ご成婚20年

精神障害

 昨日は皇太子殿下ご夫妻の結婚20年の記念日だったそうですね。

 「全力でもってお守りします」
 というプロポーズの言葉は、当時流行語になりましたね。

 しかし、その後お二人には不幸が襲います。
 お世継ぎをあげることを最優先事項にする宮内庁と、元外務省職員として、多くの国を訪れ、親善に努めたいという妃殿下のお考えが真っ向から対立。
 しかもやっと生まれたお子様は、皇位継承権の無い女の子。
 にわかに女帝、女系論争が巻きおこりました。

 このような激しいストレスにさらされ、妃殿下は精神に変調を来してしまいます。

 妃殿下はもう9年以上、適応障害のため、公務を制限し、療養生活をおくっておられます。
 適応障害とは、ひらたく言えばストレスの原因が明白である場合のうつ状態のことで、ストレスの原因とは、皇太子妃という立場そのものにあることは明らかでしょう。

 適応障害の場合、ストレスの原因を取り除き、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬を服用し、心と体を休めることが治療の大方針でなければなりません。

 しかるに、ストレスの原因である皇太子妃という立場に居続ければ、治るものも治らなくなります。
 公務を減らしたところで、さまざまにマスコミに書きたてられ、国民から好奇の目で見られる現在の立場を離れないかぎり、治癒は困難でしょう。

 今の治療方針というのは、今まで毎日泳いでいたのを、風邪をひいて熱が出たため泳ぐ時間を減らして風邪薬を飲み続けている、みたいなもので、泳ぐことそのものを止さなければ、治りようがありません。

 あたら有能な皇太子妃の体力や知力を奪い続けているとしか思えません。

 皇太子殿下及び妃殿下がどうお考えなのかは分かりませんが、私はこの際離婚を前提とした別居に踏み切ることをお勧めします。

 そうでなければ、将来皇后陛下となられる妃殿下の後半生は、悲惨なものになること必定です。

 一人の女性として、妃殿下の幸せを願うなら、宮内庁も皇族も、また国民も、前向きな離婚を支持すべきであろうと考えます。


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