朝っぱらからおバカなホラーを2本続けて観てしまいました。
「HATCHET ハチェット(手斧)」とその続編「HATCHET After Days」です。
13金シリーズのジェイソンのように、死んだと思われていた少年、ビクターが沼地で生きて成長し、自分を殺そうとした者に復讐しようと思い詰めるうち、沼を訪れる者は盲滅法殺して回る殺人鬼となり、呪われた沼となる、というお話。
目新しいところはありませんが、ビクターが人殺しをするシーンに遊び心があります。
体を縦に半分に裂いたり、顔面を削り取ったり、鼻の部分から頭を切り、切られた鼻から上だけになった状態の男がまだ生きていて何が起こったか分からず目をぱちぱちさせたり。
ビクター、ジェイソンやフレディ、ブギーマン等ダーク・ヒーローの大御所もびっくりの大活躍です。
軽くお色気もあり、もはやブラック・ユーモアというよりドタバタ・コメディの様相を呈しています。
こういう馬鹿馬鹿しくてしかも人情味が無い乾いたホラーというのは、ハリウッドの得意技ですねぇ。
日本人がホラー・コメディを作ると、どうしてもほろりとさせる要素を取り入れちゃうんですよねぇ。
おバカに徹してお見事。
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