がぶり寄り

その他



  琴奨菊関が大関に昇進しましたね。
 得意はがぶり寄り。

 大きな体をせりあげて寄っていく姿は、同じ佐渡ケ嶽部屋の大先輩で、現尾車親方の琴風関を彷彿とさせます。
 琴風関はほとんどの決まり手ががぶり寄りによる寄り切りで、安定感は抜群でしたが、安定した取り口ゆえに変化を好まず、千代の富士北の海などの大横綱になかなか勝てず、横綱には手が届きませんでした。
 いわゆる名大関ですね。

琴風関です。

 琴奨菊関には、強烈ながぶり寄りで、横綱を目指してほしいものです。
 いつまでも白鵬の一強時代では土俵がもりあがりませんからねぇ。
 そして来場所大関とりを目指す稀勢の里関にも、駆け足で横綱を目指してほしいものです。
 あのふてぶてしい面構えは、北の海以来でしょう。

 話は変わりますが、中学生の頃、某深夜番組で、荒勢の温泉がぶり寄りというコーナーがありました。
 元関取の荒勢が、うさぎちゃんと称するAV女優と一緒に温泉につかり、その温泉の宣伝をするのです。
 深夜番組ということもあって、うさぎちゃんは無粋なバスタオルなど巻いておらず、裸をさらしていて、少年の私は眠気を感じる暇もなく、女体を凝視していましたっけ。

 ま、それはともかく。
 大相撲はここ数年様々な問題にさらされ、存亡の危機に立っています。
 大相撲を立て直すには、人気力士が優勝目指してしのぎを削り、土俵を盛り上げるのが一番手っ取り早いでしょう。
 八百長が完全になくなれば力士はがちんこ相撲で体力を消耗し、一人一人の力士寿命は短くなるでしょう。
 しかし、若くして衰えるのは、がちんこを続けた結果だと考えれば、むしろ名誉なことでしょう。
 もっとも、魁皇関が八百長漬けで長持ちしたとは思いませんが。

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