サイコ・リバース

映画

 ヒッチコックの名作「サイコ」からヒントを得たと思われるサスペンス「サイコ・リバース」を鑑賞しました。
 ヒッチコックの「サイコ」に見られた緊張感はなく、冗漫な感じでした。

 母親に虐待され続けた青年ジョン。
 母親の死後、エマという名のもう一つの人格がジョンに現れます。
 夫婦としてひっそりと生活していたジョンとエマ。
 しかし、自宅のすぐ横を通る列車が事故を起こし、庭に列車が突っ込んできて、庭で洗濯物を干していたエマが新聞写真に載り、九死に一生を得た女性と報道されたことで、ややこしいエマ=母親とジョンの確執が始まります。

 いくら女装して裏声で話したところで、誰か気付くだろう、という不自然さは否めず、それが鑑賞していてしらけた気分になる要因のように思います。

 「サイコ・リバース」というタイトルは名前負けのような気がします。
 「サイコ2」・「サイコ3」の正統的続編のほうが見ごたえがあります。

サイコ リバース [DVD]
マイケル・ランダー,ライアン・ロイ
アメイジングD.C.
サイコ [DVD]
アンソニー・パーキンス,ジャネット・リー
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
サイコ2 [DVD]
トム・ホランド
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
サイコ3 / 怨霊の囁き [DVD]
アンソニー・パーキンス,ダイアナ・スカーウィッド
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

人気ブログランキングへ

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしいすごいとても良い良い