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社会・政治

太平洋の覇権

横須賀に配備されている原子力空母、ジョージ・ワシントンが南シナ海を航行しているそうですね。 近頃中国が初めて空母を就航させたことへの牽制だとか。 ベトナムの軍関係者がジョージ・ワシントンを空路訪れ、意見交換をしたのだそうです。 時あたかもベトナム、ハノイで一般民衆による反中デモの真っ最中。 中国は東南アジアでも盟主気取りで、南沙諸島の領有を主張してるやに聞き及びます。  危ないですねぇ。 米国が。 中国の台頭、わけても米国の海だった太平洋に中国の空母が乗り出すとなると、米国人は過剰に反応し、反射的に中国を敵国とみなし、綿密な計画を立てて中国潰しにかかるかもしれません。 わが国も70年ちかく前、その手でやられたのですよねぇ。 ハワイ王国も、イラクもやられました。 中国は今、破竹の進撃を続けているように見えますが、実態は、つぎはぎだらけの技術と、人命軽視、農村戸籍と都市戸籍に見られる国家的差別主義、など、国民の人権を著しく制限することによって支えられている砂上の楼閣。 米国が本気で中国を潰そうと決意したならば、地獄の戦場が待っていましょう。 ただ、中国は核保有国ですので、お互いに破滅すると...
社会・政治

使い捨て

「歌手1年、首相2年の使い捨て」と言ったのは、故竹下登総理でしたか。 でも安倍・福田・麻生・鳩山・菅と、2年持った人はいません。 せいぜい1年ちょっと。 今なら「歌手1年、首相も1年」となるでしょうか。 安倍元総理は憲法改正や教育基本法改正に意欲を燃やす大型の政策を打ち出しましたが、悲しいかな、体が言うことを聞きませんでしたね。 お父さんの安倍晋三元外務大臣と一緒です。 体が弱い家系なんでしょうか。 福田元総理はやや乱心気味でしたね。 逆切れ辞任とでも言ったところでしょうか。 意外なのは麻生元総理です。 コツコツ真面目にやっていましたが、解散を先延ばしにしたせいで、選挙に敗れ、総理の座から陥落しました。 選挙という民意によって辞めたのはこの人だけですね。 鳴り物入りで官邸入りした民主党・鳩山前総理、霞が関埋蔵金から16兆円出てくるとか、日米中正三角形外交とか、それに付随する普天間基地移設を国外最低でも県外とか言って無駄に日米関係を冷え込ませたり、友愛なんていう気持ちの悪い言葉を、魑魅魍魎が跋扈する永田町で平気な顔して口にして宇宙人と陰口を叩かれたり。 私は歴代総理の中でこの人が最も向い...
文学

鵜飼船

今はもうおばちゃんになっちゃったパフィーちゃん。 激売れしているときは、奥田民生から、「お前らは鵜飼いの鵜だ、飲まずに吐き出せ」と発破をかけられたとか。 鵜とは切ないものですね。 主人から搾取される、資本主義の悪魔を象徴しているような鳥です。 むば玉の 闇のうつつの 鵜飼舟 月のさかりや 夢もみるべき   藤原家隆 「壬二集」(玉吟集ともいう)に所収の和歌です。 闇夜を徹しておこなわれる鵜飼舟。 鵜飼を渡世とする者たちにとっては、闇こそがこの世の現実なのでしょう。 月の明るい晩には、やすらかに寝て夢を見ることもあるのでしょうか。 鵜飼いは春から晩夏にかけて行われ、この季節が終わればいよいよ秋。  そういえば、今日は馬鹿に涼しいですね。 涼しい雨がぱらついています。 職場のエアコンはかかっていませんが、それにすら気付かないほど快適です。 節電だなんだと騒いでいましたが、世は確実に秋に向かっているようです。百首歌の世界 不遇の中の詩心中尾 彰男さんこう社にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
映画

GANTS

劇場公開時、爆発的なヒットを飛ばしたSF映画「GANTS」をDVDで鑑賞しました。 原作の漫画のことは全然知らないので、原作との比較はできませんが、謎が謎のまま残って、どうもすっきりしませんねぇ。 10月発売予定の続編を観ろってことなんでしょうけど。 嵐の二宮演じるクロノと、松山ケンイチ演じる加藤は、地下鉄のホームから酔って転落した男を助けようとして、電車に轢かれてしまいます。 その直後、二人は無傷のまま、黒い巨大な球体=GANTSが置かれたマンションの一室で目を覚まします。 そこには、死んだと思われる人々が集められていました。 ここはあの世?、何なの?と疑問に思っていると、GANTSから、星人なる者たちと戦い、倒した者に5~15点くらいの点数がつき、100点になれば記憶を消されて元の世界で暮らせるという条件が提示され、否応なしに戦いの場に飛ばされます。 一つの戦いが済めばしばし元の世界に戻り、次の戦いの際には予告なくマンションの一室に連れ戻されます。 ネギを持って歩く星人、安い人形のような星人、東京国立博物館と思しき場所にある大仏のような星人。 クロノは戦いの面白さに目覚め、ゲームに...
文学

ひまわり

今日も千葉は暑かったですねぇ。 お盆は過ぎてもまだまだ夏は続きます。 夏といえば、ひまわり。 ひまわりの毒々しい色、びっしり詰まった花弁、一面に咲き誇る姿、どれも私には暑さを倍加させる、気味の悪い特徴に思えます。 だから私は、ソフィア・ローレンの名画「ひまわり」のラストが気に入りません。 なんだか薄気味悪いではないですか。 向日葵の ゆさりともせぬ 重たさよ  北原白秋 暑そうですねぇ。 風も吹かないのですね。 しかしその重たさ、晩夏に違いありません。 重たいひまわりは、秋の訪れを誘うものでもあるようです。 髪に挿せば かくやくと射る 夏の日や 王者の花の こがねひぐるま  与謝野晶子 こちらは盛夏の趣ですね。 日周りとも書いたというこの夏の花。 その花を髪飾りにして、王者の花を誇ったのですね。 歌人自身も若く美しく輝き、王者の花は歌人を神々しく彩ったことでしょう。 夏の終わりはどこかさびしく、王者の花はもうその輝きを失いつつあります。  その寂しさを超えたなら、過ごしやすい秋の到来。 待ち遠しいですねぇ。白秋 青春詩歌集 (講談社文芸文庫)三木 卓講談社新選 与謝野晶子歌集 (講談社...
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