秋雨物語

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 今日はじつに久しぶりにホラー小説を読みました。
 貴志祐介の「秋海物語」です。
 この作者には珍しい短編集となっています。

 かつて、「黒い家」・「悪の教典」・「13番目の人格」・「天使の囀り」などなど、本格の長編ホラーを夢中になって読んだものです。
 で、いつの間にか、ホラー小説もホラー映画も観なくなりました。
 しかし元々好きなジャンル。
 童心に帰った気持ちでホラーを味わいました。
 そこには青春時代の傷が絵画れていて、もはや青春など程遠い初老の叔父さんには残酷なものでした。
 もう少し青春を味わえば良かったと切に思います。