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映画

ウォッチャーズ

昨夜は、女の嫉妬が怖ろしい事件を引き起こすサイコ・サスペンス「ウォッチャーズ」を鑑賞しました。 田舎の高校でフット・ボールの花形選手だったマイク。 彼の背番号が永久欠番になることになり、大学生活をおくる都会から恋人を連れて一時帰郷します。 田舎では、マイクの元恋人が母親の跡を継ぎ、ボウリング場を経営しています。 この元恋人が今の恋人に猛烈な嫉妬の炎の燃やします。 というのも、マイクは大学を卒業したら地元に帰って自分と結婚するのだ、と勝手に信じ込んでいたからです。 今の恋人は優しい感じの、元恋人は気丈な感じの、どちらも美人。 キャット・ファイトにも似た美人同士の争いは、ふとしたことから有り得ない展開を見せます。 すなわち、元恋人が今の恋人を拉致・監禁し、逃げられないように腱を切断。 マイクの従兄で警官の男が元恋人に気があるらしく元恋人の家を訪ねた際、偶然地下室でしばられていた今の恋人を発見すると、元恋人は躊躇なく斧を警官の胸に突き刺し、警官の銃を奪ってとどめを刺してしまいます。 そこへ我らがヒーロー、マイクの登場となりますが、そもそもの原因を作ったのはマイク本人。 相手に分かるようにはっ...
お笑い

神聖かまってちゃん

ユーチューブで偶然神聖かまってちゃんというバンドを見つけました。 戸川純や大槻ケンヂに影響を受けたという、狂気をはらんだ過激なパフォーマンスが魅力です。 私も昔、戸川純の薄気味悪いパフォーマンスに酔いしれましたねぇ。 「玉姫様」は名曲だと思います。 神聖かまってちゃんの中心人物、の子はニートだったとか。 多分ニート時代に暗く溜め込んだ世を恨む思いを歌にして思いっきり歌っているんでしょうね。 狂気じみているというより、どこか痛々しい感じがします。 命を削って歌っているような。 戸川純にはそういうところがなく、本当に奇妙なものが好きなんだろうなぁとおもったものです。 それだけに、明るかったですね。 では、神聖かまってちゃんの曲を2曲。 友達なんていらない死ね   PV    神聖かまってちゃん いかがでしょう。ちょっときついですか?花ちゃんはリスかっ! 神聖かまってちゃん   もう笑うしかないでしょう。 いかがでしたか。  神聖かまってちゃんといううざったいバンド名の意味がなんとなく分かりましたか?  それとも、頭が痛くなりましたか? それならあなたは正常です。 こんなバンドのことなど忘れ...
美術

老少女 やなぎみわ

朝一番の記事で、下手な理屈をこねくり回したので少々気分が悪いです。 そこで昼休みの記事では趣向を代えて、私が今最も注目している美術家、やなぎみわの寓話シリーズを見て目の保養をしてみます。 無垢な少女と無慈悲な老女が特殊メイクで繰り広げる、怖ろしくも耽美的な作品群で、私はただうっとりと見つめる他ないのです。 糸で老女を責める少女。 モノクロームの映像が美的です。 裸で眠る少女の脇に、不自然なほど長い杖を持った老女。 裸の少女より、グロテスクな老女に目が行ってしまうのが不思議です。 マッチ売りの少女でしょうか。 少女の不自然な笑顔が、雪とマッチの光と相まって、独特の異空間をつくりあげています。 異形の老女が鳥となった少女を運ぶ姿。 老女はこれを食うんでしょうか? 怖ろしいですねぇ。 老女の顔をした少女の顔に装飾を施す少女。 世界はぐるぐる回っています。 鮮やかなカラー映像、老女たちが着飾っています。 ここは日本昔話の異界への入り口でしょうか? いずれも癖の強い作品で、猛毒を仕込んであるようです。 私はむせかえるような香気を放つこれら作品群を偏愛しています。 でもあんまり一般向きではないかも...
文学

俗情との結託

大西巨人といえば、あまりにも長い小説「神聖喜劇」が有名です。 これは第二次大戦中の対馬守備隊を舞台に、驚異的な記憶力を持つインテリの新兵が、その記憶力と法的知識を武器に、上官らと対決する姿をとおして、旧日本軍、ひいては組織全般が持つ非人間性を提示してみせたもので、長く緻密な描写と神学論争とも言うべきディスカッションが延々と続き、正直、面白くありません。 私はそもそも理屈が勝った小説を好みませんので、辛抱たまらず途中で投げ出し、幻冬舎から出ている漫画版でどうにか読みとおした記憶があります。 しかしこの作者が「神聖喜劇」を発表する以前、俗情との結託を排する文学論を唱えていたことを思えば、その面白みのなさも納得できるところです。 俗情とは、人情、あらゆる欲望、社会世相など、人間が生きる要素すべてと言っていいでしょう。 すなわち文学とは俗情を描くものであるとも言え、俗情との結託はいわば文学の必然というべきものです。 しかし大西巨人は、俗情との結託である文学・芸術を批判しています。 その結果現れるのが、俗情と乖離しながら俗情らしきものを客観的に提示し、なんらの解釈も加えず、面白そうでもなく、感動...
社会・政治

1番でも?

先般行われた国会版事業仕分け。 今度は民主党・自民党・公明党から国会議員が仕分け人となって、各種事業に切り込みました。 驚いたのは、スーパー・コンピューター事業がまたもや仕分け対象に入っていたこと。 スーパー・コンピューター「京」は、国直轄の特殊法人である理化学研究所と富士通が共同で開発した国策事業。 驚くべきことに2位の中国のスーパー・コンピューターの4倍という驚異的な計算速度をたたき出し、6月に次いで2期連続で世界一の演算処理速度を誇る超高性能マシンです。 仕分け人たちは、管理運営経費が1.5倍に増えていることを問題視し、事業縮小と仕分けしたそうです。 ちょっとお待ちを。 2位以下にトリプル・スコアをゆうに超える世界一の能力を誇るスーパー・コンピューターを開発した以上、これを維持管理することは絶対に必要です。 その維持管理費用が、これまでのはるかに性能が劣るスーパー・コンピューターと同じような金額でおさまるとでもお考えでしょうか。 高級車を買えばハイオク・ガソリンを入れねばならず、大衆車より燃費も悪いでしょうから維持管理に金がかかるのは子どもでもわかる理屈。 単純に昨年度比何%増だ...
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