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思想・学問

思考の冒険

世の中には不思議なことがたくさんありますが、一番の不思議は、私たちがこうして生きていることでしょうね。 その不思議を思えば、幽霊が出ようが、宇宙人が飛来しようが、どうということもありますまい。 で、その不思議の謎を解こうと、様々な宗教や学問が発達してきたわけですが、この世がどのように成り立っているかということは解明できても、なぜ存在しているかは、永遠に解明できないでしょう。 もちろん、唯一絶対神のようなものを設定すれば説明はできますが、ではその神様がなぜ存在するのかを問うたなら、たちまち答えに窮するでしょう。 結局私たちは、真っ暗闇の世界を手探りで進み、やがて死んでしまうだけの存在です。 そこに意味を見出そうとしたところで、それは空しい徒労に終わるでしょう。 うつ状態が激しいとき、主治医は今にも自殺してしまいそうな私の様子を見て、「人は生きているだけで意味があるのですよ」と諭しました。 自殺を思いとどまらせるための方便にしか過ぎないその言葉に、私は心動かされることはついにありませんでした。 しかしそれでも、人は生きることに意味を見出そうとします。 社会的成功とか、個人的幸福とか、自己実...
社会・政治

先帝陛下の崩御

今日は七草粥。 もう25年くらい七草粥など食していませんが、実家にいた頃は毎年食っていたように思います。 1月7日と言えば、忘れられないのが、昭和64年のこの日、先帝陛下が崩御されたことです。 たしか日曜日だったと記憶しています。 正月休み明けの日曜日に崩御とは、ずいぶん都合が良いなぁと思ったことを覚えています。 その時、私は大学1年生。 歴史の代わり目を見ようと、その日、悪友と皇居に出かけたことを覚えています。 東京駅から皇居まで、記帳のための長蛇の列ができていましたっけ。 先帝陛下は我が国においては激動の時代を生きた天皇として、また、多くの国々では第二次大戦に重要な影響を及ぼした最後の大物として記憶されています。 先帝陛下は東京裁判で訴追されず、また明治憲法においては、天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス存在であって、そもそも責任を問うことができなかったことから、法律的な責任は無いこととされましたが、大日本帝國の主権者であった以上、道義的な責任は免れないでしょうね。 そもそも敗戦の決定は先帝陛下自らのご聖断によるものであったわけですから。 このブログで何度か主張しましたが、私は将来的には天...
社会・政治

オバマの涙

オバマ米大統領が銃規制を訴える演説の際、珍しく涙を見せる場面がありました。 何事もビジネスライクと評される同大統領には珍しいことですね。 よほど銃による被害が憎かったものと思われます。 わが国では基本的に銃の所持が禁じられており、ゆえに銃による犯罪は少ないので、米国がなぜそれほど銃所持による自衛の権利を守りたがるのか正直よく分かりません。 犯罪者が銃を持っているから自衛のために銃を持つとなると、鶏が先か卵が先かみたいな、不毛な議論に陥るような気がします。 銃を所持している人はあまりにも多く、銃規制を行ったとしても、即効性は無いものと思われますが、長い時間をかけてでも、銃の無い社会を目指すのは当たり前のような気がします。 そもそも米国の憲法に銃所持の自由が認められているというのも、かつて北米大陸を白人たちが侵略した際、地元のネイティブ・アメリカンが、当然のことながら侵略者を襲い、それに対する自衛だったものと思います。 今、侵略された人々は広大な居留地に押し込められ、かつて差別されていた黒人以上に迫害されています。 たぶんこの事実は、米国にとって最大の禁忌でしょうね。 自由だの民主主義だの...
仕事

しんどい

今日もまた、何をやっているのだか分からないうちに、一日の仕事を終えました。 隣の部署では、新人を叱る中間管理職のヒステリックな怒声が響いていました。 このところ毎日です。 いまどきの新人には、優しく接しないと辞めちゃうんじゃないかと思いますが、厳しく育てるつもりのようです。 いやですねぇ。 軍隊じゃあるまいし。 上下関係があるとはいえ、同じ社会人同士。 尊重し合わなければなりません。 まだ三日も出勤しなければ次のお休みにはならないのですねぇ。 やっぱり長い連休明けの初日が月曜日というのはしんどいようです。
仕事

仕事始め

今日が2016年=平成28年の仕事始め。 もう「2001年宇宙の旅」の世界も、「鉄腕アトム」が生まれたのも、遠い過去のことになりました。 ロボットや宇宙開発に関しては、現在の技術はSFの世界に遠く及びませんが、情報革命に関しては、過去のSF作家たちが想像もつかないくらい進化しましたね。 それがストレスでもあるわけですが。2001年宇宙の旅 キア・デュリア,ゲイリー・ロックウッド,ウィリアム・シルヴェスター,ダニエル・リクターワーナー・ホーム・ビデオ これから世界がどう変わっていくのか、私たちにはまだ何も分かりません。 今年も手探りで日々を過ごしていくしかないし、それは全人類、いや、全生命の宿命なのでしょう。 極端に言えば、明日事故で死ぬかもしれず、家で眠っていたって飛行機が落ちてくるかもしれません。 世界に安全な場所など存在しないし、安心して暮らせる国も、永遠に実現できないでしょう。 犯罪、自然災害、争い。 まことに危うい世界に、私たちは生きています。 そしてこれからも。 それはそれとして、私はただ、今年の仕事を誠実にこなす他ありません。 1年前のことは、何が起きたか鮮明に記憶していま...
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