天安門広場の、故毛主席の肖像画の正面に車が突っ込み、炎上するという事件が起きました。
中国政府、事故と強弁するのかと思いきや、早々に事件として捜査すると発表し、ウイグル族の者2名を容疑者としているようです。
1989年の天安門事件を思い出しますねぇ。
あの頃、ソ連や東欧などの共産圏が次々に民主化し、ついに中国も共産党一党独裁が崩れるのかと期待しましたが、結局小平は戦車まで出動させて武力で鎮圧してしまいました。
死者は数千人とも数万人とも噂されましたが、厳しい情報統制のため、今にいたるも確たることは分かりません。
しかし、今、ネット社会が現出し、中国版ツイッターでは次々と事件に関するつぶやきが投稿され、ネット・ポリスは片っぱしから削除しているようですが、追いつかないのが現状のようです。
さらには、NHKの国際放送を遮断し、今回も情報統制を強める構えのようです。
この先どうなるのかは、誰にも分かりません。
徒花に終わるのか、大きな変化につながるのか。
しばらくは目が離せません。