は楽じゃありませんね。 結局諦めて帰って行きました。
思想・学問

二夜、伊勢で宿泊して、夜がとてつもなく深い闇に包まれていることを実感しました。 それは田舎に旅行するといつも感じることで、礼文島に宿をとったときや、霊峰、大峰山や天河弁財天の入り口の天川村に宿泊したときなど、強く感じたことでした。  古来、人が最も怖れ、鬼が支配すると考えたものが、夜の闇でした。  「日本霊異記」に、伊豆に流罪になった修験道の開祖、役小角(えんのおづの)が、 昼は皇に随ひて嶋に居て行ふ。夜は駿河の富士の嶽に往きて修す。(昼は天皇の命令に従って伊豆で修行した。夜は富士山に行って修行した。) と、あります。 もちろん、そんなことは不可能で、これはフィクションと考えるべきですが、当時の人々の感覚では、昼と夜は時間の流れによって繋がっているものではなく、朝焼けと夕焼けによって全く別の世界が現出していたと思われます。 そのような例は枚挙にいとまがなく、例えば今では当たり前の、戦における夜討ちが、堅い禁忌であったことからも知れます。  民俗学者、宮本常一は、名著「忘れられた日本人」に、ある村で、文盲の人たちは底抜けに明るく、誠実で、例外なく時間の観念がなかった、と記しています。つま...
映画

EXIT イグジット

遅い夏休み最後の日、午後のひと時をDVD鑑賞で過ごしました。 フランス映画界の大御所、リュック・ベッソン製作総指揮のサイコ・サスペンス「EXIT イグジット 」です。  ある青年が殺人の疑いで逮捕され、精神病院に措置入院させられます。嫌疑不十分のまま五年間治療を受け、釈放されると、時を同じくして連続殺人が起こります。 自分が犯人なのか、それとも無実なのか苦しむ青年。 死体処理の仕事をしながら、通院により、精神治療を受けます。 妻子を亡くして自殺未遂を繰り返す同僚に頼りながら、おのれの中に潜む悪魔と葛藤を続ける青年。 そして、突如現れる売春婦。 青年・同僚・精神科医・売春婦が、いずれ劣らぬ危うさをもって、鮮烈でありながらダークな映像を醸し出し、観る者を混乱に陥れ、魅了します。 低いロックが雰囲気を盛り上げます。 アメリカ映画にはない、ヨーロッパ映画ならではの重苦しい映像が強烈な印象を残します。 前半、分けがわからず冗長な感もありますが、ラストに向かって加速していく後半のスピード感が良いです。  そしてラスト。 こんなのあり?、と驚嘆させられます。 ホラーやサスペンスをずいぶん観ていますが...
散歩・旅行

お伊勢詣り

二泊三日の伊勢・鳥羽旅行から昨夜帰りました。 初日の午後、雨に降られましたが、それ以外はなんとか持ちこたえてくれました。 まずは、豊受大神宮(とようけだいじんぐう、外宮=げくう)参拝です。 伊勢市駅から歩いて五分ほどで、外宮入口に着きますが、御宮までは十分以上歩かなければならず、また、社は見えないように塀や布で隠されています。 遠く鳥居から、二礼二拍手一礼の正しい作法で参拝しました。 お名前の「うけ」とは食物のことで、豊受大御神(とようけのおおみかみ)は食物・穀物を司る神です。このことより、衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。 内宮にまつられる天照大神の生活を守る神様です。外宮です。 お昼は伊勢名物、伊勢うどんです。 柔らかくゆでた太麺に、ほとんど生醤油に近いしょっぱいたれをたっぷりとかけたうどんで、正直、食うのが苦痛でした。名物にうまいもの無し、とは、この伊勢うどんからきているのでは、と思いました。伊勢うどんです。 満足いくものではありませんでしたが、昼を食って、バスで皇室の御祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ) を祀る内宮に向かいました。 こちらはたいへんな...
散歩・旅行

行ってきます

これからお伊勢参りに出発です。 行ってきます。
思想・学問

以前、夢日記をつけていたことがあります。 筒井康隆が夢日記をつけている、と知り、その真似をしたのです。 しかし、一カ月ほどでやめました。 夢日記をつけ始めて5日ほどで、毎夜見る夢が、極めて鮮明になりました。 その後、日を追うごとに夢は現実を侵食し、起きているのか、眠っているのか、夢と現実の境界が曖昧になってきて、怖ろしくなってやめたのです。 やめると、すぐに現実は力強く蘇り、夢は勢力を失いました。 その後、私は宮城音弥の「夢」や、ルドルフ・シュタイナーの「神秘学概論」などを読み、夢日記は危険であることを知りました。 ショウペンハウアーは、夢は短い狂気、狂気は長い夢、と評しています。 夢に関しては、予知夢、白昼夢、夢遊病、夢想、性的抑圧と、様々に分析されていますが、その実態は謎のままです。 面白いのは、断夢実験、というレム睡眠が起きた途端に起こす実験です。これを行うと、レム睡眠が後に過剰に増えるそうです。 つまりレム睡眠による夢が不足すると、脳はそれを補おうとするわけで、これは夢が人間が生きていくうえでぜひとも必要だということを表しています。 私は毎朝、夢日記をつけてみようか、という欲望...
散歩・旅行

