千葉市中心部にあるシネコンに出かけました。
観たのは、「パラノーマル・アクティビティ4」。
ホラー映画のシリーズ物の宿命なのか、だんだんお笑いに近づいているようです。
まずは予告編をご覧ください。
第一作で最初の被害者となったケイティが、この作品では魔的存在の代行者に変貌しています。
これまで一貫して取られてきたフェイク・ドキュメンタリーの手法も捨て去り、ケイティが派手に活躍します。
第一作は170万円という超低予算ながら全世界でヒットし、世界のホラー・ファンを震え上がらせました。
その後番外編ともいうべき「TOKYO NIGHT」を含め、第2作、第3作と、ケイティは重要人物ながら映像に登場することはなく、何が何やらわからない恐怖を維持し続けてきました。
しかし第4作にいたって、ケイティは堂々と登場し、悪を代行します。
ここにいたって、物語はかなり分かりやすくなりましたが、意味不明の恐怖というこのシリーズの魅力は半減してしまいました。
残念です。
この手法を使うかぎり、ほとんど永久的に続編を作ることが可能です。
13金シリーズのジェイソンがムーン・ウォークを披露したり、ニュー・ヨークに乗り込んだり、果ては宇宙にまで行ってしまうという悪乗りがこのシリーズでも行われることを危惧します。
やっぱりホラーの基本は恐怖ですからねぇ。
 | パラノーマル・アクティビティ3 [DVD] |
クリストファー・ニコラス・スミス,ローレン・ビットナー,ハリー・フット,クロエ・チェンゲリ,ジェシカ・タイラー・ブラウン |
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン |

にほんブログ村

映画(オカルト・ホラー) ブログランキングへ