英国の田舎が舞台のサディステック・ホラー「クレイジーズ・キッチン」を昨夜鑑賞しました。
英国の片田舎の古びたホテル。
そこに若い男女数名のグループが宿泊します。
ホテルのミート・パイは絶妙な味。
その他の料理も最高です。
でもそれは、宿泊客を殺害して食材にしたものだったのです。
で、当然彼ら男女も食材にされる運命にあり、ホテルの支配人の倅でハンバーガーショップ(多分、人肉)を営む男と生き残りをかけて闘いますが果たして生き残れるのか、というお話。
アマゾンでの評価はかなり低いですが、私にはじゅうぶん楽しめました。
米国製ホラーにはないヨーロッパ独特の暗さも良いですし、あまりに残虐なシーンは暗転させて悲鳴だけで表現したり、刺されて苦しむシーンを空を彷徨う手だけで見せたり、なかなか古風な演出で好感が持てます。
もっともアマゾンでのレビューはそこにダメだししている人が多かったようです。
それにしても英国人というのは、人肉を喰らうというともっぱらミート・パイみたいですねぇ。
ミュージカル「スウィーニー・トッド」では、ある貴族に妻と娘を奪われ、自身は無実の罪で十五年も服役した理髪師が、殺人鬼となって客を殺害しては肉をミート・パイ専門のレストランに融通するという話でした。
そういえば、テムズ川の伝統的ウナギ料理もウナギ・パイでしたねぇ。
ちなみに、夜のお菓子、浜名湖のうなぎパイとは全く関係ありません。
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