夏休み

今日から来週の水曜日まで、遅い夏休みです。 暑い時期に休んでも、何もする気が起きないと思い、この時期にしました。 予想は的中。すっかり涼しくなりました。 明日から二泊三日でお伊勢参りに行く予定です。 学生時代、外宮だけ参拝したのですが、内宮には足を踏み入れたことがありません。 今回は古来からのならわしに従って、外宮から内宮へと参拝しようと思っています。 伊勢神宮の他に、二見浦をぶらつき、帰りは乗換駅でもあるので、素通りばかりしてきた名古屋にも立ち寄ろうかと思っています。 去年は京都に行きました。 関西は歴史や文学に関する史跡があって面白いですね。 関東の片田舎に住む者にとって、都とその周辺はあこがれのまとです。 京都でとった宿は、大通りをはさんで向かい側に在原業平邸跡の石碑が建っていて、びっくりしました。 伊勢は古来から文学作品にも多く取り上げられ、江戸時代には参拝が江戸庶民にブームを巻き起こした社。 靖国神社と違って総理大臣や皇族が堂々と訪れても、何の問題も起きない真なる聖地です。 仏教と神道を比較すると、仏教は深い思想性が魅力で、神道はスタイリッシュな儀式や衣装が魅力ですね。 用明...
社会・政治

尖閣諸島 中国人船長釈放 

尖閣諸島の事件で、勾留されていた中国人船長を釈放する、との報に接しました。 沖縄地検によれば、日中関係を考慮した、とか。  地検が外交を配慮する必要があるのでしょうか。 法に反したのなら、法に基づき堂々と起訴すれば良いし、反していないのなら釈放すればよいことです。 外交を配慮する必要は全くありません。 明治24年、有名な大津事件がありました。 来日していたロシアの皇太子ニコライに、大津で警備にあたっていた巡査が切りつけて重傷を負わせ、日本政府はロシアへ気を配り、司法省に働きかけ、巡査を死刑にしようとしましたが、大審院院長が傷害罪で死刑は適用できない、と突っぱねて三権分立を守った、という事件です。 明治人は気骨がありました。 今回のケースは、日本政府から沖縄地検に圧力があったのか、沖縄地検が勝手に外交問題を忖度したのか不明ですが、「日中関係を考慮した」と発表したのでは、中国の圧力に屈します、と言うに等しく、嘘でもいいから「立件するだけの証拠がなかったためで、日中関係は何の関係もない」、と言うべきでした。 これで、国民の反発は高まり、菅政権の支持率は下がるでしょう。 そして中国は、日本は脅...
映画

彼岸島

DVDで「彼岸島」を観ました。 人気コミックの映画化ということでしたが、煮え切らない映画でした。  某島は吸血鬼一族が支配しており、そこでレジスタンスを繰り広げる兄を救いに弟とその仲間が乗り込む、というストーリーです。 ホラー・アクションということで、派手な殺陣が繰り広げられます。 それはそこそこ良いのですが、ストーリーに説得力がありません。 やはり怪物ものは怪物の悲しみみたいなものを詩情豊かに描かないと、無理な作り物に終わってしまいます。彼岸島 スタンダード・エディション(本編DVD)石黒英雄,水川あさみ,他キングレコード↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

前田検事

村木元局長の事件で、検事が証拠の日付を改ざんしていたらしい、との報道に接しました。 いったいなぜ。 しかもその矛盾を指摘したのが、村木元局長だというから、笑うに笑えません。 事件は追及するものだったはず。 それなのに事件を作り上げようとしたのですね。 権力を持つ者が、それを恣意的に行使しようとすれば、とんでもない事態になることは明白です。 おそろしい。 警察官の犯罪は時折耳にしますが、検察官の犯罪というのは、聞いたことがありません。 この上は、身内可愛さに甘い捜査ですませず、徹底的に追及してほしいものです。 あと、村木元局長はスター扱いで復職しましたが、課長時代に部下が不正を働いたことへの管理責任は忘れられてしまったのでしょうか。
その他

お彼岸

暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので、今日は肌寒いくらいですね。 着実に秋は近付いています。 私はといえば、昨夜薬を飲み忘れたせいか、ひどい悪夢に襲われ、今も不安感、焦燥感が強く、頓服の抗不安薬ワイパックスを処方の倍飲んで、どうにか落ち着きました。 良くなっているつもりでも、薬でどうにか持ちあげているだけだ、と実感します。 今夜はきちんと夜の薬を飲もうと思います。
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