ヒッチコックの名作「サイコ」からヒントを得たと思われるサスペンス「サイコ・リバース」を鑑賞しました。
ヒッチコックの「サイコ」に見られた緊張感はなく、冗漫な感じでした。
母親に虐待され続けた青年ジョン。
母親の死後、エマという名のもう一つの人格がジョンに現れます。
夫婦としてひっそりと生活していたジョンとエマ。
しかし、自宅のすぐ横を通る列車が事故を起こし、庭に列車が突っ込んできて、庭で洗濯物を干していたエマが新聞写真に載り、九死に一生を得た女性と報道されたことで、ややこしいエマ=母親とジョンの確執が始まります。
いくら女装して裏声で話したところで、誰か気付くだろう、という不自然さは否めず、それが鑑賞していてしらけた気分になる要因のように思います。
「サイコ・リバース」というタイトルは名前負けのような気がします。
「サイコ2」・「サイコ3」の正統的続編のほうが見ごたえがあります。
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