昨夜はケビン・コスナー主演のB級ホラー「ネスト」を鑑賞しました。
ケビン・コスナーといえば数々の大作で主演を張ったハリウッドの大物ですが、今回はずいぶん安っぽい、いかにもB級らしい、あほらしいホラーへのご出演で、なんとなく似合わない感じがしました。
妻に捨てられ、女子高生の娘と小学生の息子と三人で心機一転、田舎暮らしを始めた小説家。
立派なお屋敷ですが、周りには家が一軒もなく、森があるだけです。
その森に奇妙な塚を見つけます。
ちょうど小さな古墳のような。
娘はなぜかその塚で過ごすことを好むようになります。
やがてその塚が、古代に滅んだはずの先住知的生命体の巣=nestであるらしいことに気付きます。
息子が小学校で配布された蟻の巣キットと、塚の巣が掛け合わされて、本来昆虫や小鳥などの小動物の巣を意味するnestがタイトルになっている理由が示されます。
先住知的生命体の安っぽい着ぐるみ、わざとらしく嫌味なエンディング、女子高生のクレイジーぶり、どれもB級らしく、私には好ましく思えました。
どちらにせよ、マニア向けの映画であることは間違いありません。
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ケビン・コスナー,イバナ・バケロ,サマンサ・マシス,ガトリン・グリフィス,ジェームズ・ギャモン | |
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